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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/06/07
- 出版社: 東京書籍
- サイズ:19cm/235p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-487-80829-8
読割 50
紙の本
お風呂と脳のいい話
脳がよろこぶお風呂で、脳の凝りをほぐす! 脳科学者と温泉エッセイストが、温泉を巡って、時には新幹線の車中で「温泉と脳の密接な関係」について語り合った、刺激的対談集。【「T...
お風呂と脳のいい話
お風呂と脳のいい話し
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商品説明
脳がよろこぶお風呂で、脳の凝りをほぐす! 脳科学者と温泉エッセイストが、温泉を巡って、時には新幹線の車中で「温泉と脳の密接な関係」について語り合った、刺激的対談集。【「TRC MARC」の商品解説】
脳科学者と温泉エッセイストの、あまりに異色な、あまりに刺激的な、対談エッセイ集。露天風呂の高揚感、入浴時の脳の活性化機能、脳のメンテナンス機能、人が「裸」になることの意味、混浴と春画の共通点、欧米にはない温泉の冥利、男女の距離感、温泉と雑談力……などなど、お風呂と温泉の知られざる魅力を、脳科学という視点から明らかにします。
たとえば、お湯について著者の茂木さんは次のように語ります。
……「よくみんなは温泉の成分や効能がどうのこうのと言うんだけどね、脳に対する作用を考えるときに、そもそも大前提として、お湯って贅沢だったっていうことが大きいと思います。今の我々は蛇口をひねったらお湯が出るような生活しているけどさ。
戦後すぐの日本の山の様子を見ると、鎌倉近郊の山は全部禿山だった。要するに、薪をみんな採っていたわけだよね。お湯ってものすごく贅沢だったわけ。そんなことは我々現代人は忘れちゃっているけど。」……
と、お湯の贅沢さを脳が感じているかどうか、という鋭い指摘をされます。
そして、お風呂がもたらす脳の活性化機能については、次のように語ります。
……「お風呂に入ったりして、基本的に何かいわゆる感覚遮断の状態にするっていうのがとっても良いことなんです。感覚遮断、要するにあまり外からの刺激に注意を向けなくてもいい状態になると脳のディフォルト・モード・ネットワークというのが活動し始めてメンテナンス作業を始めるんです。ずっと気になっていたこととか、ちょっと整理出来てなかったことが浮かび上がってきたりして、整理できたりするんです。
そう考えるとお風呂は単に温まってきれいになるという機能で捉えるだけじゃなくて、脳のデフォルト・モード・ネットワークをいかに活性化するかという場なわけです。そこでいろいろな発想をしたり、整理したりする。発想ー整理ー記憶の呼び戻しをひとつのセッションとして考えると、すごく何か工夫のしがいがあるんですよね」……
このように、お風呂と温泉と脳をめぐって興味津々の話が続いていきます。【商品解説】
著者紹介
茂木 健一郎
- 略歴
- 〈茂木健一郎〉1962年東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。
〈山崎まゆみ〉1970年新潟県生まれ。温泉エッセイスト、ノンフィクションライター。
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紙の本
お風呂に関わる対談集
2016/10/10 16:40
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
お風呂文化と脳科学がテーマで一冊の本になるのか
と思いましたが、汲めども尽きぬ話題の豊富さで、
内外の入浴事情と脳や心理の関係を語ってくれます。
テルマエ・ロマエの作者、ヤマザキマリ氏の表紙の
著者二人の似顔絵イラストも目を惹きます。