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なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略(PHP新書)
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/06/13
  • 出版社: PHP研究所
  • レーベル: PHP新書
  • サイズ:18cm/273p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-569-81941-9

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なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略 (PHP新書)

著者 冨山 和彦 (著)

GDPと雇用の7割を占めるローカル企業こそ、日本経済の切り札となる! グローバルの世界とローカルの世界という2つの経済圏の実態や特性を解説し、日本経済復活の処方箋を提示す...

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なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略 (PHP新書)

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商品説明

GDPと雇用の7割を占めるローカル企業こそ、日本経済の切り札となる! グローバルの世界とローカルの世界という2つの経済圏の実態や特性を解説し、日本経済復活の処方箋を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】

アベノミクス成功のカギは、ローカル経済にあり! グローパル経済も分析しながら、今後の日本が成長していくヒントを読み解いていく。【商品解説】

著者紹介

冨山 和彦

略歴
〈冨山和彦〉1960年生まれ。経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO等を歴任。オムロン社外取締役、ぴあ社外取締役等。著書に「挫折力」など。

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みんなのレビュー59件

みんなの評価4.3

評価内訳

電子書籍

目から鱗の本!

2015/02/11 20:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いがたく - この投稿者のレビュー一覧を見る

「グローバル経済か、ローカル経済か?」ではなく、「グローバル経済とローカル経済は別物」という仮説に基づき国内の経済構造を整理するととてもわかりやすく整理ができ、整理できるから問題点と処方箋も出せる。そしてアベノミクスの第三の矢も、その意味でちょっとずれてることが明解になる。
地方に転勤し、東京と地方を行き来している自分にとって、子供が大学生になり、彼ら彼女らの未来を憂う自分にとって、そして自分の老後を考える時、この本に書かれた仮説と指標はとても参考になった。
過去に読んだ日本復活提言書物の中で異色の出来。
本屋に行くと○藤優などの本が「売れてる!」と言わんばかりに棚に積み上げてあるが、ああいう「プロのもの書き屋」の暇つぶし的なインテリジェンスより、地方でバス会社を経営している富山氏の本のこの本の方がよほど役に立つ。みんなに読んで欲しいし読むべき本だと思う。
で、私は結局Lの人間なんだな(笑)。でもLの経済圏こそ英語が必要だということを改めて認識した。
ところで、サッカー日本代表もこのGとLの視点で見ると、日本代表はG、JリーグはLであり、経営的には別ものではないだろうか。すなわち、グローバル社会で結果を出さなければいけない日本代表はグローバルな経営に基づくべきであり、Jリーグはローカルな経営に基づくべき。すなわち、スポンサーも日本代表にはグローバルな企業を期待すべきで、金はあるけれど国内で「親善」試合を義務付けるLな企業をスポンサーにしてはいけないのではないだろうか?(いや、あの飲料メーカーも国際的企業を目指しているが、サッカーに期待しているのは国内向け広告だよね・・・)そうすれば生ぬるい「親善」試合しか出来ずにいつまでたっても強くなれないということから脱却できるのでは?

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紙の本

勉強になる本、お勧め!

2014/11/15 23:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:M マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る

グローバルとローカルを
分けて考え、
ローカル社会とビジネスが、
いかに、地域社会に於いて、
重要な役割を果たして要るか、

ローカルチャンピオンを目指し、
地域社会貢献を薦め、
それが、地域社会にとって、
住みやすい地域に繋がる、
日本の地方を発展させる、
ヒントがこの本に、
その各地域の成功モデルが、
日本が蘇る起爆剤に、

その中に、ワールドワイドな
ビジネスモデルが、出てくれば、
世界グローバルの中に、
挑戦して行けばいい。

TPP等の、無神経な交渉は、
まだ、
未熟のローカルビジネスモデルが
多国籍企業のグローバルモデルに、
呑み込まれ、破壊されて行く、
これは、地方社会が破壊される、
可能性が高い、
日本の文化を含めた、
ローカルビジネスモデルは、
日本で守らなくてはいけない、
その中から、成功し、
グローバル適用モデルだけを、
TPP等の、グローバル交渉に
載せるべき、
これから先、グローバル理論は、
広がるでしょう、

ポイントを抑えて、交渉に、
入らないと、日本文化、地域社会が、
破壊される事に、
グローバル交渉に関わる人には、
この本に、ヒントが有る。

日本は、ローカルビジネスに、
支えられている事が、
改めて、考える事に、

冨山和彦の他の著書にも、
興味が出てきました。

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紙の本

『なぜローカル経済から日本は甦るのか』

2016/03/08 05:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る

世の中、なんでもかんでもグローバルが叫ばれる。
その最たる部分が経済であり、国内人口が減少し飽和状態にありながら現場サイドでは収益が上がって、儲かってしようがないというレベルにはならない。
なぜなら、常に“人手が足りない”のである。

人口が減少する中で人手が足りないというのはある意味当然でもあるし、然し見方によっては逆に不景気で人が余っているんじゃないかと思う節もある。
この絶対矛盾のような状況をどう打破していくかに提言する本。

大手の企業はこぞって生産地を安い労働力で賄える海外に移す一方、国内ではどこの商店街もシャッター通りの有様である。
この問題をグローバルとローカルに分けて、分断して論じローカル経済から日本を立ち直らせるべくその指針や方向を示した本。

経済の専門用語は出てくるが非常に分かり易く説明してくれるので理解し易い。
日本復活のシナリオとしてかなり読まれた本だが逐次頷ける内容ばかりである。
グローバルな経済とローカルなものを一緒くたにすることなく、それぞれに処方で経済活性の道を示すものだと思う。

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2015/01/31 01:07

投稿元:ブクログ

経済がグローバル=G/ローカル=Lに分かれていて、L向けの経済対策が足りないというのは鋭い指摘ですが、タイトルの蘇る具体策が見えないのと地方消滅論に賛意を示す方向性には違和感。
それにしても、水野和夫さんといい地方政治の位置づけがまったく見えないのは、それだけ無力なのか不要なのかとがっかりしてしまいます。

2014/11/07 20:49

投稿元:ブクログ

加工貿易立国の時代 大企業、下請け、孫請けがあり、頂点が潤うと、下も潤う トリクルダウン
現在は大企業が生産拠点を海外に移した。水平分業化、モジュール化 トリクルダウンは起こらない

日本のグローバルプレイヤーが長期的に交代してきた本当の理由
 日本企業の整理統合が進まない、多くお企業が過当競争、集約が進んだ海外起用に個別撃破される
 利益率が10%を越える大企業は少ない ブリジストン、コマツ、信越化学、キャノンのい
 事業環境や競争メカニズムの変化の中で、しかるべき事業と機能の新陳代謝を怠った

small but global No1 ファナック、マニー、ナカニシ、ハーモニックドライブシステムズ、浜松ホトニクス、ヒロセ電機、旭ダイヤモンド工業、日本セラミック、マキタ、日本電産リード、HOYA、日本電産コパル電子、シマノ、MARUWA、堀場製作所、ディスコ、日本電産、日本ガイシ、第一精工、THK、村田製作所、ウシオ電機

グローバル経済域で生き残るには、高収益と高成長の両立

高度人材の外国人の受け入れため インターナショナルスクールの整備必要 医療 公共インフラ

日本の企業 つくりこみ、すり合わせが得意 対価が支払ってくれないところに作りこんでもだめ

トップマネジメントの多様性に欠ける 社外取締役を増やす

セブン-イレブン 地域ドミナント出店

対面型サービス産業 密度の経済性が強く効く
密度の経済性が効く業種では空洞化はおこらない

淘汰が起きにくいローカル経済圏ではゆるやかな退出による集約化がポイント
日本の非製造業の労働生産性が低いのは、生産性の低い企業の淘汰が驚くほど進んでいないからだ

地方ほど、高齢化が進み、生産人口人口が減少。若者は東京にでるという選択肢がある。生産人口はますます減少

生産性の低い企業には、ゆるやかに退出してもらい、事業と雇用を生産性の高い企業に滑らかに集約すべき

正社員、年功序列という日本型正規雇用は、メンバーシップ型雇用の日本型大型製造業にしかフィットしない。ジョブ型雇用のサービス産業にはフィットしないので、労働者が非正規雇用化していく

病院は典型的なローカル経済圏の特徴をもつ
全国的な水平統合よりも地域内における垂直統合の方が効率的

退出のキーは地方金融機関のデッドガバナンス

地方の組成は、集約によるコンパクトシティ化と駅前商店街の復活

グローバル経済圏における製造業の労働生産性は高い。ローカル経済権威おけるサービス業の労働生産性が、アメリカの半分しかない

積極的に行動人材の外国人の受け入れは推奨
サービス産業に入る外国人労働者は、低層労働者が中心。日本社会との軋轢が懸念 ショックがおこるかも

2014/06/28 14:16

投稿元:ブクログ

感じていた違和感に答えてくれる内容で良かった。
・グローバル経済圏で戦う企業が伸びると本当に日本は潤うのか?
・ローカル企業はなぜ根強く勝ち残れるのか?

昔から、冨山さんが語っていた規模の経済と密度の経済の考え方を昇華させて、グローバルの世界とローカルな世界という別々の競争ルールを持つ世界観を語っている

国にとっては、ローカルな世界が雇用の大半であり、GDP貢献への大半である。そこを支援する意義・手法に主眼を置いた本。グローバルが注目される中で、あえてローカルに振るあたりも、メッセージが際立って見事

密度の経済が効き、規模の経済が効かないローカルの世界では競争は不完全になり、非効率企業も生き残るし、ブラックな企業も直ぐには淘汰されない

それから、良くシリコンバレーは、あの生態系のつくり方だったり、エンジェル投資家だったりが注目されるが、基をたどると、インターネットだったり、GPSの軍事技術にあり、そこに莫大な投資をした国家戦略にあるという視点。これも中々面白い。なんかアメリカって国の関与が薄いイメージがあるけれど。

少し残った疑問としては、
・日本のローカル企業≒サービス産業の労働生産性は諸外国に比べて低い
・その理由は、本来淘汰されるべき企業が上手く淘汰されないから
・上手く整理統合し、ベストな企業に集約していくと、労働生産性は高まり、経済は上向く

理屈としては分かるが、ローカルな世界において、労働生産性(付加価値 / 従業員数)を海外と比較するところの意味はどの程度あるのか?
貨幣価値が異なる中で、極端に言うと、アフリカと日本のサービス産業の生産性を比べたら圧倒的に日本が勝つわけで。
まぁ、先進国同士の比較なので、良いような気もするが。
これが、グローバルな世界であれば、みんな基軸通貨のドルベースで戦うはずなので、比較は意味あると思うが。

2016/03/27 23:51

投稿元:ブクログ

(しばらく経ってからレビュー書いてます…)
極めて納得感のある日本経済に関する書籍です。「グローバル経済とローカル経済の課題と解決策は全然違うものだよね」という視点というか、景色を感覚としてつかんでおくことは極めて重要で、その大前提を持たないと机上の空論になってしまう危険性が高いなと思います。話としてはさくっと読めるので、皆さんも是非(2016.3月のいつか読了)

2015/03/17 06:18

投稿元:ブクログ

机上でものごとを考える経済学者の処方箋では、日本も日本人も幸せになれない。

東京大学法学部を卒業し、司法試験にも受かりながら、アメリカのコンサルティング会社の就職した後、若くして会社を立ち上げ、産業再生現場で辣腕を振るった筆者だからの発想が綴られた著作である。

アベノミクスで経済が活性化し、人手が足らなくなったというのは、従来の経済学の思考だ。

高齢化し疲弊する地方での人手不足は、アベノミクスとの関連はない。

グローバル企業、ローカル企業と両者の立て直しに知見を有する筆者の処方箋、読めば読むほど納得だ。

産業再生時に知り合った優秀な経済官僚との会話から双発された考え方。

30歳前半の息子に読ますため、Amazonでコンビニに送ってやりました(笑)。

2015/08/15 15:11

投稿元:ブクログ

GとLの異なる実情を分けて検討することの有用性。
GとLの分断は実情としてそのとおりであるが、それを促進させることに未来があるか。

G
・規制緩和、ガバナンス強化とセットで法人税引き下げ
・現場力を活かす本社力の強化
→思い切り手を抜くところ 例 本社システムの作り込み
→意思決定の多様化(内部人材と外部人材の得手不得手)
・グローバルルールの適用
☆ 率先か後追いか
・公的けんきゅうきかん、大学の役割の増大
・国内産業への波及を考えた国際化 例 和食普及と日本食材、酒類の輸出の連関

L
・雇用の実態を正確に把握する
→経済センサス活動調査
非製造業割合 企業数88.9%、従業員数80.6%
社会福祉サービス(医療、介護、保育)、教育、公共交通
・地方の労働力不足
☆エビデンス?
・規制緩和ではなくスマートレギュレーション
例 主体規制からこういし規制
・デッドガバナンスの変更
・限界集落はいつ頃できたか?

・集約後?
→ライブ・エンターテインメント
→インバウンド

グローバルからローカルに移行すべきと主張しているように記載されている藻谷氏著書に対する分析は、ローカル経済をグローバル経済のサブシステムとして提案していることを無視している。

2015/05/01 23:03

投稿元:ブクログ

どこもかしこも、グローバル、グローバルと言ってるけど、日本の産業の7割は非グローバル、つまりローカル密着型の産業であると。日本経済の成長戦略を描くにも、グローバルとローカルを一緒くたに考えてはうまくいくはずがないというのには、確かに目から鱗でした。

私の仕事は、グローバルに属します。でも、売る相手が海外ユーザーだとしても、その先の用途・ユーザーがローカルなのかグローバルなのか、ということも念頭に置いて仕事をすべきだなと本書を読んで感じました。

2014/12/28 09:04

投稿元:ブクログ

「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議」の提出資料で話題になった、冨山氏の書籍。あのおもしろ資料の前提となるGとLのお話。
簡単に言ってしまえば、日本経済を支えるのは労働集約的でスケールしない内需型産業なんだから、その産業特性に合わせた施策を打っていきましょう。というごくごくスタンダードかつ穏当な内容で、それ自体では目新しくはない。
では本書の特徴的なところは何かといえば、やはりG(Global)とL(Local)という補助線を引いたこと。この補助線を引いてあげることで、グローバル戦う産業と地域密着の産業との議論の切り分けができ、見通しがぐっと良くなる。このあたりの整理はさすが。
……はずなのだが、このGとLという補助線こそが本書最大のくせものでもある。
このGとL、一見とてもわかりやすいのだが、実際よく読んでみると幾つかの概念がごっちゃになってるのが見て取れる。知識集約的でスケールする産業と労働集約的でスケールしない産業という産業特性での区分で議論を進めているかと思えば、地方の経済と都市部の経済という地理的区分で議論していたり。確かにそれぞれの概念は相互に重なり合い密接に関係しているものの、必ずしも同一ではないし、それらの問題が同根であるとするには議論があまりに不足している。それにも関わらず、複数の概念が入り乱れとっちらかって、それらがまるっとGとLという用語でくくられている。
だから、GとLの議論をしていることは一貫しているが、その内実からは一貫性が失われている。初めは産業特性の議論だったのに、後半にいくに従ってどんどん地理的な議論、地方をどうするかという議論に横滑りしていく。そうかと思えば、また産業特性の議論に逆戻りする。GとLできれいに整理されているように見えて、実はかなり混乱している。
その混乱の結果として、提示される処方箋も、個々の企業の戦略から、地域単位の対応、国家レベルの施策までが混在する形となり、それらは相互に相容れない帰結さえも生みうる。個々の企業にとって望ましい戦略が経済全体にとって望ましいとは限らないしその逆もまた然り。
おそらく、著者自身あまり整理ができていない。もしかすると有識者会議の前に出すのを急いだという事情があるのかもしれない。初歩的な誤字や誤りが散見されるあたりも、十分な時間をかけて書かれたものでないことをうかがわせる。
さらに、より大きな問題として、こうしたとっちらかりが読み手にも多大な影響を与えてしまう。定義としてはとっちらかって曖昧であるにも関わらず、一見して明快でキャッチーな二分法であるがゆえ、読み手は各自が各自なりのGとLとを読み取ってしまう。これよって、読み手の数だけ「ぼくのかんがえたさいきょうののGとL」が出現し、議論のとっちらかりが助長される。本来、見通しが良くなるはずの補助線が、かえって混乱を助長している。
そんなわけで、本書に問題の整理や適切な処方箋を期待することはできない。とはいえ、だからと言って本書がまったく無意味というわけでもない。本書の限界を理解したうえでなら、議論を誘発し出発点とする役割を果たすことはできる。審議会のおもしろ資料だって、そのためのものだとすれば納得感ある(本気で提言してたらまじやばい)。こうした議論を喚起する機能にこそ、本書の意義であると思う。
でも、何度も言うけど大型特殊二種免許だけは絶対におかしいからね!

2014/09/09 22:45

投稿元:ブクログ

日本にはローカル経済とグローバル経済の全く異なる2種類がある。ローカル経済圏では、少子化&若者の都市移住&団塊の世代の退職で、5年前から人手不足になっている。グローバル経済圏は人余り、グローバル競争、グローバル人材能力などが必要だが、日本経済全体の3割しかなく、さらに製造業の海外移転で減少傾向。一方、ローカル経済圏はグローバルレベルの優秀人材は必要ではなく、それなりにまともな経営者が数多く求められており、ローカル企業(メインは運輸、小売、医療、サービスなど)の利益率を上げるために、だめな企業には退出頂き、良い企業を増やす努力がかかせない。ローカル経済圏は、女性、高齢者などの活用がマスト、外国人も入れたいが田舎では歓迎されないと悲観的。

2016/02/08 08:24

投稿元:ブクログ

興味深い記述箇所もあるのだけれども、どうもストンと腹落ちしなかった一冊。
たとえば「メガベンチャーの担い手はストリートファイターとは根本的に次元が異なる。基本的には、東京大学か京都大学くらい、片目をつぶっていてでも入れるようなレベルの人でなければならない。凡人が予測も出来ないことを考え出し、それを実現してもらうのだから、標準的な頭の出来の人ではとても無理である」とか、
「人口減と生産年齢人口の減少によって、これからの日本はマイナス成長に陥る危険がある。万が一そうなっても、生産性を高めることが出来れば、一人当たりGDPは上昇させられる。人間の幸福は一人当たりGDPが維持できるかどうかで決まる。」とか。
生産性やら効率性などといったものさしで全ての経済活動を図ろうとする考え方で、人口減と労動力減という未知の世界に適応できるのだろうか?

2015/12/02 21:55

投稿元:ブクログ

内容について、100%の理解はおそらく出来ていないと思うが
新しい気づきや発見がいくつか得られたという意味で
少なくとも読んで損はしない本だった。

2014/09/03 19:55

投稿元:ブクログ

グローバル経済(G)とローカル経済(L)を区別し、それぞれの特徴と問題点、今後の成長戦略について説明している。

著者の主張としては、経済を考える際にGとLは区別して考えるべきであり、Gを目指す様な政策などをLに強要してもその殆どがナンセンスであるというもの。

グローバル経済においては世界標準の中で常に世界一番を目指さなければならず、その中で遅れをとらないよう日々切磋琢磨しなければならない。
日本でも国際競争が出来る様な地盤を作らなければならず、法人税減税などの法律の面や、競争優位な大学や研究施設の整備をする必要がある。

一方で、ローカル経済は現在はほぼグローバル経済から切り離された者であり、作用する経済原理もまったく異なっている。
そのため、ローカルはローカルなりの観点から政策や制度設計を考える必要があるというもの。


大手外資系コンサルより独立し、国の制度設計や各企業や団体のコンサルティングを行ってきた著者であるため、有意義な提案を知る事が出来た。

読むにあたっては、基本的な経済学?や簿記?の知識などが必要なのかなと。
それらがあればかなり理解が進むような気がした。

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