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- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/11/19
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: 富士見ファンタジア文庫
- サイズ:15cm/334p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-071050-1
読割 50
紙の本
デート・ア・ライブ 3 狂三キラー (富士見ファンタジア文庫)
著者 橘 公司 (著)
六月五日。士道の通う高校に災厄は突然やって来た。「わたくし、精霊ですのよ」転校生の少女、狂三の衝撃的な自己紹介。校内を案内することになった士道に、少女は微笑を浮かべささや...
デート・ア・ライブ 3 狂三キラー (富士見ファンタジア文庫)
デート・ア・ライブ3 狂三キラー
紙の本 |
セット商品 |
デート・ア・ライブ (富士見ファンタジア文庫) 22巻セット
- 税込価格:15,510円(141pt)
- 発送可能日:購入できません
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商品説明
六月五日。士道の通う高校に災厄は突然やって来た。「わたくし、精霊ですのよ」転校生の少女、狂三の衝撃的な自己紹介。校内を案内することになった士道に、少女は微笑を浮かべささやく。「士道さんにお願いがありますの。…聞いてくださいまして?」世界を殺す災厄を体現するかのように己の意思と、明確な殺意で、愉悦を感じながら、人を殺す最悪の精霊。「精霊が現れやがったんです。ならぶっ殺す以外にすることはねーです」そして、その精霊を殺す少女、真那。人を殺す少女と精霊を殺す少女。悪夢を断ち切るため、デートして、デレさせろ!?―。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
救うべきか、救わざるべきか
2015/08/25 15:46
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
来禅高校の五河士道が通うクラスに突然転入してきた少女・時崎狂三は、自己紹介の挨拶で自分が精霊であると告げた。夜刀神十香、四糸乃に続く第三の精霊は、当たり前の人間の様な顔をして、高校へ転入してきたのだ。
陸上自衛隊の対精霊部隊に所属する鳶一折紙一曹は、狂三がナイトメアというコードネームで呼ばれる、数多くの人間を虐殺して来た精霊であり、それをずっと追いかけて殺して来た関係上、崇宮真那三尉が着任したことを知るのだった。
一方、士道の能力を使って精霊をデレさせ、その能力を封印することを目的とするラタトスク機関は、司令にして士道の義妹の五河琴里を中心に、狂三をデレさせる作戦を立てはじめる。しかし、別の女の子に士道が気を取られると嫉妬する十香や、士道の自称恋人となった折紙がそこに絡んで来て、いつもに増して士道のギャルゲー作戦は、綱渡りを強いられることとなる。
デレさせる精霊も3人目で少しマンネリになって来たんじゃないかと思いきや、少し方向性を変えて来た。今回はむしろ、精霊の側から士道に積極的に接触して来たのだ。そして落とすつもりがあわや落とされそうになる展開に。
だがそこで物語はまた趣を変える。これまでは、十香にしろ四糸乃にしろ、人間を傷つけたくないのに傷つけてしまう精霊がターゲットだった。しかし狂三は違う。既に多くの人間を殺し、そして今も楽しんで人間を殺す精霊なのだ。果たしてそれは救う価値があるのか。士道は悩むことになる。
士道の実妹の真那が属するDEMインダストリーという組織が登場し、ラタトスク機関と共に、精霊に関して背後でうごめく人々がいることを感じさせる。そしてラストでは、なぜ琴里が士道の精霊を封印する能力を知っていたのか、これ以上ないほど明らかな形で示されるのだ。
まあでも、次巻へ続く展開とは思わなかった。途中から怪しいな、とは思ったけど。あとやっぱり、前半はちょっとマンネリ気味。