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紙の本
こいわすれ (文春文庫 「まんまこと」シリーズ)
著者 畠中 恵 (著)
江戸町名主の跡取り息子・麻之助が、幼なじみの色男・清十郎、堅物・吉五郎とともに、さまざまな謎や揉め事の解決に立ち向かう好評シリーズ第三弾!妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚...
こいわすれ (文春文庫 「まんまこと」シリーズ)
こいわすれ
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商品説明
江戸町名主の跡取り息子・麻之助が、幼なじみの色男・清十郎、堅物・吉五郎とともに、さまざまな謎や揉め事の解決に立ち向かう好評シリーズ第三弾!妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜びする麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており―江戸情緒とともに、切ない幕切れが心にしみる一冊。【「BOOK」データベースの商品解説】
江戸町名主の跡取り息子・麻之助は、妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜び。だが麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており…。まんまことシリーズ第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
おさかなばなし | 7−64 | |
---|---|---|
お江戸の一番 | 65−123 | |
御身の名は | 125−181 |
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紙の本
せつなくてせつなくて
2015/10/29 00:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えりりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
幸せな気持ちからせつなさが・・・
涙が溢れてきました
紙の本
ぜひぜひ、この巻までは読むべし
2015/03/27 21:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻まで読んで、初めて完成した感じがします。
それぞれのお話が独立しているのですが、なんとなくつながっている、そんな流れでこの巻までくるのですが、最終話を読まずにこのシリーズは語れない。
もしかしたら、この最終話に向けて、お話が始まったのではと思うくらいです。
時代小説というものでしょうが、その感覚はやはり現代の若者感覚と非常に通じている感じがします。
とにかく、全巻を通じて軽い口調で語りながらも、中身が深い。良いですね。私は好きです。
電子書籍
江戸を舞台にしつつ、描かれる感情は現代に共通するもの
2022/04/24 07:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作も町名主の一人息子麻之助が仲間たちと犯罪やまちの困りごとを解決する短編が6編。
「御身の名は」は、女性の嫉妬の話。これまでいい子でいたのに子供ができず、自分よりわがままを通してきた幼馴染のお寿ずが懐妊し、幸せそうにしている。そんな嫉妬から幼なじみの幸せを壊そうとする。いい子にしてきたら報われるというわけではないのが人生。でも、いい子に過ごしてきた方は、人の気に入るようにしていればいいことがあると期待するからそうしているわけで、報われなかった事実を受け入れるのは難しい。そんな人間の心をとらえて描いており、はっとさせられる。本話では、お寿ずの聡明さと麻之助への信頼が垣間見られ、ほっこりとする。
「お江戸の一番」は番付の東西大関に載せられた狂歌師と画家が張り合って収まりがつかなくなったのを裁定することになった麻之助。考え出した大がかりな仕組みも大したものだが、それを逆に活用して儲けにつなげる狂歌師と画家もちゃっかりしている。成功するにはこういうただでも起きないところが重要なんだろうな。現代もそうだが、知恵を絞って商売を競うことで町が元気になるのだろう。
江戸を舞台にした話だが、その底にある感情は現代も同じもの。身近にあるものだから共感して読めるのだろう。そして麻之助にもたらされる悲しい知らせ。ほっこりの話が多い作品だが、こういうこともあるんだな、と。今後麻之助が立ち直りますように。
紙の本
そりゃないよ
2017/02/13 17:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
お寿ずさんは見ていて大変気持ちのいい人だった。もう彼女はいない。お咲ちゃんも。お高さんはざまあみろとでも思っているかと考えると気分悪いなあ。