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紙の本
あやかしの小瓶 (小学館文庫)
著者 松尾 清貴 (著)
大正十四年十月、「私」の祖父が住む秩父郡峰伊那村でダムが決壊、「波多野岬」という名の少女が犠牲になった。翌年私は、祖父の家の納屋で、祖父に宛てられた少女の手紙を三通見つけ...
あやかしの小瓶 (小学館文庫)
あやかしの小瓶
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商品説明
大正十四年十月、「私」の祖父が住む秩父郡峰伊那村でダムが決壊、「波多野岬」という名の少女が犠牲になった。翌年私は、祖父の家の納屋で、祖父に宛てられた少女の手紙を三通見つける。最初の一通には未来・過去・現在を定義する「クラウス曲線理論」なる小文が綴られており、別の一通にはダムの底に「答え」があると書かれていた。少女の死にこだわった私は、少女と同じ名を持つ「間中岬」とともにダムへと向かう。すべての「語り」は「騙り」に過ぎないのか?驚きの結末を用意するミステリ表題作と、近代文学の香り漂う青春小説「簡単な生活」の二編を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
大正14年、祖父が住む村でダムが決壊し、少女が犠牲になる。翌年、祖父の家の納屋で祖父に宛てられた少女の手紙を見つけた私は、ダムへと向かい…。ミステリ表題作と、近代文学の香り漂う青春小説「簡単な生活」を収録。〔「簡単な生活」(2004年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
水底に沈んだ少女の名に始まるミステリー
累計60万部を突破した『偏差値70の野球部』の著者のデビュー小説集。
大正14年のある夜、「私」の祖父が住む秩父郡峰伊那村でダムが決壊、「波多野岬」という名の少女が犠牲になる。事故の翌年、祖父の家の納屋から、彼女が生前に祖父へ送った手紙を私は見つける。そこには、未来・過去・現在を定義する「クラウス曲線理論」なる小文が綴られていた。波多野の死にこだわる私は、波多野と同じ名を持つ少女「間中岬」とともにダムへと向かう。――ダムに沈んだ少女は、何を見ていたのか? 現実(うつつ)と幻想(あやかし)、「語り」と「騙り」の間を往還するミステリー「あやかしの小瓶」。
帝大を卒業したものの、不景気のあおりで定職に就けず、高等遊民(=フリーター)として毎日を無為に過ごす「ぼく」。酔い潰れた深夜、ぼくは中年男に拾われ、神田花町の居酒屋で丁稚になるが、恋人の「チヒロ」に打ち明けることができずにいた。やがて、居酒屋の入ったビルの取り壊しがニュースとなり、ぼくは得体の知れない波風に翻弄されはじめる。近代文学の香り漂う青春小説「簡単な生活」。以上2作を収録。
【商品解説】
収録作品一覧
あやかしの小瓶 | 5−97 | |
---|---|---|
簡単な生活 | 99−381 |
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