紙の本
姉妹をつなぐもの
2022/08/03 03:30
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少期の誘拐事件から、思わぬ出世の秘密が暴かれていくのがスリリングです。シーツの下にえんどう豆を隠す童話も、伏線にはピッタリですね。
紙の本
ひねり過ぎ?
2015/12/03 01:36
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校1年生の時に思想史阿姉は、当時3年生。成長して再開するものの、本当にしまいかどうか、疑問を抱くのは至極自然。ネタバレになるから先の感想が書きにくいのだが、ラストの強烈さは、湊さんらしいなと感心。
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投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
失踪していた姉が帰ってきた。別人になって。家族は入れ替わりに気づいていながら、下の娘には真実を話さないなんてことがあるのだろうか。疑問。話の展開は面白かった。
紙の本
豆の上って
2015/01/23 03:52
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投稿者:ルイス - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読む湊作品でした。
妹の結衣子ちゃんの視点で綴られていく。
お姉ちゃんの万佑子ちゃんが失踪してしまって、その後の展開は、この家族にとって(特に母親)には辛すぎるものだったようです。読んでいるこちらもなんか悲しくなってしまった。全部読んでから思ったことは、第一章と最終章だけ読んどけば良かったかなと感じたことです。
読後も、なんだかなぁって終わり方でした。
こういう感じのことを豆の上で眠るというのかもしれない。
映像化向けの作品なんでしょうね。たぶん。
一回読めばもういいです。
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わーわーわー!!!
と、思わず叫びたくなる話。衝撃。
なかなか告白から進歩しない、告白より面白い作品を産まない(個人的感想です)と思っていましたがこれはすごかったです。
湊さん特有のくどさもなかった。一人称で話しかけるように語り続けるあのくどさに飽き飽きしてたんです。
ほんと本ものってなんでしょうね。繋がりとか。
けれどこれで一番可哀想、というより不幸なのはやはり結衣子だけで、なかなかのイヤミスっぷりがたまらなかったです。久しぶりに没頭して一気に読んでしまいました。
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すぐにお姉ちゃんが出てくるので、あれ失踪したんじゃなかったの?とモヤモヤしながら戻ってきて、そこからの展開がすごかったです。読み終わってよくよく思い返すと確かに最初の方に大ヒントが出てきてました。湊かなえさんの家族ものは後味が悪いので星4つにしたけれどもすごく面白かったのは間違いないです。有名子役を使ったドラマかなんてされないことを願います・・・。
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この本はあらすじを知っていたらつまらなくなるかもしれないので、前知識なしで読む方がいいと思う。特にAmazonのあらすじは書きすぎだ。
この小説のあらすじなどはすっかり忘れてしまった頃に図書館で予約がきたので、何かがおかしい、いったいなんだろうと先が知りたくなる。
あまり前知識なしに自分ならどう思うか、本物とは何か、考えてみたほうがいいと思う。
私はこの小説に出てくる家族とは考え方が違う。
こんなやり方は間違っているし、主人公は最も傷ついた被害者だ。
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小学3年生の姉が行方不明になった。
大学生になった妹の視点で、過去と現在を行きつ戻りつ語られる。
ミステリーとしては面白かったが、姉が行方不明になった後の母親の様子が痛々しくて、読んでて苦しかった。
(図書館)
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小学生の時に失踪した姉は無事帰還する。物語はその姉に違和感を持つ妹の視点で展開。ラストはちょっと唐突な感じは歪めないがそこまでのゾクゾクする心理描写は充分楽しめ一気読み。本物って何だろうと考えてしまう。少し物足りないのは既視感あるオチだからか。
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読者にとっての謎を解く鍵は、けっこう早い段階で出てきてたんだなー、と。
家族にとって、血の繋がり以上に大事な絆があったり、共に過ごすだけでは越えられない血の繋がりがあったり。
結衣子と、戻ってきた万佑子が、なんだか不憫に思われました。
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本ものかどうかが気になって、一気読み。
13年前に行方不明になった姉が2年後に戻ってくるけど、どうも違うと感じる妹。
この展開を思いつくのがすごい。
2年間周囲にばれなかったことや、実際誘拐された姉が帰りたいと思わない筈がないなど思うけど、結衣子の揺るぎない違和感が読み手にうつって、真相を知りたくなる。
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物語の初めから、すごくきれいな言葉が綴られていてすぐに物語に引き込まれた。
湊さんの作品は母親にスポットがあたる作品が多いですが、今回も母親と娘の関係性を考えさせられる作品でした。今回は母と娘という関係だけでなく、姉妹とは、本当の家族とはというテーマも大きかった。
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むかし姉妹に何があったのか。
気になってすいすい読めるんだけど、最後が「え~(-_-;)」って感じでした。
そんな姉の心理に納得いかず。
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途中、面白かった所もありましたが、前半部が長かっただけにタネ明かしの急展開が残念。
いくらなんでも、あんな真相を家族にも黙ってるなんてありえるんだろうか?
すっきりした終わり方ではないので、中途半端な感じがしました。
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結衣子が小学一年生の夏、仲良しだった2歳年上の姉万祐子が行方不明に。
2年後に記憶を失って帰って来た姉は、別人のようだった。
布団の下に豆があるようなほんの少しの違和感。
本物って何ですか?
湊さんの作品の、この後味の悪さが好きです。