「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
詩人にして建築家・立原道造が切り開いた地平を示す表題作ほか、「ル・コルビュジエのメディア戦略」をはじめとする〈近代主義〉批判、近代建築の前夜、著者自身の携わった作品に関する文章等を集成。【「TRC MARC」の商品解説】
「立原道造の〈寝そべる建築〉は、まさに日本の建築史がほとんど正反対の方向へと進みだそうという時期に一瞬姿を見せた、建築のもう一方の方向性にほかならなかった。ふたつの方向のうちのひとつはもちろん〈丹下的〉なるものであり、そしてもうひとつが〈立原的〉なるもの、すなわち〈寝そべる建築〉だったとはいえないか。そしていうまでもなく建築の歴史は、ほとんど例外なく前者の方向で突き進んでいったのだ」
「もしも〈寝そべる建築〉という範疇がこの地上に実現できるのならば、そこではこれまでの評価基準はことごとく破綻することになるだろう」
詩人にして建築家・立原道造が切り開いた地平を示す表題作、「ル・コルビュジエのメディア戦略」「〈近代建築〉のアイデンティティは非ヨーロッパ的背景に開かれているか」「ルドゥーの夜とアジェの朝」「建築論として読むベンヤミン」「〈物質的記憶〉に向かって」「〈ディテール・モデル〉に関するいくつかの考察」「DUB建築序説」「〈建屋〉と瓦礫と」ほか、「建築零年」以後への応答。図版多数収録。
【商品解説】
目次
- 寝そべる建築 立原道造論
- Ⅰ
- ル・コルビュジエのメディア戦略
- 「近代建築」のアイデンティティは非ヨーロッパ的背景に開かれているか
- カリフォルニアでウィーンと日本が出会うこと キングズ・ロードのシンドラー自邸
- ミースの建築を写真に撮ること ブルノのトゥーゲントハット邸
- 物質写真序説 ローマン・ヴィシュニアックの「或る消滅せる世界」
- 世界モデルと気象学 パウル・クレーの絵画
収録作品一覧
寝そべる建築 | 7−66 | |
---|---|---|
ル・コルビュジエのメディア戦略 | 68−129 | |
「近代建築」のアイデンティティは非ヨーロッパ的背景に開かれているか | 130−139 |
著者紹介
鈴木 了二
- 略歴
- 〈鈴木了二〉1944年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。同大学教授。建築家。「物質試行37佐木島プロジェクト」で日本建築学会賞を受賞。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む