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商品説明
1989年秋から99年秋までの9年間に、雑誌『anan』に掲載されたものから196本を厳選。そのときの新作映画や、古い作品の回顧上映なども含め、淀川長治が若い大衆に向けて語る。下は、第9章〜第16章を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
1989年から、1999年にかけて雑誌『an・an』で連載された「淀川長治の新シネマトーク」。9年にわたって紹介した映画は450本以上。その中から196本(上下巻)を厳選し構成したのが本書。当時の新作映画だけでなく、時には過去の名作もテーマに取り上げた、映画への愛溢れるトーク集です。語りかけような口調で読者をリラックスさせながら、作品の本質には瞬時に鋭く迫る淀川さん独特の解説は、読めば、思わずその映画が観たくなる、不思議な力を秘めています。【商品解説】
目次
- 第9章 大大好きな名監督たち。
- 第10章 和子ちゃんの映画。
- 第11章 遠い国を映画で知る。
- 第12章 逞しい女たち、SEX、愛
- 第13章 結婚、家族、男の苦。
- 第14章 コメディが大好き。
- 第15章 映画の神様、亡き巨匠。
- 第16章 映画天使の最終講義。
- あとがき
- 索引
著者紹介
淀川 長治
- 略歴
- 1909年神戸生まれ。映画好きだった両親に連れられ、幼少時から映画館に通う。10歳で『ウーマン』(モーリス・ターナー監督)に感激し、映画と共に生きることを誓う。'27年、映画雑誌でアルバイトを始め、'32年にユナイテッド・アーティスツに入社。『駅馬車』をはじめ数々の映画宣伝で名を馳せた。'48年『映画之友』編集長に。'50年代はハリウッドスターへの取材などを精力的に行う。NETテレビ(現テレビ朝日)で、'60年から『ララミー牧場』、'66年から『土曜洋画劇場』(後に『日曜洋画劇場』)の解説を始める。'89年からアンアンで連載を開始。'98年11月11日逝去まで、映画の「伝道師」としての現役生活を全うした。
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