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エウテュデモス/クレイトポン(西洋古典叢書)
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エウテュデモス/クレイトポン (西洋古典叢書)

著者 プラトン (著),朴 一功 (訳),内山 勝利 (編集委員),大戸 千之 (編集委員),中務 哲郎 (編集委員),南川 高志 (編集委員),中畑 正志 (編集委員),高橋 宏幸 (編集委員)

徳の伝授を標榜するソフィスト兄弟と哲学者ソクラテスとの対決を描いた、著者プラトンの前期から中期への移行期に位置する対話篇「エウテュデモス」に加え、異色の問題作「クレイトポ...

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エウテュデモス/クレイトポン (西洋古典叢書)

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商品説明

徳の伝授を標榜するソフィスト兄弟と哲学者ソクラテスとの対決を描いた、著者プラトンの前期から中期への移行期に位置する対話篇「エウテュデモス」に加え、異色の問題作「クレイトポン」の2篇を読みやすい新訳で提供する。【「TRC MARC」の商品解説】

徳の伝授を標榜する兄弟ソフィストと哲学者ソクラテスとの対決を描く,著者の初期から中期への移行期に当たる対話篇『エウテュデモス』に加え,ルネサンス期以来,擬作や未完とも見なされてきた小篇『クレイトポン』を収録.「哲学のすすめ(プロトレプティコス・ロゴス)」を共通テーマに持つ両作品を,正確で読みやすい新訳にて提供.【商品解説】

著者紹介

プラトン

略歴
〈プラトン〉前427〜347年。

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評価内訳

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2014/12/31 22:02

投稿元:ブクログ

『エウテュデモス』『クレイトポン』の2篇を所収するが、『クレイトポン』はとても短い小篇なので、主に『エウテュデモス』がメインとなる。
『エウテュデモス』は、ディニュソドロスとエウテュデモスの詭弁ソフィスト2兄弟(自称、最強戦士かつ最強弁論家)にいじられる美少年クレイニアスと彼を愛するクテシッポス(当然、男性!)をソクラテスが横からサポートする、というのがこの対話編の基本構図である。解説によると本篇は喜劇的要素を含んだストーリーにて「哲学のすすめ」を説いた作品ということであるが、ソフィスト2兄弟の繰り出す詭弁があまりに奇想天外なため、確かに喜劇的ではあるが、現代社会の思考パターンに慣れ過ぎた身にはかなり頭を振り回されてしまった。訳者解説にて懇切丁寧にもう一度ストーリーと論旨を振り返ってくれるので、なるほど、そういう意味であったかとようやく気が付いたこともしばしばで(笑)、ソフィスト2兄弟の会得したという論争術の正体が、話を拡散して逸らしまくり、限定句をはずして言葉を弄ぶことであったということがやっと理解できた次第だ。(笑)
そもそも彼らとソクラテスの間では「徳」の取得についての見解が分かれており、「徳」=「知恵」=「哲学によって会得できるかもしれない」とするソクラテスに対し、「徳」=「知恵」=「論争術で勝利すること(言い負かし)」と捉える2兄弟とは、その根本において異なっている。
しかし、そのソクラテスにおいても、哲学によって会得できるかもしれない「徳」=「知恵」を仮に会得したとして、その後それはつまるところ何に用いるかとした時に、唯一、王の技術が作る知と用いる知とが合致するものであるとしつつも、その知識を使って善き者を広めることができるか?とした場合に、善き者とはどのような者か?という問いかけに対し、「知識」がある者と答えざるをえないというアポリア(袋小路)状態に陥り、哲学を探求する目的が失われるという結論にならざるを得ないのである。
とはいえ、ソクラテスは詭弁2兄弟の論争術には興味を示したらしく、何としてでも弟子になりたいといい、これはもしかすると皮肉を投げかけた言葉だったかもしれないが、しかし、この技術を会得していれば刑死しなくて済んだかもしれず、結果的に後日に対する本来の皮肉な結末となっている。
『クレイトポン』は近代にいたり偽作も疑われているとのことだが、内容は『国家』のプレリュードともいい、なぜ哲学をすすめるのか?というクレイトポンの次の言葉が全てをあらわしている。
「まだ説きすすめられたことのない人間にとっては、ソクラテスよ、あなたは絶大な価値のある人だと私は主張するでしょうが、すでに説きすすめられた者にとっては、徳の完成に到って幸福になるには、あなたはほとんど妨げでさえあるのですから。」
無知の知の人であるソクラテスには、人に無知を自覚させることはできても、「無知」であるが故に、「徳」が何であるか伝え用いさせることができない。ソクラテスに対する最大級の皮肉がこめられた小篇といえるだろう。
総じて、両篇とも「哲学のすすめ」というお題にもかかわらず、哲学を通して「徳」=「知���」を取得できるとして、そもそも「徳」とは一体なんなのか?それを用いることはできるのか?という根本の問題への答えはなく、アポリア状態のまま読者を放置して終了するのであるが、それでも哲学を探求すべき!とするソクラテスの姿勢に対しては、時空を超えた確固たる信念として共有できるのではないだろうか。

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