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紙の本
イギリス繁栄のあとさき (講談社学術文庫)
著者 川北 稔 (著)
今日、イギリスから学ぶべきは、成熟期以降の経済のあり方と、衰退の中身である。大都市への一極集中、老親の扶養問題…。世界システム論を日本に紹介した碩学が、大英帝国の内側を解...
イギリス繁栄のあとさき (講談社学術文庫)
イギリス 繁栄のあとさき
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商品説明
今日、イギリスから学ぶべきは、成熟期以降の経済のあり方と、衰退の中身である。大都市への一極集中、老親の扶養問題…。世界システム論を日本に紹介した碩学が、大英帝国の内側を解き、歴史における「衰退」を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
今日、イギリスから学ぶべきは、勃興の理由ではなく、成熟期以後の経済のあり方と、衰退の中身である――。産業革命を支えたカリブ海の砂糖プランテーション。資本主義を担ったジェントルマンの非合理性。英語、生活様式という文化遺産……。世界システム論を日本に紹介した碩学が、大英帝国の内側を解き、歴史における「衰退」を考えるエッセイ。(講談社学術文庫)
今日、イギリスから学ぶべきは、勃興の理由ではなく、成熟期以後の経済のあり方と、衰退の中身である――。
産業革命を支えたカリブ海の砂糖プランテーション。資本主義を担ったジェントルマンの非合理性。英語、生活様式という文化遺産……。
世界システム論を日本に紹介した碩学が、大英帝国の内側を解き、歴史における「衰退」を考えるエッセイ。【商品解説】
目次
- はじめに 不況か「衰退」か
- 第1章 近代世界システムのなかのイギリス
- 第2章 「ジェントルマン資本主義」の内側
- 第3章 文化の輸出と輸入
- 第4章 ヘゲモニーの衰退はどのようにして起こるか
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イギリス繁栄のあとさき
2021/10/20 20:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界システム論に基づいてイギリスの「衰退」について、日本は何が学べるかを論じている。世界システム論についても基本的な点を抑えて紹介されており、とても勉強になる。私が読んだ限り、世界システム論においては、オランダ、イギリス、アメリカの三ヶ国がヘゲモニー国家であったとされている。本書ではイギリスだけでなくオランダやアメリカについても論じており、とても勉強になった。
紙の本
イギリスの成熟期以降の経済の在り方とその衰退の中身を丁寧に考察した画期的な書です!
2020/03/10 10:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、近代において世界を支配した大英帝国の内情を明確に示し、世界史における大英帝国の衰退について考察したとっても興味深い作品です。大英帝国は、大航海時代に世界中に進出し、多くの未開地でプランテーション経営を行ったり、また資本主義をいち早く導入したヨーロッパ一の繁栄を誇った国家でした。それが時代とともに、世界のトップの座から滑り落ちるように衰退していきました。ここで著者は、現代の日本人がイギリスから学ぶべきは、こうした成熟期を迎えた後の経済の在り方とその衰退の中身についてであると主張します。その点から、同書は、近代以降のイギリスについて、「はじめに 不況か衰退か」、「第1章 近代世界システムのなかのイギリス」、「第2章 ジェントルマン資本主義の内側」、「第3章 文化の輸出と輸入」、「第4章 ヘゲモニーの衰退はどのようにして起こるか」という内容構成で、その内情をじっくりと考察していきます。