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紙の本
漢文脈と近代日本 (角川ソフィア文庫)
著者 齋藤 希史 (著)
漢文は、言文一致以降すたれてしまったのか、それとも日本文化の基盤として生き続けているのか? 「政治=公」から切り離された「文学=私」を形成し、近代にドラスティックに再編さ...
漢文脈と近代日本 (角川ソフィア文庫)
漢文脈と近代日本
05/02まで通常737円
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商品説明
漢文は、言文一致以降すたれてしまったのか、それとも日本文化の基盤として生き続けているのか? 「政治=公」から切り離された「文学=私」を形成し、近代にドラスティックに再編された漢文脈を辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
政治と学問、隠逸と感傷を軸とする漢文脈は、幕末の志士や、漱石・鴎外をはじめとする明治知識人たちの思考と感情の支えとなった。一方、機能化された訓読体は、文明開化のメディアとなり、新しい「文学」への道を用意する。漢文は言文一致で衰えたのか、いまなお日本文化の底に流れているのか――。大げさで古くさい文体でもなく、現代に活かす古典の知恵だけでもない、「もう一つのことばの世界」として漢文脈を捉え直す。【商品解説】
目次
- はじめに
- 序章 漢文脈とは何か──文体と思考の二つの極
- 第一章 漢文の読み書きはなぜ広まったのか──『日本外史』と訓読の声
- 第二章 国民の文体はいかに成立したのか──文明開化と訓読文
- 第三章 文学の近代はいつ始まったのか──反政治としての恋愛
著者紹介
齋藤 希史
- 略歴
- 1963年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退(中国語学中国文学)。京都大学人文科学研究所助手、奈良女子大学文学部助教授、国文学研究資料館文献資料部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(比較文学比較文化)。著書に『漢文脈の近代――清末=明治の文学圏』(名古屋大学出版会、サントリー学芸賞)、『漢文スタイル』(羽鳥書店、やまなし文学賞)など。
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