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商品説明
ルイ14世時代に源流を見るバレエの誕生から、パリ・オペラ座、ロシア帝室バレエ、ニジンスキーらのバレエ・リュスを経て現在まで。バレエの成り立ちと世界各国へ広がる過程をエポックメイキングな8つの章に分けて辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
本書はバレエを愛する方々すべて、舞台を観賞する、教室で踊る、またバレエを教えるという・・・皆様にお届けするバレエの歴史入門の一冊です。やさしい解説、そしてビジュアルも美しく、作品、ダンサー、衣裳などトリビアに満ちた本を目指して執筆、編集いたしました。世界有数のバレエ資料蒐集家・薄井賢二コレクション所蔵の希少図版や舞台写真を中心とするビジュアルも多数。それぞれのページを眺めているだけでもバレエの優雅な息吹に触れることができるでしょう。バレエ演目のあらすじや解説だけでは知りえない、バレエの奥深さ、歴史の面白さが満載です。【商品解説】
著者紹介
芳賀 直子
- 略歴
- 〈芳賀直子〉舞踊研究家。バレエ史を専門とし、バレエ・リュス、バレエ・スエドワ研究が中心。新国立劇場バレエ研修所でバレエ史を担当。著書に「拍手しすぎる日本人行列してまで食べないフランス人」など。
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紙の本
興味と通史
2014/06/23 21:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:打人山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間軸と空間軸の配列が良く、特定分野の入門書・通史として大変優れた構成になっていると思う。解説文と図版のバランスも適度で、資料体としての使い勝手も評価したい。印象深いのは「学生時代、とりたてて歴史が得意だったというわけではありません」という筆者前書きの一言。個人的な興味が拡がりバランスの良い通史を物すまでに至った実例として興味深い。だからだろう、本書は時間と空間が味気なくシャッフルされる世界史の教科書と違い、バレエとの出会いがそのまま「歴史」との出会いになった、という筆者の手応えも随所で見出せる。「歴史とは過去との対話である」という例の金言を思い出した。