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寝ても覚めても(河出文庫)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/05/08
  • 出版社: 河出書房新社
  • レーベル: 河出文庫
  • サイズ:15cm/320p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-41293-1

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寝ても覚めても (河出文庫)

著者 柴崎 友香 (著)

謎の男・麦に出会いたちまち恋に落ちた朝子。だが彼はほどなく姿を消す。三年後、東京に引っ越した朝子は、麦に生き写しの男と出会う…そっくりだから好きになったのか?好きになった...

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寝ても覚めても (河出文庫)

799(税込)

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謎の男・麦に出会いたちまち恋に落ちた朝子。だが彼はほどなく姿を消す。三年後、東京に引っ越した朝子は、麦に生き写しの男と出会う…そっくりだから好きになったのか?好きになったから、そっくりに見えるのか?めくるめく十年の恋を描き野間文芸新人賞を受賞した話題の長篇小説!【「BOOK」データベースの商品解説】

【野間文芸新人賞(第32回)】人は、人のどこに恋をするんだろう? 消えた恋人・麦を忘れられない朝子。ある日、麦に顔がそっくりな人が現れて、彼女は恋に落ちるが…。朝子22歳から31歳までの“10年の恋”を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

柴崎 友香

略歴
1973年、大阪府生まれ。行定勳監督によって映画化された『きょうのできごと』で2000年にデビュー。著書に『青空感傷ツアー』『ショートカット』『その街の今は』などがある。第32回野間文芸新人賞受賞

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みんなのレビュー15件

みんなの評価3.5

評価内訳

2015/01/17 06:59

投稿元:ブクログ

読みにくいのはわざとだと思います。
読んでだいぶ疲れた。次の本にさっと行けなくてひと眠りしました。
確かに背表紙であおるほどのことはなかったけど、柴崎友香の小説なのに、主人公が大きく行動したので驚きました。

2014/06/04 15:23

投稿元:ブクログ

朝子の好きになった相手、麦くん。

突然いなくなったり、何を考えているのか分からない飄々としている男の子。
で、案の定失踪したまま帰って来ないわけだが、上京した朝子の元に麦くんそっくりの男、亮平が現れる。

麦に似ているから好きなのか、いやはや、という葛藤は分かる。

友達が亮平を見たときに、麦とは全然違う!と言いきられてショックまで受ける朝子。

なのに、ラストシーンで彼女も亮平と麦の違いにはっきりと気付くのだ。

えええーっ!である。

じゃあ、元々、麦と亮平は別人でしかなかったのか?
いやまあ、似てるっちゃ似てる、レベルで、麦を追う余り幻覚を投影していたのか。謎。

この辺りの朝子の、調子良すぎる具合と言えば、千花ちゃんでなくとも同族嫌悪を引き起こすこと間違いなし。

そんなわけで、まあ、分かる気もするけど決して共感は出来ないな!とはっきり言い切ってしまえる作品であった。

2015/02/09 02:30

投稿元:ブクログ

きっと作者もまた、書いているうちは、100ページ先で起きる出来事をまったく知らなかったのだと思う。登場人物のみならず、書き手もまた作品を生きている。それが伝わってくる。読者が驚くとき、作者もまた同じところで驚いていたにちがいない。

2014/06/08 14:30

投稿元:ブクログ

最後が急展開すぎてついていくのが大変だった。そして賛否両論ありそうなラストだった。
わりとマジメな恋愛物語だった

2014/12/02 23:14

投稿元:ブクログ

10年愛のはなしだと思ってたら大間違い。勘違いに気づいた主人公のドタバタな生き方。共感はしたくないけど、正直で自分勝手で、でもそれを自分で引き受け、真正面から突き進む主人公が恐ろしく、ちょっと羨ましい。

2014/10/18 18:29

投稿元:ブクログ

頑なに信じている女は恐怖でしかない。寝ても覚めてもってタイトル、どういう意味なんだろうって思ってたけど、夢と現実の区別がつかなくなってる状態のことなんだね。まわりから見れば意味分かんないだろうけど、本人はこんなにも必死なのにね

2014/09/13 13:23

投稿元:ブクログ

イライラした。
とにかくイライラした。
いつまでこのダラダラした文体が続くのだろうとうんざりしながら読み進めていたら、ところどころ気になる表現が出てきたが、それでもダラダラは止まらず、結局最後の最後までイライラさせられた。
---
謎の男・麦に出会いたちまち恋に落ちた朝子。だが彼はほどなく姿を消す。三年後、東京に引っ越した朝子は、麦に生き写しの男と出会う……そっくりだから好きになったのか? 好きになったから、そっくりに見えるのか? 目くるめく十年の恋を描き野間文芸新人賞を受賞した話題の長篇小説! 「ラスト三十ページ間で起こることは生涯忘れることができない」

2014/09/02 22:34

投稿元:ブクログ

これまでに読んだ柴崎さん作品(主題歌、その街の今は)よりも物語が動く。主人公(朝子)が変わり者。朝子目線の文体は、事実、風景、感情など目に映るものが短く並べられていて、朝子が撮影した写真のよう。面白かった。

2014/08/07 01:43

投稿元:ブクログ

著者のカメラアイにしびれた。
写真を撮る人、あるいは映像を撮る人、その後編集作業を通じて作品に仕上げる人。そういう人だけが持っている、時間を止めたり引き延ばしたりする技に何度も感動させられた。
冒頭のシーンもそうだけど、ズームイン、ズームアウト、パン、チルト、スローモーション、早送り、クローズアップ、コマ送り、フラッシュバック、モンタージュ、そういうテクニックが駆使された文章でめまいがしてくる。あれ、私は文字を読んでいるはずなのに。乗り物酔いしそう。
そして、さらに映画と違って文学ならではのモノローグ。

"(引用註:デジカメのモニターを通じて目の前の風景を見て)そのとき、目の前のすべてが、過去に見えた。モニターの中ではなくて、外に広がる、今ここにあるものこそが、すべて過去だった。カメラで撮られて画像の中に収まり、過去として、記録された光景として、そこにあった。カメラを嬉しそうに持っている春代も、珍しがって覗いているえみりんも、後ろの肉を切るカップルも、行ったり来たりする店員も、既に過去だった。こうやって、時間が確実に過ぎていくことが、唐突に、一度に、目の前に表された。わたしは、とんでもないことを知ってしまって、しばらく表情を失ってモニターと現実の光景とを、同じ視界の中に見ていた。(p.118-119"

”カメラを構えないで、目の前に見えるものが写真になったところを思い浮かべていた。カメラで撮ると、視界の中心のほんの一部分だけしか写らないから、ほんとうは見えているもの全部をそのまま写真に撮りたかった。写真になって、前の時間も後ろの時間もなくてその瞬間だけで、平べったい一枚の紙の表面に焼き付けられたらいいのにと思った。ただその時に居合わせた一つ一つがそこに揃って作った形を、保存したかった。光や色として、所有したかった。天井からの光で、輝く縁取りをもったたくさんの人、グラス、洋服、その全部。昼間に見た写真みたいに、海も空も同じ表面に等しくあったら、それでいいのに。(p.196-197)”

さらに。映像に興味のない人でも、本作品のモチーフは楽しめるはず。裏表紙や腰帯にはこう書いてある。
「あの人にそっくりだから恋に落ちたのか?
 恋に落ちたから、そっくりに見えるのか?
 消えた恋人。生き写しの男……めくるめく10年の恋」
読み終えてもう一度この文を読むと、しみじみ良い作品だったと思える。

タイトルはいまいちピンと来なかった。
写真で切り取った今=過去。データになり何度でも再生できる映像になった今=過去。今を生きているようで過去を生きている。過去に生きているようで今に生きていた。わたしの人生のようでもあり、そうでないようでもあり。
そういうデタラメさの中の一貫した狂気に、確かに重なってはいるんだけど、ズレていなさ過ぎるとでも言おうか。
今という瞬間は捕まえたと思ったらすでに過去になっていて、今という瞬間は永遠に捕まえられない。そいういう手の指の間からすり抜けてしまうような、捕まえようとしなければ手のひらに残るけどそれでは手に入れたことにならない。捕まえようとすると逃げてしまう徒労感。
だけどそこに本質があることはわかっている苛立ち……
その「すり抜ける感じ」がタイトルに感じられない。本文を読めば横溢しているその雰囲気が、タイトルにも欲しかった。

2014/06/29 19:53

投稿元:ブクログ

柴崎友香の書く作品の中で、こんなに終始、感情が漂ってるものって初めてだと思う。最初から最後まで、ざらざら。切なかった。

2014/04/14 07:11

投稿元:ブクログ

祝文庫化!

河出書房新社のPR
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309412931/
(単行本)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309020051/

2014/07/26 02:15

投稿元:ブクログ

主人公になんとなく好感が持てなくてモヤモヤしながら読んでいたら、あ、好感を持たなきゃいけないなんてことはないんだった、と気付くような話だった。

裏表紙にある、解説文の引用を見て、どんなことが起こるのかとワクワクしたら、想像してたのと全然違う手応えが返ってきて、でも確かに忘れがたき感触ではあった…。

今はそんなになんとも思ってないつもりでも、あとから、ふとした瞬間に感触だけ思い出しそうな、そういう感じ。

2014/06/10 21:35

投稿元:ブクログ

20歳くらいの時に読んだら「わたしやっぱりあの人のことずっと好きでおることにする」って、やたら憧れるんやろうなと思う。
でも、それが幸せだとは限らないことも知ってるし、いいことだとも思わなくなってしまった今は、気持ち分かる気もするけど、危なっかしいなと思う。

まわりに振り回されてるような雰囲気で、でも実は自分が振り回してる朝子も。
気持ちをがっと持ってるのも分かってるくせにフラッといなくなって、また勝手に戻ってくる麦も。
ザ・女が嫌いな女なこずるい千花ちゃんも。
千花ちゃんとずっと連絡とっててさっさと乗り換えてる亮平も。
みんなどこかずるいし、おかしい。
でもだからこそ成り立ってる。

後ろを向いたら終わってしまう恋はもうしたくない。

だからこの本は、きっと何度も読むと思う。

2016/08/04 03:46

投稿元:ブクログ

今作は全体的に他の著者の作品とは雰囲気が違うと感じた。いつもの穏やかな語り口をやめて淡白な書き方をしているし、終わり方も後味のいい終わり方ではなかった。また、柴崎友香の小説には必ず写真が出てくるけど、写真が局面を分ける決定的な要素として使われたのも初めてでは?という気がする。作者の持ち味の一つの「目の文体」(解説より)のほうは今作でも相変わらず魅力的。雰囲気の違いに初めは戸惑ったが、文章から漂う不穏な空気に引き込まれるように読めた。読後感もすっきりしたものではないが、面白かったと思う。

恋の盲目は怖いね。自分で気付けないのが何より怖い。そんな恋に熱中するようなタイプじゃないしと自分で思ってる人のほうが自分の盲目さに気付きにくいというのは大いにあると思う。衝動的な感情に突き動かされているという感じではないのだが、忍び寄るように理性を着実に支配されている。恋に限らず、そういうことって思ってるよりたくさんあるのかもしれないと思った。

2014/06/15 21:04

投稿元:ブクログ

柴崎さんの独特な文章のぜんぜん流れていかない流れみたいなのがすごい苦手で、まったくよいと思わなかった。

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