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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/04/10
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/190p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-022227-3

紙の本

海うそ

著者 梨木 香歩 (著)

昭和の初め、人文地理学の研究者、秋野は南九州の遅島へ赴く。彼の心を捉えて離さないその島。そして地図に残された「海うそ」ということば。50年後、不思議な縁に導かれ、秋野は再...

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海うそ

税込 1,650 15pt

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商品説明

昭和の初め、人文地理学の研究者、秋野は南九州の遅島へ赴く。彼の心を捉えて離さないその島。そして地図に残された「海うそ」ということば。50年後、不思議な縁に導かれ、秋野は再び島を訪れる…。魂の遍歴の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

梨木 香歩

略歴
〈梨木香歩〉1959年生まれ。作家。小説に「西の魔女が死んだ」「渡りの足跡」「水辺にて」など。

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みんなのレビュー141件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

美しい装幀の陰に、物語の深淵。

2020/06/12 22:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、美しさのなかに少し暢気なエッセンスをまぶしたような装幀で書店に並び、開いてみれば、そこには(たぶん)架空の島・南九州の遅島の地図。
最初、人文地理学者である主人公・秋野が巡る島を、その冒頭に添えられた地図を見ながら一緒に巡るように読むのが楽しかった。
がしかし、途中、その島が、廃仏毀釈の最前線のような扱いを受けたのだと知るあたりから、徐々に旅の意味が重みを増してくる。
物語は、かつて日本全国で巻き起こったであろう喪失の歴史を描いたものでもあって、それを追体験するかのように島の傷跡を巡る旅は、苦痛。さらに、戦争という国策無策によって多くのモノが失われ、さらに戦後もまた喪失の歴史はつづく...。
実は、戦後の再開発という名の喪失は、廃仏毀釈や戦争よりも、暴力的で、読者はため息。この作家の綴る物語は侮れないと思いつつ本を閉じた。

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紙の本

挽歌

2017/08/15 11:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

若き研究者が南洋の島に赴き、フィールドワークを行う。その中での出会いと別れ、研究対象の謎めいた存在。そして、南洋の気候をそのまま感じさせる湿気を含んだ描写と自然の姿。
島の若者と巡り、隠居した老人との語り合い、しっかりと記憶に刻まれる。
五十年後、開発が進みつつある島に再び赴いた研究者は何を思うのか。

梨木香歩の世界に圧倒されます。

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紙の本

静けさとさびしさをなくしてしまった現代

2016/05/04 13:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和初め、南九州近くの離島での人文地理学のフィールドワーク。
その行程が土地の人との交流を含め、ゆったりと描かれます。
自然、気象、生活、歴史、地理なんでも調べる事になりますが、主人公は急がない。
期限のない、終わりのない調査。
鳥の声に耳を澄ませ、海うそと呼ばれる蜃気楼を見る。
時を経て、なくなってしまったものを丁寧に書き出しますが、それを元に
戻そうという事もしない。淡々と受け入れる。
そんなしんとした心持ちになる物語。

 梨木香歩さんの小説はだんだんストーリーはシンプルになっていくけれど
文章は奥深くなっていくようです。
架空の島を舞台に、声高ではなく自然や人との関わり合いを描きながら
ふと、さびしくなるような気がします。
鳥が鳴き、カモシカが音なく近づき、山の中は異界という風に
どんどん異界の中へと入っていく。

 昭和の初期から50年後の開発計画真っ最中の時代へ。
昭和初期といっても、明治の時代からすれば変わってしまった離島。
さらに50年、観光地化が進む島。
一時期、気難しくなってしまった梨木香歩さんの小説ですが、
この物語は、気負いなくすんなりとしていて、奥深いけれども
押しつけがましくない。
娯楽性はないかもしれませんが、文学性はある、という物語。

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2014/05/22 18:54

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2014/06/16 22:59

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2014/04/11 02:59

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2014/05/09 16:30

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2014/09/20 11:51

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2014/04/30 21:23

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2018/01/23 14:57

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2014/04/26 15:40

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2014/05/04 21:07

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2014/05/07 08:22

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2014/05/08 22:37

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