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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/05/12
- 出版社: 誠文堂新光社
- サイズ:21cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-416-61426-6
紙の本
〈原色〉木材加工面がわかる樹種事典
著者 河村 寿昌 (著),西川 栄明 (著),小泉 章夫 (監修)
235種の木材の加工曲面が比較できる樹種事典。樹種ごとに、色、匂い、硬さ、木目、加工時の感触などを、作り手や木材関係者の経験を踏まえながら、写真と共にわかりやすく解説しま...
〈原色〉木材加工面がわかる樹種事典
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商品説明
235種の木材の加工曲面が比較できる樹種事典。樹種ごとに、色、匂い、硬さ、木目、加工時の感触などを、作り手や木材関係者の経験を踏まえながら、写真と共にわかりやすく解説します。【「TRC MARC」の商品解説】
235種の木材を写真と共に紹介する、木材樹種事典の決定版。
木材見本写真は、木工家・河村寿昌が木工ロクロで挽いて作った小箱を使用。樹種ごとに特徴などをわかりやすく解説。
1)木材見本の写真は加工曲面
小箱の曲面に現れた木肌や杢が鮮明に見える写真を掲載(従来の樹種事典では、平板の写真が掲載)。加工前の木地を含めて1樹種につき4カットを基本とする。
2)樹種ごとに、硬さなどを体験に基づきながら紹介
硬さ(1~10までランク付け)、加工のしやすさ、木目、色、匂いなどの特徴を樹種ごとにわかりやすく説明。250種以上の木材をロクロ加工してきた木工家・河村寿昌の体験に基づきながら、木材業者や研究者などの感想や研究成果を加味して記述した。木材の使い手(木工関係者、インテリア関係者、木材業者など)にとって、有益な情報が満載。例えば、「逆目を感じず加工しやすい。ロクロ加工では、繊維の影響を受けずサラサラと挽ける。油分なくペーパーが効き、仕上げ後に粗が目立たない」など。
3)特に色と匂いは、具体的なイメージが湧く表現で
色と匂いについては、できるだけイメージしやすい表現を心掛けた。例えば、「エスプレッソコーヒーのような黒」、「しっとりしたバナナのような黄色」、「杏仁豆腐やサクランボのような匂い」など。
4)正しい木材名、最新の学名と科名を掲載
木材業界や既刊の事典では、木材名が植物学上の呼称と市場通称名などが入り混じって使われ、混乱していることがある。本書では、できるだけ整理して、学名と共に正しく記載することに努めた。木の学名や科名は、DNA解析による最新のAPG体系に基づいて掲載。
5)木材の入手可能場所を掲載
ほとんど流通していない木材や希少な木材などについて、入手可能な木材業者を掲載。
6)掲載樹種は約230
国産材約115、外国産材約115の合計230数種を掲載。世界で最も重くて硬い木と思われるデザートアイアンウッドやモンゾから最も軽い木であるバルサまで、特徴のある木や有用材を多数紹介。国産材では、沖縄産材やあまり知られていない木も積極的に掲載。
7)小箱の作品集としての楽しみ
事典としてだけではなく、色や木目の異なる約230種の小箱の作品集としても楽しめる。【商品解説】
目次
- ・はじめに
- ・国産材(五十音順に掲載。アオダモ、アカエゾマツからリョウブ、リンゴまで約110種)
- ・外国産材(五十音順に掲載。アオコクタン、アガチスからレッドハート、ラワンまで約110種)
- ・その他の木材(ゲッケイジュ、ビーフウッドなど10数種)
- ・コラム(「“食べられる実のなる木”の特徴」、「木材流通名と植物学での呼称」など)
- ・木材業者リスト
- ・総索引
- ・あとがき
著者紹介
河村 寿昌
- 略歴
- 〈河村寿昌〉1968年愛知県生まれ。挽き物の木工家。小箱や器を製作。日本クラフト展などに入選。
〈西川栄明〉1955年神戸市生まれ。編集者、ライター。椅子研究者。著書に「一生ものの木の家具と器」など。
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