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三つの棺 新訳版(ハヤカワ・ミステリ文庫)
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三つの棺 新訳版 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 ジョン・ディクスン・カー (著),加賀山 卓朗 (訳)

ロンドンの町に静かに雪が降り積もる夜、グリモー教授のもとを、コートと冒子に身を包み、仮面をつけた長身の謎の男が訪れた。やがて二人が入った書斎から、銃声が響く。居合わせたフ...

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三つの棺 新訳版 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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ロンドンの町に静かに雪が降り積もる夜、グリモー教授のもとを、コートと冒子に身を包み、仮面をつけた長身の謎の男が訪れた。やがて二人が入った書斎から、銃声が響く。居合わせたフェル博士たちがドアを破ると、絨毯の上には胸を撃たれて瀕死の教授が倒れていた!しかも密室状態の部屋から謎の男の姿は完全に消え失せていたのだ!名高い“密室講義”を含み、数ある密室ミステリの中でも最高峰と評される不朽の名作。【「BOOK」データベースの商品解説】

ロンドンに雪が降り積もった夜、屋敷の主が鍵のかかった部屋で撃ち殺された。押し入ったはずの犯人は、痕跡をいっさい残さず、忽然と消え去り…。名高い〈密室講義〉を含む、密室ミステリの傑作。【「TRC MARC」の商品解説】

謎の客は密室から煙のように消え失せた! 史上に名高い〈密室講義〉を含む不朽の名作【商品解説】

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みんなのレビュー8件

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評価内訳

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紙の本

密室を

2015/11/16 16:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

語る上では欠かせない、というか密室の原点たる本。
カーの密室に掛ける情熱が伝わってきて読み応えがある。
これを発表直後に読んだ人たちが羨ましい。

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2015/08/23 07:03

投稿元:ブクログ

密室講義を読むために本作品を手に取ったと言っても過言ではありませんが、実際にこの作品で使われたトリックが発端となりその後様々なミステリに使われていると思うと、当時これを考え出したことが如何に偉大なことか思い知らされます。

2015/01/19 18:48

投稿元:ブクログ

フェル博士シリーズ及び、カーの作品を読むのは2冊目になります。
単純に、この小説が好みか、好みでないかで言えば、
そんなに好きでもない部類に入るのですが、そんなことより
このトリックを思いついて、そして書き上げてしまったという事に、
ただただ賞賛を送りたくなるばかりです。

有名な密室講義の章は、密室トリックについて大変わかりやすく纏められており、
今現在でも充分に通用する素晴らしい解説でした。
なんとなくわかったつもりでいた、密室トリックについて
ちゃんとわかった、と言えるくらいに勉強になりました。

突然のメタ発言には驚きましたが、ハドリー警視の突っ込みといい、この本が書かれた20世紀半ばにこういったコミカルなやりとりの表現を用いたカー先生の筆力の高さに脱帽です。
流石は契約以上に本を出版してしまうほど多作な作家だと改めて感心しました。

2015/12/04 18:35

投稿元:ブクログ

すごい密室だった。
一体どうやって作られたのだ、この密室は、の一心で読み進めておりました。
そして、謎を解くつもりで細かくメモってきた人で、真相にたどり着けた人はいるのだろうか。

しかし、おそらく口癖やら体型的な理由かもしれませぬが、博士の咳というかなんというか。アレが気になりました。
ああ、でも、日本的ステレオタイプに「ウォッホン」とかになってなくてよかった。
原作ではどんな表現なんだろう。

2015/01/25 07:03

投稿元:ブクログ

「言われてみれば……」となる手がかりの数々を完全に見過ごしていた。「全員怪しくないぞ……」から、それまでの予想がばたばたとひっくり返されていく謎解きは、読んでいて「ははぁっ!」と感心するしかない。

2014/10/01 20:56

投稿元:ブクログ

ジョン・ディクスン・カーの『三つの棺』を読了。ギデオン・フェル博士もの。

カーの最高傑作とも言われる作品。今年の初めころに新訳されると知った時は嬉しかった。ようやく読めたが、やはり一見の価値ありの作品である。事件はカーらしく密室トリックが用いられている。

実はS&Mシリーズの後半5連続を読む前に、この作品を読んでいた。途中で『すべてがFになる』のドラマ化情報が入ったので、一時的に積ん読していた次第。再開して読了したので記事にしたい。

本作で特筆すべきは、やはり「密室講義」であろう。語るまでもないほどに有名で、他作品のミステリにも名前が挙がることが多々ある。特に有栖川有栖の『マジックミラー』では、この「密室講義」に倣ってアリバイトリックの分類がされている。こちらも必見。

今回は7月に発売された新訳版を読んだのだが、旧版は全体的に誤訳が酷いと言われていた。それは色々なレビューを見る限り、「密室講義」も例に漏れずのようだったが、新訳版ではきちんと訳されていたようである(旧版は未読なので詳しくはない)。ただし「密室講義」においては、他作品のネタバレがあるので要注意(メルヴィル・デイヴィスン・ポーストの『ドゥームドルフ事件』)。

訳が直されているとはいえ、この事件のトリックについて完全に理解するのは難しい。少々複雑さが見受けられる。フェル博士の説明をしっかり読まなければ、多少混乱するかもしれない。少なくともオレはそうだった。

あとがきの話になるが、『ユダの窓』も新訳されるとのこと。こちらはカーの別名義であるカーター・ディクスンの探偵役、ヘンリー・メルヴェール卿ものの傑作。『ユダの窓』のトリックは、有栖川有栖が選ぶベストトリック5にも選ばれている(2011年9月号の『日経おとなのOFF』より)。こちらも実に楽しみである。

2014/07/30 00:59

投稿元:ブクログ

密室の王者の異名をもつ作者の代表作の一つ。
その作者による〈密室〉に関する講義もおさめられている。

今までの新訳が読みやすかったからか、今回はちょっと読むのに時間がかかった。それでも全ての謎が解ける終盤は息つく暇もないぐらい一気に読んでしまった。

内容的には星5つだけど、個人的に感じた読みにくさで星一つマイナス。

2015/07/29 17:23

投稿元:ブクログ

かの有名な「密室講義」は素晴らしい内容ですし、名探偵自ら架空の存在であることを認めてしまったメタ発言が楽しいです。ただ、どうしても冗長に感じてしまうのが残念なところです。
本書の密室トリックは理解出来ない部分があって微妙に感じるものの、全体的な仕掛けや犯人の隠匿方法と有機的に結び付いている所が秀逸です。

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