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紙の本
飢餓浄土 (河出文庫)
著者 石井 光太 (著)
途上国に伝わる数多くの幻想や流言は、眼前の現実を凌駕する。フィリピンの密林に現れる人食い日本兵の亡霊、「私が産んだの」と乳飲み子を抱き始めたオカマ、奇形児を谷底に突き落と...
飢餓浄土 (河出文庫)
飢餓浄土
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商品説明
途上国に伝わる数多くの幻想や流言は、眼前の現実を凌駕する。フィリピンの密林に現れる人食い日本兵の亡霊、「私が産んだの」と乳飲み子を抱き始めたオカマ、奇形児を谷底に突き落とし続けた産婆を襲う祟り、虐殺地で人間の死体を食い漁り生き延びた野犬…グロテスクな「幻」がえぐり出す貧困地のリアル。【「BOOK」データベースの商品解説】
途上国に伝わる数多くの幻想や流言は、眼前の現実を凌駕する。フィリピンの密林に現れる人食い日本兵の亡霊、奇形児を谷底に突き落とし続けた産婆を襲う祟り…。貧困地のリアルをえぐり出す、グロテスクな「幻」を活写する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
石井 光太
- 略歴
- 1977年、東京生まれ。国内外の貧困、医療、戦争などをテーマに取材、執筆活動を行う。『物乞う仏陀』『神の棄てた裸体』『絶対貧困』『飢餓浄土』『遺体』『ノンフィクション新世紀』『蛍の森』など著書多数。
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ノンフィクション作家・石井光太氏が読者に贈る途上国に伝わる幻想と流言を集めた一冊です!
2020/06/21 10:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ノンフィクション作家として活躍されている石井光太氏の作品です。同氏は、ノンフィクションだけでなく、近年、絵本、漫画原作、シナリオ、写真集、小説なども発表されています。同書は、途上国に伝わる数多くの幻想や流言を集めたもので、読者に眼前の現実を凌駕する迫力で迫ってくる一冊です。フィリピンの密林に現れる人食い日本兵の亡霊、「私が産んだの」と乳飲み子を抱き始めたオカマ、奇形児を谷底に突き落とし続けた産婆を襲う祟り、虐殺地で人間の死体を食い漁り生き延びた野犬など、グロテスクな「幻」がえぐり出す貧困地のリアルが臨場感をもって描かれます。同書の内容構成は、「第1章 残留日本兵の亡霊」、「第2章 性臭が放つ幻」、「第3章 棄てられし者の嘆き」、「第4章 戦地にたちこめる空言」となっています。