幼児保育事典集成 １〜３ 3巻セット

◆底本
第１巻『幼児保育小事典』 岡田正章 責任編集／1979年
第２巻『保育のための乳幼児心理事典』 森上史朗 責任編集／1980年
第３巻『保育内容事典』藤田復生 責任編集／1980年
（いずれも幼児保育事典シリーズ／日本らいぶらり刊）

◆特　色
教育、心理、社会、福祉、 保健、遊びと文化…多岐にわたる「保育」の学習範囲を、「理論」と「実践」の両面からとらえなおす包括的事典シリーズ！

幼児保育を総合的な視野から問いなおす『幼児保育小事典』『保育のための乳幼児心理事典』『保育内容事典』の3つの事典を、一挙に復刻！幼児教育・保育の研究者から、現場の保育士まで、保育研究、保育実践を行ううえで、必須のレファレンス。

第１巻『幼児保育小事典』
幼児保育の基礎知識をコンパクトにまとめる。「II　幼児保育重要人名事典」では、保育史のなかで広く知られている人物のほか、幼稚園・保育所の開設や普及に尽力した人などさまざまな人物を取り上げている。

第２巻『保育のための乳幼児心理事典』
乳幼児心理学の領域を９つのパート、201の項目に分け、乳幼児心理学の基礎的な知識を、日常の保育に生かせるような形で簡潔に解説している。

第３巻『保育内容事典』
「実践編」では、実践を大きく「生活を中心とする活動」「遊びを中心とする活動」「総合的な活動」に分類。各活動に関しても類似の活動は項目をまとめ、通読してもよく理解できるように構成している。

◆各巻構成
第1巻　『幼児保育小事典』　岡田正章 責任編集
保育の学習範囲は、教育、心理、社会、福祉、小児保健、遊びと文化など多岐にわたっている。また、保育は、常に実践活動を通しての理論をもたなければならず、逆に、実践に目を奪われて、理論をないがしろにするものであってはならない。（中略）編集上、特に留意した点は、幼稚園と保育所の両者を、統一的に理解できるように構成したことである。どちらの施設で保育されても、幼児自身が異なる存在であるわけではない。またそれは、その幼児を研究対象とする保育学においても同様であろう。（「序」より）

〔目次（抜粋）〕
I 幼児保育の基礎知識
保育／保育の制度／保育の歴史／保育の内容／保育の方法・教材／幼児の発達／遊び／家庭／保健／児童福祉／幼児文化／保育者とその養成／保育研究／幼児と社会／世界の幼児保育　以上各関連項目
II 幼児保育重要人名事典
III 幼児保育課程の基準
幼稚園教育要領／保育所保育指針／小学校学習指導要領／指導計画の参考例（幼稚園／保育所）
IV 幼児保育関係法規
１　総則（教育基本法／児童憲章／幼稚園と保育所との関係について／児童権利宣言／児童権利宣言原文）
２　幼稚園（学校教育法（抄）／学校教育法施行規則（抄）／学校保健法／学校保健法施行規則（抄）／幼稚園設置基準）【商品解説】