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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/07/14
- 出版社: 集英社
- サイズ:20cm/181p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-771573-6
紙の本
マダム・キュリーと朝食を
著者 小林 エリカ (著)
「東の都市」へと流れて来た猫と、震災の年に生まれた少女・雛。目に見えないはずの“放射能”を、猫は「光」として見、少女の祖母は「声」として聞く―。キュリー夫人やエジソンなど...
マダム・キュリーと朝食を
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商品説明
「東の都市」へと流れて来た猫と、震災の年に生まれた少女・雛。目に見えないはずの“放射能”を、猫は「光」として見、少女の祖母は「声」として聞く―。キュリー夫人やエジソンなど、実際のエネルギー史を織り交ぜながら時空を自在に行き来し、見えないものの存在を問いかける。卓越した想像力が光る、著者初の長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
「東の都市」へと流れて来た猫と、震災の年に生まれた少女・雛。目に見えないはずの“放射能”を、猫は「光」として見、少女の祖母は「声」として聞く…。“放射能”と生き物の物語。『すばる』掲載を加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「東の都市」へと流れて来た猫と、震災の年に生まれた少女・雛(ひな)。それぞれの目で見た「新しい世界」とは。キュリー夫人やエジソンによるエネルギーの歴史を織り交ぜ、時空を自在に行き来する未来小説。
【商品解説】
著者紹介
小林 エリカ
- 略歴
- 〈小林エリカ〉1978年東京都生まれ。作家・漫画家。著書に「親愛なるキティーたちへ」、作品集に「忘れられないの」など。
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マタタビの街が原発に重なる
2020/02/27 23:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間によって見捨てられた廃墟に生きる、猫たちが生命力に満ちています。3・11以後も稼働する原子力発電所への、痛烈な風刺がきいていました。
紙の本
不思議な物語
2019/06/15 14:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:十楽水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の卓越した想像力に、どこまでついていくことができるのか。難しくてあまりついていけなかったけど再読すると少しだけついていけた気がした。繰り返し読むと、さらに塚づけるのかもしれません。見えない放射能を光として見ることができる猫。光の声を聞くことができる女系の家系に生まれた少女は、まだ声を聞くことはできないが、いつかその猫に会えることを信じている。放射能・科学の歴史をたどりながら、著者が伝えたかったことはなんだったのか、また読んで考えたいです。