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紙の本
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社文庫)
著者 北山 猛邦 (著)
難病の女の子を喜ばせるため、星座を一つ消して見せる男の子を描く表題作ほか、5つの物語のすべてに驚愕のどんでん返しが待つ、ファンタジックな短編集。優しく、美しく、甘やかな世...
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社文庫)
私たちが星座を盗んだ理由
05/02まで通常847円
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商品説明
難病の女の子を喜ばせるため、星座を一つ消して見せる男の子を描く表題作ほか、5つの物語のすべてに驚愕のどんでん返しが待つ、ファンタジックな短編集。優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で残酷に反転する衝撃は、快感ですらある。まさに、ミステリの醍醐味!【「BOOK」データベースの商品解説】
恋のおまじないに囚われた女子高生の物語「恋煩い」、絶海の孤島にある子供たちの楽園の物語「妖精の学校」など、優しく、美しく、そして、残酷な5つの物語を収録したミステリ短編集。【「TRC MARC」の商品解説】
難病の女の子のため、星座を一つ消して見せる男の子を描く表題作ほか、ラストに残酷なまでに衝撃的などんでん返しが待つ傑作短編集!【商品解説】
目次
- 恋煩い
- 妖精の学校
- 嘘つき紳士
- 終(つい)の童話
- 私たちが星座を盗んだ理由
収録作品一覧
恋煩い | 5−88 | |
---|---|---|
妖精の学校 | 89−163 | |
噓つき紳士 | 165−223 |
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紙の本
私たちが星座を盗んだ理由
2020/04/30 20:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャンルとしてはイヤミスに分類されるのだろう。
それぞれ雰囲気の異なる五編の短編集。
そこまで後味の悪くなるものはなかった。
大どんでん返しと紹介されていたので、期待しすぎてたり、結末が予想できてしまったりしたからかも。
後味悪いんだろうな、って覚悟できてる分、軽く受け止められたのかな、と。
紙の本
私が及第点しか付けなかった理由
2016/11/18 00:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星を継ぐもの - この投稿者のレビュー一覧を見る
5話からなる短編集。
恋煩い
5編の中では一番完成度が高かったと感じる。主人公の思いと裏で起きていることの意味が明らかになるときに感じる怖さ。
妖精の学校
伏線なのか、ブラフなのかわかりにくいエピソードが散りばめられ、未消化で終わる感じが強い。結末もわかりにくい。
嘘つき紳士
主人公の後ろめたさと、顔も知らない女の子の純朴さが入り交じり、ちょっと切なさを感じていると足元をすくわれる、意地の悪いストーリーが面白かった。
終の童話
ファンタジー風の展開で、意外性のある犯行動機を作り出すことには成功していると思う。それだけに結末に意外性がないことがむしろ残念に思える。
私たちが星座を盗んだ理由
短編集のタイトルにもなっている、夜空に輝く星座を消してしまうお話。トリックにはなるほどと思わせる部分もあり、それなりに面白かったが、結末が微妙なところ。この結末で本自体が終わってしまう分、損をしているようにも思える。
紙の本
トリック好きは1,2の作品の為に読む価値がある。
2015/09/06 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えにぐま - この投稿者のレビュー一覧を見る
トリック(サプライズ)に重点を置いた評価になるが、
1「恋煩い」、2「妖精の学校」が特に良い。
特に2のメタな仕掛けは出色。
個人的には短編ミステリ史に残る出来だった。
その他、全体的に既存のミステリ作品とは異なる世界観を創り出そうという姿勢は素晴らしい。
しかし作風の広がりは感じさせるが、作者が元来持つ切れ味鋭いヘビーなトリックは鳴りを潜めている。
そろそろ初期の作品のようなダークでゴリゴリの新本格も読んでみたい気がする。
紙の本
ラストで覆る!
2021/04/20 23:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:昼休み - この投稿者のレビュー一覧を見る
穏やかなミステリーのように思える話も、ファンタジーのように思える話も、ラストで絶望を感じ、ゾッとして現実に引き戻される。
初めて読んだ時は怖さがちゃんと理解できなかった「妖精の学校」のラストの意味もちゃんと理解できたと思うし、表題作のタイトルの意味にもたどり着いた。
一番好きな話は「終の童話」。
紙の本
叙述じゃなかった
2015/06/07 18:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一匹狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に最後の一行で全てが覆る、みたいなことが書いていたので北山猛邦が叙述トリックを書いたのだろうか? とおもったら違いました。
正統派なミステリーだったりファンタジーな世界観だったりホワイダニットだったりとバリエーション豊富で楽しかったです。全体的にえげつない話でしたが。
それと二つ目の妖精の学校だけネットか何かで調べないとわかりにくいかも知れません。