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紙の本
未来をつくる権利 社会問題を読み解く6つの講義 (NHKブックス)
著者 荻上 チキ (著)
暴力から身を守る権利、人間らしく欲求を満たす権利、「家族」をつくる権利、万人とともに遊ぶ権利…。さまざまな「あしたの権利」を構想することで、現代社会に正面から向きあう社会...
未来をつくる権利 社会問題を読み解く6つの講義 (NHKブックス)
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商品説明
暴力から身を守る権利、人間らしく欲求を満たす権利、「家族」をつくる権利、万人とともに遊ぶ権利…。さまざまな「あしたの権利」を構想することで、現代社会に正面から向きあう社会問題入門。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
荻上 チキ
- 略歴
- 〈荻上チキ〉1981年生まれ。評論家・編集者。『シノドス』編集長。幅広い領域で現代の問題と向き合い、取材・評論活動を展開する。著書に「僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか」など。
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新しい社会には、新しい権利を
2014/07/15 23:17
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投稿者:英現堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKブックスの装丁がいつの間にか変わっている。
この人もNHKの『ニッポンのジレンマ』で知った。現在の社会問題をコンパクトにまとめた本になっている。水俣病やハンセン病などの昔からある差別問題(が今も引きずっているもの驚きだが)や、現在新たに起こっている問題を示してくれる。
あたりまえだが、社会が変わればその問題も変わる。例えば監視カメラ。犯罪は減るかもしれないが、自分の行動も監視される。そういうログを<取られない権利>や<消す権利>、逆に<見る権利>。ストーカーから逃れる<縁を切る権利>。<犯罪者にならずに済む権利>。ネットに拡散した不都合な個人情報を<忘れられる権利>。
著者は<新たな権利を考えるということは、いまだ達成されていない新しい社会を構想することです>という。そう考えるとなんだか面白そうだ。