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秘苑の花 李王家悲史
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/06/24
  • 出版社: 共栄書房
  • サイズ:20cm/280p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7634-1060-3
  • 国内送料無料

紙の本

秘苑の花 李王家悲史

著者 張 赫宙 (著)

日韓現代史の悲劇。この歴史的事実からいま何を読み取るか?10歳で日本に連れてこられた韓国李朝最後の皇太子・李垠、政略結婚させられた日本の皇族・梨本宮方子女王。日韓のはざま...

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秘苑の花 李王家悲史

2,376(税込)

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商品説明

日韓現代史の悲劇。この歴史的事実からいま何を読み取るか?10歳で日本に連れてこられた韓国李朝最後の皇太子・李垠、政略結婚させられた日本の皇族・梨本宮方子女王。日韓のはざまで、歴史に翻弄されながら、二人はどう生き、愛を貫いたか―。【「BOOK」データベースの商品解説】

10歳で日本に連れてこられた韓国李朝最後の皇太子・李垠。政略結婚させられた日本の皇族・梨本宮方子女王。日韓のはざまで歴史に翻弄されながら、愛を貫いた2人の半生を描いた歴史小説。〔世界社 1950年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

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英親王と張赫宙にとって、故国とは何か?

2015/10/01 21:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

張赫宙の没後、彼の作品が何作か復刻された中で、戦後の作品は集英社の「戦争×文学」に収録された「目」と、この昭和24年から雑誌に三回に分けて掲載された後に昭和25年に単行本が刊行された「秘苑の花」だけだ。
 方子女王の伝記を書いた三氏は、この作品からの引用(もっとも、収録に際して張赫宙が改作している)がある「英親王李垠伝」を読んでおられるにもかかわらず、何故か「秘苑の花」も張赫宙の名前も出てこない。張赫宙が参考史料を借りた趙重九元男爵に取材して、その際に貰った「王家の終焉」に彼の名前が書かれているにもかかわらず、まだ健康そのものだった張赫宙には取材していない本や「青磁のひと」のような「秘苑の花」を参照にした文章から孫引きしたような作品を「荒唐無稽なフィクションともいえない迫力がある」と一頁丸々引用している本がある。
 一方、中公新書の「朝鮮王公族」の著者のように前著では「参考文献・全体にわたるもの」の中に「秘苑の花」が紹介されているのに、「彼ら王公族の第二世代は、第一世代のように安定のためとしてよりは、自明のこととして王公族の地位を受け入れ、皇族と同じ義務を果たそうとした傾向がある」という著者の持論に矛盾する?からか、おそらく故意に無視している本もある。
 この作品は英親王が漢城の宮中から東京へ出発する明治40(1907)年から玉音放送を聞いた直後(角田房子氏の「わが祖国」に書かれている李亨根大尉が李王邸を訪れる直前?)までを主に英親王の視点から書いている。英親王が日本に同化しようとしても心の奥底では朝鮮を捨てられない人物として描かれているのは、朝鮮戦争に際して「嗚呼朝鮮」や「無窮花」などを書いた張赫宙の内面をも顕した彼の分身という面がある思う。「英親王李垠伝」(及びこの本を参考にした本)には2・26事件の時に英親王が反乱軍に帰順を呼びかけるラジオを聞いて、「『これを聞いて感じない者は日本人ではない』と強く申された」とあるが、「秘苑の花」には「『朝鮮は何う生きたらいいのだろうか』垠殿下は、包囲された謀反部隊を目の前にして、遠く朝鮮を想われた」と書かれているように、英親王の心の底では朝鮮が存在している。
 一方、方子女王は張赫宙の日本人妻の分身という面があると思うが、「英親王李垠伝」に引用されているからか、それなりに紹介されている京城から東京の李王邸を訪問した淑明女学校の生徒達に拝謁した場面での「と、方子さまも、白いハンカチでお顔をふいていられる」と書かれている。ここは後に韓国に移住した方子女王の将来を暗示しているように思える。
 この本には張赫宙の研究者が書いた解説が掲載されているが、おそらく一般向けの書物に文章を書くのに慣れていないらしく、張赫宙という作家の存在を知らない読者には彼がどういう人生を送った作家なのか上手く紹介出来ていない。また、英親王と方子女王とは、どういう人物なのか、よく分かっていないらしく、「朝鮮の皇太子に嫁いだ以上は方子は日本で居住していたとはいえ、日本の皇室から離れた存在になっていた」、「また、日本で平穏に暮らしているように見えるが、実際王族としてみとめられず、浮いている存在であった」と見当違いの事を書いている。これなら英親王と方子女王に詳しい人の手で別に解説を書いてもらうべきだった。「秘苑の花」という作品の価値とは関係がないとは言え、この復刻版の痛いところだ。

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