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紙の本
恐竜の骨をよむ 古脊椎動物学の世界 (講談社学術文庫)
著者 犬塚 則久 (著)
地中から発掘されるバラバラの恐竜の骨はどのように復元され、生時の姿を推定できるのか。比較解剖学、機能形態学を駆使して現生の脊椎動物類と比較し、恐竜の運動能力や生活様式を解...
恐竜の骨をよむ 古脊椎動物学の世界 (講談社学術文庫)
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商品説明
地中から発掘されるバラバラの恐竜の骨はどのように復元され、生時の姿を推定できるのか。比較解剖学、機能形態学を駆使して現生の脊椎動物類と比較し、恐竜の運動能力や生活様式を解明する。〔「恐竜ホネホネ学」(日本放送出版協会 2006年刊)の改題,加筆〕【「TRC MARC」の商品解説】
太古の地上を闊歩した恐竜たち。近年の発見や研究の飛躍的な進捗は、従来の恐竜像を次々と書き換えている。地中から発掘されるバラバラの骨から、見る者を圧倒する巨大な骨格はどのようにして復元され、生時の姿を推定することが可能になるのか。本書は、比較解剖学、機能形態学を駆使して現生の脊椎動物類と比較検証し、恐竜の運動能力や生活のさまを明らかにする。最新の知見にもとづき、「復元」の視点から描き出す恐竜の実像。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第一章 恐竜学への招待
- 恐竜をみる 本物かレプリカか 全身の姿勢を見よう 前肢の観察ポイント 後肢の観察ポイント 体軸の観察ポイント
- コラム「方向用語」
- 第二章 恐竜の骨学入門
- 関節と骨化 生きている骨 骨情報をよむ 恐竜によって異なる仙前椎の数 頭が重くなると癒合する頚椎 進化につれて減っていく胸腰椎 仙椎癒合のバリエーション 力強い尾椎 胸郭と恐竜のプロポーション 前肢の骨 腰帯と姿勢 恐竜のまっすぐな大〓骨 〓骨と腓骨 鳥に似た足骨の発達
- コラム「骨の名前」
- 第三章 骨がたどってきた道
- 魚類から恐竜までの歴史 恐竜・爬虫類・哺乳類のちがい 恐竜の先祖と分類 竜盤類を定義する 鳥盤類の草食性に特化した特徴
- コラム「恐竜の名前の読み方、綴り方」
著者紹介
犬塚 則久
- 略歴
- 1948年生まれ。京都大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻修士課程修了。理学博士。東京大学大学院医学系研究科生体構造学分野助手を経て、現在は古脊椎動物研究所代表。専門は哺乳類の古脊椎動物学、骨の比較解剖学・機能形態学。著書に『デスモスチルスの復元』『デスモスチルスの歩行機能に関する古生物学的研究』『恐竜復元』『ヒトのかたち5億年』『「退化」の進化学』、共著書に『絶滅した日本の巨獣』、訳書にピーター・D・ウォード『マンモス絶滅の謎』等がある。
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紙の本
最新の知見を用いて恐竜の実態に迫ります!
2020/03/09 10:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、近年の新しい発見や研究技術の進歩によって、次々に書き換えられる恐竜像を「復元」という視点から、最新の知見でその実態に迫った興味深い一冊です。同書を読むことで、地中から発見されるバラバラの骨を使って、どのように復元されるのか、また、機能形態学の知見から恐竜の運動能力や生活様式がどのようなものであったかを解明していきます。内容も、「第1章 恐竜学への招待」、「第2章 恐竜の骨学入門」、「第3章 骨がたどってきた道」、「第4章 古生物の復元法」、「第5章 骨から姿勢を復元する」、「第6章 骨から筋や生体を復元する」、「第7章 骨からみた運動復元」、「第8章 骨からみた生活復元」といった興味深いテーマから構成されています。恐竜ファンにはたまらない一冊です!
電子書籍
化石から復元する仕方
2020/11/22 19:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
骨格の関節のつき方や筋肉のつき方がどのようになるかを考えて古生物の復元がされていることがわかった。博物館などで標本を見る楽しみが増えた
紙の本
恐竜+αの知識が必要
2022/05/31 18:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kusukusu - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年前に一度手に取る機会があったが、著者の書き方のせいか、文章が説教臭く感じられる箇所があり、その点が引っかかって、途中で投げ出してしまった。今回改めて読んでみたが、恐竜の行動復元や体の構造などについてはある程度理解できたが、各章の前半部で述べられている骨学的な解説については、読者が解剖学の知識を持っていることを想定して書かれているためか、なかなか難しかった。もう少し知識を身につけたうえで、もう一度読んでみたいと思う。