サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 未評価 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:研究者
  • 発売日:2014/02/25
  • 出版社: 慶友社
  • サイズ:22cm/366p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:978-4-87449-144-7
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

動植物供養と現世利益の信仰論 (考古民俗叢書)

著者 高木 大祐 (著)

なぜ動植物を供養するのか? なぜ寺院で祈願をするのか? 動植物供養と、大漁・航海安全という現世利益の祈願を題材として、生業の視点から仏教民俗を分析する。【「TRC MAR...

もっと見る

動植物供養と現世利益の信仰論 (考古民俗叢書)

税込 9,350 85pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

なぜ動植物を供養するのか? なぜ寺院で祈願をするのか? 動植物供養と、大漁・航海安全という現世利益の祈願を題材として、生業の視点から仏教民俗を分析する。【「TRC MARC」の商品解説】

"本書は動植物供養と、大漁・航海安全という現世利益の祈願を題材として、生業の視点から仏教民俗を分析するものである。
 第一部は「漁業と仏教民俗」として、漁業にかかわる動植物供養と祈願の様相をみていく。第二章の鮭供養の事例では、人工ふ化事業の実施、海面での建網漁の衰退といった時代背景を持ちながら、各地域で鮭に与えられている位置付けと、鮭という魚そのものの特質を反映して供養が行われている様子を描く。第二章では、ハマチ、真珠貝、鰻と三種の養殖漁業に着目し、それぞれの生業が持つ困難さを背景として、供養という儀礼が必要とされていることを明らかにする。第四章では、三重県南部を事例として、一度建立された魚霊供養碑や大漁記念碑が、その後の地域の生業史の展開の中で様々に意味合いを変えていく様相を捉え、記憶の継承という観点から供養碑の持つ意義を考察する。
 第五章では青峯山と那智山を対象として、大漁・航海安全祈願の信仰を受ける寺社について、漁業の歴史的展開からみた信仰史の考察を試みる。その中で、従来言及されることの少なかったこうした寺社へ参拝する漁民の広域的な信仰のあり方について検討する。また、遠洋漁業船の船主の信仰に着目することも、本書における新しい試みである。第六章では奥山半僧坊を事例として、活動範囲を広げ、新たな参拝対象を求める漁民の動きと、信仰を広めようとする寺院側の動きが関連しあいながら信仰を広げていった様相をみる。
 第二部では、様々な生業から動植物供養の背景と意義を考察していく。第二章では山形県置賜地方を中心とした草木供養をめぐる動きをまとめた上で、造園業に着目し、造園という仕事が求める草木を観察する眼と、その草木観が草木に生命、霊魂を感じさせ、供養を必要とする動機につながっている様子を描く。第三章では動物園・水族館における慰霊に着目する。自然界の生物を人工的な環境で飼育するというジレンマを後景として、どんなに大切に育てた動物であっても死なせたという感覚が残ること、死んだ動物に対する気持ちを来園客とも共有することなどなどの要因から慰霊が行われていることを明らかにする。また、この場合の慰霊とは、政教分離という政治的要因への配慮から採られた形式であって、本質において供養と変わらないことにも言及する。第四章では猟友会の動物供養を取りあげ、かつてより趣味とみられることの多くなった現代の狩猟でも、動物との対峙のなかから供養の動機が生まれていることを明らかにする。
 結論として、生業の中で生まれてくる、動植物に個性を認める生命観や、生業の困難さと向き合うなかで目に見えない要素に感じる不安が、動植物供養や大漁・航海安全祈願の背景にあり、供養や祈願を行うことが寺院に求められる力であることを論じる。"
【商品解説】

目次

  • 序章 生業からの仏教民俗研究へ向けて
    • 第一節 生活と仏教の関わりを考える−民俗信仰・仏教民俗とその周辺の研究史−
    • 第二節 本書の課題
  • 第一部 漁業と仏教民俗
  • 第一章 研究史と問題の所在
    • 第一節 漁民信仰の研究史
    • 第二節 魚介類供養の研究史
  • 第二章 鮭漁と鮭供養
    • 第一節 鮭をめぐる民俗とその研究史
    • 第二節 岩手県宮古市津軽石の「鮭霊塔」と「鮭霊祭」

著者紹介

高木 大祐

略歴
〈高木大祐〉1977年生まれ。埼玉県出身。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程後期単位取得退学。同大学民俗学研究所研究員。我孫子市杉村楚人冠記念館嘱託職員。博士(文学)。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価0.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2015/04/14 00:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。