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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/20
  • 出版社: 朝日新聞出版
  • サイズ:20cm/565p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-02-251204-8

紙の本

荒神

著者 宮部 みゆき (著)

時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。隣り合う二藩の因縁、奇異な風土病を巡る騒動…不穏さをはらむこの土地に“怪物”は現れた。仁谷擁する香山藩では病みつい...

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荒神

税込 1,980 18pt

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商品説明

時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。隣り合う二藩の因縁、奇異な風土病を巡る騒動…不穏さをはらむこの土地に“怪物”は現れた。仁谷擁する香山藩では病みついた小姓・直弥や少年・蓑吉らが、香山と反目する永津野藩では専横な藩主側近の弾正や心優しきその妹・朱音らが山での凶事に巻き込まれていく。恐るべき怪物の正体とは?交錯する北の人々はそれぞれの力を結集し、“災い”に立ち向かう!【「BOOK」データベースの商品解説】

時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となった。隣り合う二藩の因縁、奇異な風土病を巡る騒動…。交錯する北の人々は、それぞれの力を結集し、“災い”に立ち向かう。『朝日新聞』連載を加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

【文学/日本文学小説】江戸から離れた東北の山深い村で突如、民が消え去った。隣り合う二藩の対立、お家騒動と奇妙な病……。怪物はなぜ現れたのか?北の民たちはその”災い”にどう立ち向かうのか―!?現代を生きる読者に希望と勇気をもたらすファンタジー冒険時代小説。【商品解説】

著者紹介

宮部 みゆき

略歴
〈宮部みゆき〉1960年東京都生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。99年「理由」で直木賞、2007年「名もなき毒」で吉川英治文学賞を受賞。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店三宮駅前店

怪物よりも恐ろしいもの

ジュンク堂書店三宮駅前店さん

宮部みゆき作品に多く登場する「悪」は仏教用語の「善悪不二」の「悪」のようだ。
「善」は善として「悪」は悪として二項対立的に描かれるのではなく、悪として描かれていても何らかの善の裏返しとして出てくる。

今作品に出てくる怪物。
蛇のような蝦蟇のような見たことのない姿で、巨大な体躯にもかかわらず動きは俊敏。
鱗で覆われていて、矢も刀も通じないし、口から出す粘液は人間の体をいとも簡単に溶かしてしまう。
一晩で村全体を壊滅させてしまうほど恐ろしい。

いかにも悪の化身だが、この怪物に関わる人々の思惑の方が、怪物自体よりも実は恐ろしいのではないか。

それは人の心が怪物よりも凶悪だということではなく、自分が正しいと思えればどんなに恐ろしいことでも実行できてしまうということ。
あるいは恨みを晴らすためならどんなに残虐なことでもできてしまう。
でも、実は、そこから少し立ち止まって、あるいは戻ってみて、振り返ることができたなら、「悪」は「善」に変わるかもしれない。

自分は正しいと思って行ったことが引き起こす悲劇。
自分が正しいと思って行ったことが、他者にとっては「悪」となりうると気づいたときの心の戸惑い。
そんな心の揺れや裏表が感じられるような描写の中では、一片の迷いもないような悪人も正義のヒーローも出てこない。
ただごく普通の人たち。自分もその立場に立ったなら同じことをしてしまうのではないかと思ってしまうような普通の人たちが出てくるだけだ。
その普通の人がこれほど恐ろしいことをやってのけてしまうということが、怪物そのものよりも恐ろしい。
でも、その普通の人がそんな悪を受け止めて、そして乗り越えようとしている。
「世界ははもっと豊かだし、人はもっと優しい。」という言葉が胸にしっとりと広がる。

みんなのレビュー197件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

ファンタジーとして楽しんだ方がいいと思う

2015/03/30 06:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る

上梓された時期と舞台が福島県を連想させる東北の小藩という事から「怪物」を「原発事故」とからめて評論するレビューも多いが、あまり深く考えずにファンタジーとして楽しんだ方がいいと思う。

トカゲのようでもあり蛇のようでもある山小屋程度の大きさのある怪物。大きな体なのに俊敏で回りの景色に溶け込むように保護色で体の色を変える。
口からは酸性の液体を吐き、大きなしっぽで人間をからめ捕り食べてしまう。

一晩で村を壊滅させた怪物の正体とは・・・

「怪物」の描写は恐ろしいが、怪物を退治した後に語られる藩同士の思惑とそれに振り回され、命までも脅かされる人々も大変恐ろしく感じた。

「怪物」は何なのか?
原発のような人間の欲が生み出した怪物なのか?
津波のような大自然の驚異なのか?

人間の業や「正しい」と思った行動が長い年月を経た時に恐ろしい結果を招く結果の姿なのか?

ファンタジーとして楽しみ、読後に「怪物」についての想像を考えてみるとよいと思う。

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紙の本

うわばみ

2015/10/27 02:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリからスタートし、直木賞も獲って順風満帆。ただ、最近になって本来の路線から変わってきたのは、本人の意思か、編集者の方針か。当方としては、うわばみのような怪物が出てくる本著は正直、好きになれない。宮部氏の持ち味とは違う気がする。

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