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哲学者内山節の世界
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/01
  • 出版社: 新評論
  • サイズ:19cm/396p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7948-0974-2
  • 国内送料無料

紙の本

哲学者内山節の世界

著者 内山 節 (著),『かがり火』編集委員会 (編)

哲学者内山節の世界に迫る一冊。主な著作の刊行経緯を著者自身が解説するほか、ロングインタビュー、若き日を回想する「聞き書き・年譜」、対談、親交のある各界の人たちによるエッセ...

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哲学者内山節の世界

2,160(税込)

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商品説明

哲学者内山節の世界に迫る一冊。主な著作の刊行経緯を著者自身が解説するほか、ロングインタビュー、若き日を回想する「聞き書き・年譜」、対談、親交のある各界の人たちによるエッセイ、講演録などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

青春時代、誰でも一度は哲学書を手にする。知的好奇心旺盛な青年にとって、カントやショーペンハウエルやニーチェなどを繙くことは、豊饒な知の世界に踏み入るような昂揚感を覚えるものである。しかし、多くの青年は、観念、客体、止揚、悟性、個物、実存などの難解な哲学用語の前に屈して二度と哲学の門を叩かなくなる。簡単に引き下がらなかった者も、「哲学の森」に分け入るにはかなりの苦痛と忍耐を要求されるようだ。
 かくして哲学は、長い間、青年を苦しめてきた。青年を苦痛から救ってくれたのは内山節である。内山ほど哲学を平明な言語で語った哲学者はいない。内山哲学は、どこを探しても取っ掛かりの見えなかった峻嶮な高山の入り口に、いとも容易に導いてくれる。哲学は深遠なる学問ではなく、美しく生きるためにあるということを内山は教えてくれる。
「僕はこう思うんだ。哲学を学問にしてはいけないと。なぜなら哲学は一方の手でつくられつづけ発展させられつづけながら、もう一方の手で壊されつづけなければならないという宿命を背負っているからだ。その理由は哲学はすべての人間たちの、すべての民衆のものだからだと思う」(『哲学の冒険』平凡社、2006年)。
 戦後の東京・世田谷で生まれ、やがて激しく変貌する武蔵野の風景の中で育った内山は、20歳のころより群馬県上野村に通うようになる。神流川でヤマメやイワナを追いながら、山里の労働には「仕事」と「稼ぎ」の二種類があることを発見する。
 本書は内山哲学の副読本とも称すべきもので、内山本人による『自著を語る』をはじめ、自叙伝風年譜、内山哲学のキーワードを解明するロングインタビュー、内山ファンの著名人の対談やエッセーなどで構成されている。
 本書は、いわば「哲学をどう読むか」についての入門書であり、哲学の世界に遊泳することの楽しさを教えてくれる。(菅原歓一 『かがり火』発行人)【商品解説】

収録作品一覧

自著を語る 内山節 著 15−71
よりよく生きるために 内山節 述 73−113
成長神話に惑わされない「里山資本主義」の暮らしかた 内山節 述 116−133

著者紹介

内山 節

略歴
〈内山節〉1950年東京都生まれ。哲学者。著書に「内山節著作集」等。

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評価内訳

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2014/09/21 10:31

投稿元:ブクログ

科学的真理とは科学の方法によってとらえられた真理に過ぎない。普遍的な心理はあくまでこのような限定のもとで成立するものである。
哲学や思想が未来をつくるのではない。多くの人々が語り、創造することが共鳴しあって未来は作られるのである。
本当に自分が考えたこともないことだったら、何も頭に入らないし、逆に反発かもしれない。
郷土を深く知ることによって、そこにどんなかけがえのない自然があり、かけがえのない人間たちの歴史があり、そこで今、人々は何を考えながら生きているのか。

人間という生命も、さまざまな他者と結ばれてこそ、個々の生命である。哲学としては考えながら、今までとは違う、人間の豊かさの捉えなおしをしていかないといけないのが、今の時代。

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