醜いあひるの恋 （ハーレクイン・イマージュ）

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投稿者：ロビン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルに ”醜い” とありますが、そんなことナイと思います。
いつも傍にいる美人の従姉妹に気圧され、そのうえ叔母から ”美しくない” と常に言われていたら
ヒロインが自信を持てなくなるのも当然です。
そんな状況でも卑屈にならず、優しい心根を持つヒロインこそ本当の ”美しい人” だと思います。
ヒーローが会って間もないヒロイン従姉妹の言葉を鵜呑みにした時、やっぱり男の人って美女に弱いんだ
と思ったら何だか嫌な気持ちになりました。
ヒロインと数週間を共に過ごし、素敵な女性だと気付いたから惹かれた筈なのに、ヒロインを信じることが
出来なかったヒーローにはがっかりしました。
しかし、普段は冷静なヒーローも気になる女性の前だと正気を失う、愚かな恋する一人の男性だったということです。
ヒーロー妹の手助けが、さりげなくて好感が持てました。同じ美人でも、心の浅ましいヒロイン従姉妹とは比ぶべきもありません。

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投稿者：がろん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒーローとヒロインよりいとこの性悪さの方が印象に残った。美人でちやほやされて育って大抵のことは思い通りになったせいか、自信過剰で息をするように嘘をつき人を陥れても悪びれず、そもそも悪いことしてると思ってない。ずっとそんな風にされてきただろうに物語冒頭では、そんないとこをイイ人だと言うヒロインはイイ娘過ぎて痛い娘。
ヒーローもそんな献身的なヒロインに惹かれたくせにあり得ないことでヒロインを誤解して詰るし、ずっと年上なのに急におとなげなくて驚く。
最後の強行手段はもっと凄く驚くけど。