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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 58件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/26
  • 出版社: 星海社
  • レーベル: 星海社新書
  • サイズ:18cm/222p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-138555-9
新書

紙の本

江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)

著者 原田 実 (著)

「江戸しぐさ」とは、現実逃避から生まれた架空の伝統であり、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものである。教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになった「江戸しぐさ」...

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江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)

税込 902 8pt

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商品説明

「江戸しぐさ」とは、現実逃避から生まれた架空の伝統であり、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものである。教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになった「江戸しぐさ」を徹底検証し、その正体を見極める。【「TRC MARC」の商品解説】

「江戸しぐさ」とは、現実逃避から生まれた架空の伝統である
本書は、「江戸しぐさ」を徹底的に検証したものだ。「江戸しぐさ」は、そのネーミングとは裏腹に、一九八〇年代に芝三光という反骨の知識人によって生み出されたものである。そのため、そこで述べられるマナーは、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものとなっている。芝の没後に繰り広げられた越川禮子を中心とする普及活動、桐山勝の助力による「NPO法人設立」を経て、現在では教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになってしまった。しかし、「江戸しぐさ」は偽史であり、オカルトであり、現実逃避の産物として生み出されたものである。我々は、偽りを子供たちに教えないためにも、「江戸しぐさ」の正体を見極めねばならないのだ。【商品解説】

著者紹介

原田 実

略歴
歴史研究家。1961年生まれ、広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)会員。日本でも数少ない
偽史・偽書の専門家であり、偽書『東日流外三郡誌』事件に際しては、真書派から偽書派に転じ、以降徹底的な追及を行ったことで知られる。著書は二〇冊を超え、星海社新書でも教養としてのオカルトを論じた『オカルト「超」入門』がある。本書は、ツイッター(@gishigaku)上でもしばしば報告された、「江戸しぐさ」検証の成果を収めたものであり、懐疑的立場から「江戸しぐさ」を論じる初めての書籍である。

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みんなのレビュー58件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

4年後の視点から

2018/09/22 19:09

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あられ - この投稿者のレビュー一覧を見る

もう4年になるのですね……今年(2018年)、同じ著者で別の出版社(筑摩書房)から『オカルト化する日本の教育 江戸しぐさと親学にひそむナショナリズム』という新書(ちくま新書)が出たので、改めて発端となった『江戸しぐさの正体』も読み直してみました。

「江戸しぐさの正体』は、「江戸しぐさ」なる虚構(フィクション)を丹念に検証し、その始祖である芝三光という「反骨の知識人」(というか「ちょっと独特なおじさん」)や、芝氏亡き後に芝氏の思っていなかった方向に「江戸しぐさ」を広めて・広げていく越川禮子氏、そこに飛びついてきたNPOや自称「保守」的教育関係者といった人びとがどういう思想を持ちどう行動してきたかを丁寧に述べて、1人のいわば「江戸マニア」の脳内にだけ存在していた架空・虚構の「江戸」が、いかにして「歴史的事実」に仕立て上げられていったかがよくわかる力作です。

一方で、越川氏が「江戸しぐさ」に関わるようになる前にはまっていたアメリカの先住民(アメリカ・インディアン)にまつわる言説のことは、『江戸しぐさの正体』ではあまり踏み込んでいません。

「ホピ族のおしえ」、「先住民の叡智」的な「インディアンもの」が書店の売れ筋だった時代は確かにありましたから、著者の原田氏にとっては、越川氏が傾倒した思想の内容は説明するまでもない自明のことだったのかもしれませんが、「アメリカ・インディアン」と「江戸」がなぜつながるのか、『江戸しぐさの正体』ではいまひとつつかみきれませんでした。

その点を補っているのが、4年後の2018年に出たちくま新書の『オカルト化する日本の教育』です。「先住民」性の持ち上げという現象について知りたい方にはこちらも併読をおすすめします(原田氏の元々の研究分野もそちらですよね)。

『江戸しぐさの正体』の内容は、大筋のところは、『オカルト化する……』の最初の章に含められていたので、2018年の今から読むなら、『オカルト化する……』ではいまひとつ具体的でない個々の「江戸しぐさ」の奇妙さ、珍妙さについて知るために『江戸しぐさの正体』を読む、という流れになるかもしれません。

いずれにせよ、「『江戸しぐさ』は直ちに教育現場から追放すべきである」という2014年の著者の明確な主張が、4年後の2018年になってもなお繰り返されねばならないというのが、日本の現実です。むしろ、事態はより深刻化している。

『江戸しぐさの正体』は、「トンデモを笑う本」として楽しんで終わらせてはいけない1冊でしたし、出版から4年後の今もそういう存在であり続けています(残念なことに)。

194ページから引用します。

「フィクションを現実にあった事柄として教えるのは、結局虚偽である。虚偽に基づいて道徳が説けるものだろうか。……また、虚偽によって人々を自分の主張に誘導するというのは、ファシストがよく使う手口である。『江戸しぐさ』の実在は虚偽だと知りつつ、自分の考える道徳に教え子を誘導するのに便利だから使うというのは、ファシズムに抗するどころか教師がファシストに近づく第一歩になりかねない」

これは2018年の今、さらに切実になっていないでしょうか。

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紙の本

眉に唾をつける

2015/12/31 11:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mizumotojin - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸しぐさってなんかうさんくさいと思ってはいたけれども、自分ではなかなか真相を調べることはできません。こういうことをきちんと調べてもらえるのは有り難いことです。都合がいいものを無批判に教育に取り入れてしまうのは危険であるということを知るために、教育現場にいる先生方に読んでほしい一冊。

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紙の本

江戸しぐさって何?と思ったらこの本を読んで

2015/06/03 21:56

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「江戸しぐさ」って何?と思ったそこのあなた。
知らないのが当然です。というのは、江戸しぐさとは、ある特定の人達が「江戸時代では常識だったこと」としてつくりあげたものなのです。
驚くべきことは、今では教育現場に浸透し、学校で江戸しぐさを教えるところもあるとか。
じっくりコトコトにこんだ江戸そっぷとか、江戸時代の人はチョコレートやバナナを食べていたとか、仰天な江戸しぐさ。なぜそんなものが出てきたのかがこの本で検証されています。おもしろいです。お勧めです

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2015/03/22 18:00

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2014/11/14 12:17

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2014/08/28 17:28

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2014/09/26 18:30

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2014/09/27 12:54

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