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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/04/30
- 出版社: あるむ
- サイズ:21cm/106p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86333-082-5
紙の本
戦国時代の東三河 牧野氏と戸田氏 (愛知大学綜合郷土研究所ブックレット)
後世に偶像化されて伝えられた戦国期の人々とその時代を、最新の中・近世研究が提供する史資料にもとづいて捉え返した、戦国期東三河の百年史。豊富な頭注により地域史の波動を判りや...
戦国時代の東三河 牧野氏と戸田氏 (愛知大学綜合郷土研究所ブックレット)
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商品説明
後世に偶像化されて伝えられた戦国期の人々とその時代を、最新の中・近世研究が提供する史資料にもとづいて捉え返した、戦国期東三河の百年史。豊富な頭注により地域史の波動を判りやすく伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
日本列島全体が戦国時代のただなかにあった義元・信長・秀吉・家康らの時代は、それぞれの地域に生きた武士や百姓たちが急速に力を伸ばし、歴史の表舞台で活躍することになる《刷新》の時代の幕開けであり、今日の私たちが生きている地域社会の姿を根拠づけてもいる画期であった。
本書は後世に偶像化されて伝えられた戦国期の人々とその時代を、最新の中・近世研究が提供する史資料にもとづいて捉え返し、東西の結節点にあった東三河の有力豪族、牧野氏と戸田氏の消長と動向を軸に叙述した戦国期東三河の百年史である。豊富な頭注により地域史の波動を判りやすく伝える。【商品解説】
目次
- 一 牧野氏と戸田氏の時代へ
- 二 牧野と戸田の抗争
- 三 今川軍の侵攻と東三河
- 四 今川から徳川へ
- 五 活気づく地域社会
著者紹介
山田 邦明
- 略歴
- 1957年新潟県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、愛知大学文学部教授。著書に『戦国のコミュニケーション』(吉川弘文館)、『戦国の活力』(小学館)、『日本史のなかの戦国時代』(山川出版社)など。
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三河は松平氏だけじゃない
2023/01/24 19:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mt - この投稿者のレビュー一覧を見る
三河の戦国時代というと、とかく徳川家康と松平氏ばかりが注目されるだが、それだけじゃないんだよという内容のリブレット。東三河を二分した牧野氏と戸田氏の抗争をコンパクトにまとめており、大変読みやすい。東から今川が、西からは西三河を平定した徳川が迫る中で、合従連衡を繰り返し、最終的には両者とも徳川に降伏して配下となる。それは三河=徳川という固定概念を改め、国衆が鎬を削る群雄割拠の状態と、東西から圧力を受ける境目の地域であったことを再確認させる。また知多と渥美の両半島、伊勢湾、三河湾を巡る繋がりも印象に残った。