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甘いお菓子は食べません
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/03/20
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-335351-5
  • 国内送料無料

紙の本

甘いお菓子は食べません

著者 田中 兆子 (著)

「もうセックスはしたくない」と夫から宣言された女。母になるか否かを考え続ける女。アルコール依存から脱することのみを目的に生きる女。ほんとうはもっと愛したい、もっともっと愛...

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甘いお菓子は食べません

1,512(税込)

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商品説明

「もうセックスはしたくない」と夫から宣言された女。母になるか否かを考え続ける女。アルコール依存から脱することのみを目的に生きる女。ほんとうはもっと愛したい、もっともっと愛されたい、なのに―。すべて剥がれ落ちた果てに、彼女たちが見つけた欲望の正体とは。生きることの危うさと悦びを、迫力の筆致であぶり出す。第10回R‐18文学賞大賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

甘いお菓子で前を向けるほど、オンナはラクじゃない。セックスレス、アル中、母にならないこと…。すべて剝がれ落ちた果てに、彼女たちが見つけた欲望の正体とは−。40代女性の生きることの危うさと悦びをあぶり出す。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

結婚について私たちが語ること、語らないこと 5−41
花車 43−83
母にならなくてもいい 85−128

著者紹介

田中 兆子

略歴
〈田中兆子〉1964年富山県生まれ。短編「べしみ」で第10回「女による女のためのR−18文学賞」の大賞を受賞。

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みんなのレビュー36件

みんなの評価3.5

評価内訳

2016/03/18 07:07

投稿元:ブクログ

+++
欲望に蓋をして生きていくつもりだった。けれど――。第10回R-18文学賞大賞受賞作。アルコール依存から脱することのみを目的に生きる女。「きみとはもうセックスしたくない」と夫から宣言された女。母になるか否かを考え続ける女。もっと愛したい、もっともっと愛されたい、なのに――40代を漂う彼女たちが見つけた、すべて剥がれ落ちた果ての欲望の正体とは。女の危うさと哀しみを迫力の筆致であぶり出した、連作短編集。
+++
「結婚について私たちが語ること、語らないこと」 「花車」 「母にならなくてもいい」 「残欠」 「熊沢亜里紗、公園でへらべったくなってみました」 「べしみ」
+++

ここまで極端ではなくても、身近にあってもおかしくないようなシチュエーションではある物語たちである。リストラされたり親を亡くしたり、自分はこの先どうなっていくのだろうかと、ふと不安に駆られる年代が40代なのかもしれない。いくばくかの焦りと、諦め、そしてまだ尽きぬ欲望が、人生の第二段階に入ろうとする女たちを翻弄しているようである。好き嫌いは分かれるかもしれない。装丁が内容をよく表している一冊である。

2014/10/24 01:13

投稿元:ブクログ

大人になったら、鬱陶しい自意識も、誰かに傷つけられることも、人間関係も、もっとずっと上手になっていると思ってたけれど全然上手くならなくて、この小説を読んだらこれから先おばさんになっても、これは続くし、おばさんになって、醜くなっても、そんなものたちと付き合い続けなければならないのかと思うと死にたくなる。

2016/07/05 13:54

投稿元:ブクログ

40代の女性達の悲哀にあふれる短編集。

前のストーリーで脇役だった人が、次のストーリーで主役になるという、最近多い私好みの1冊でした。

それぞれの主人公が、現状に満足していない悩みを持つ人たち。
同世代としては、どこかに共通点を見つけることがありましたが、あまり共感は出来なかったです。

母にならなくてもいい、が良かった。
女性上司に反発していたようだった部下が、実は彼女を認めていたという下り、私も香穂と一緒に、晴れやかな気持ちになりました。

2016/03/09 21:30

投稿元:ブクログ

この人・・・めっさスゴい~~~!!!
40代以上の女性におススメw
これは、他の著作もぜひ読んでみなくてはっっ!!!

2014/05/14 14:49

投稿元:ブクログ

アラサー〜アラフィフの女性のリアルな感じが、
生生しくてたまらない。
痛くもあるし、かわいくもある。
私もその一人だからね。

専業主婦さんみたいだけど、
こういうこと考えて生きてってるとしたら、
そりゃー小説でも書いた方がいいと思うわー

短編だけど、それぞれの登場人物が同じで、少しずつつながっているので、
別の視点からの物語、というのも、
割と好み。

2014/09/02 23:54

投稿元:ブクログ

帯にある「甘いお菓子で前を向けるほどオンナはラクじゃない」がしっくりくる。
みんなコンプレックスを他人に悟られないように隠して生きているんだよ。
オンナだっていろいろ溜まってるだよ。
だけど、いいじゃん別に。生きてりゃいろいろあるさって思える短編集でした。

2014/04/16 23:58

投稿元:ブクログ

べしみはR18文学賞受賞時に読んでいました。わたしはこの著者のデビュー作となる一冊をずっと楽しみにしてました。
そして出来上がったこの本、本当すごい。筆力あるなーと。
衝撃は断然窪美澄さんのがらあるんだけど、田中さんの描くものは怖い。アラフィフ、アラフォーの女たちの必死にもがいてる様が怖い。わたしはアラサーだけどまだ女子であろうとしてしまいます。けれどこの中には甘いお菓子を食べようとしない、女子から女になった、や、なろうとてる女たちがいて、なんか怖い。どの話も読んだことありそうなのに新鮮で、なかでもやはりべしみは斬新。R18色も全然強くないので読みやすいです。面白かった。

2015/03/01 12:47

投稿元:ブクログ

独身で女性が今の時代を生き抜いていくということを考えさせられる。そして、ちょっと考えてみると、この問題は既婚であろうとあまり変わらないことにも気づく。重くて考えたくないことだけれど、うつうつとならずに読み通せ、読後はすがすがしい。

2015/05/16 21:44

投稿元:ブクログ

四十女が主人公の作品にはあまりお目にかかってなかったので新鮮でした。
公園でへらべったくなった話が最も良かったかな。

2015/07/21 19:43

投稿元:ブクログ

新潮社R-18文学賞大賞併録短編集。
大賞作品「べしみ」から読みました。ゲラゲラ笑った。
『性欲』っていう言葉がこれほどまで笑わせる言葉になるとは!文章の中で『性欲』で検索かけたらすごい数になりそう。でも、笑いにはかなしみもしっかり混ざっていて、同情と共感の狭間の気持ち。ラスト、解決できてとりあえず良かった、と思った。
40代って全然不惑じゃないもんね~と他の5編も続けて読み終えた。
「熊沢亜理抄、公園でへらべったくなってみました」も好き。へらべったくなったのをきっかけに、自分を振り返るラストは温もりを感じる読後感でした。

2014/09/28 13:41

投稿元:ブクログ

アラフォーの独身女性には、共感する部分がたくさんありました。やばい。
あと、田中兆子さんの文章、とても読みやすかったです。

2014/05/16 20:52

投稿元:ブクログ

40代後半の女性を描いた連作短編集。「母にならなくていい」が特に好きでした。バツイチのヒロインの日常がとにかく忙しい。母が亡くなり寂しくなってしまった父のお相手をして、部下との接し方に悩み、猫を4匹飼って、甘えてくる男を巧みにかわしつつ、女であることを捨てたくないためにとった行動は褒められたものではないけれどヒロインに共感できました。専業主婦のデビュー作、次回作も楽しみです。

2015/08/31 01:03

投稿元:ブクログ

R-18文学賞を取ったと書いてあったので借りていた。全然いやらしくないね。
30代だけどすでに共感。

他の話しも女の人特有の悩みがたくさん。
男が読んだらつまらないかもしれないが、読んでどんな事を感じたか聞いてみたい。

2015/10/07 07:37

投稿元:ブクログ

映画みたいで、こういう本好き。6つのお話の登場人物が繋がっていて、あ、この主人公、前のお話のあそこに出て来た人だ…って。

前のお話では、悩みなんてなさそうに登場してて…でも次のお話で登場してきたらすごい衝撃的な悩みを抱えていることが分かっちゃて…
だからよけいに、みんなそれぞれいろいろな悩みを抱えているんだなってことがひしひしと伝わってきた。

2014/06/27 23:22

投稿元:ブクログ

ちょっと読むのがしんどかった。
40代の女性達の姿が痛すぎるというか・・・。
こんな話読みたくなかったよ、というのが正直なところ。

R-18文学賞大賞を受賞した作品「べしみ」はこの賞にふさわしい(?)過激な内容でまあ納得。
女性器に突然人面瘡が出来た主人公の話。
この手の荒唐無稽な話苦手かも。
リアリティのなさに共感できないんだもの。

そのほかの5編はもうちょっとトーンダウンするけれど、どの話も普段は見せない女性の裏の部分がチクチクと書かれている。
私が好きだったのは「残欠」。
アルコール依存症の女性の話で読んでいて息が詰まる。
何が彼女をここまで追い込んだのか。
息子の母への愛憎が切なくて切なくて。
もう読むだけでいっぱいいっぱいでした。

田中兆子さん、苦手かもとは思いつつも次作が出たらきっと手に取るんだろうな。
そんな魅力を持つ作家さんです。