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商品説明
頻発する不祥事に対応するため警察トップが採用したのは、アメリカから来た第三者機関「リスクヘッジ社」だった。何が正義で何が悪なのか―リ社vs.監察のバトル・エンタテインメント!【「BOOK」データベースの商品解説】
頻発する不祥事に対応するため警察トップが採用したのは、アメリカから来た第三者機関「リスクヘッジ社」だった。何が正義で何が悪なのか。リスクヘッジ社vs.監察のバトル・エンタテイメント。『小説現代』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
警察組織を監視するはずの監察官が不祥事を起こしてしまう。たまりかねた警察トップは、アメリカで発展を続ける諜報企業「リスクヘッジ社」を、監察を含めた組織全体を監視する役割で、第三者機関として採用する。リスクヘッジ社vs監察。組織内の不正をどちらが先に発見するか。監察が先んじれば不祥事がまたまた明るみに出て、リスクヘッジ社は不要、日本から撤退ということになる。しかもリスクヘッジ社は、警察トップのほんの一握りしか知らない密命を帯びていた。即ち、監察を出し抜いて不祥事を隠蔽し、不正を「無かったこと」にしなければならないのだ。情報社会における国民生活の安全をも揺るがす、壮大なスケールのインテリジェント・バトルがはじまった!【商品解説】
目次
- プロローグ
- 第一話 不祥事、もみ消します
- 第二話 二つの不正
- 第三話 酸っぱい葡萄
- エピローグ
著者紹介
石川 智健
- 略歴
- 〈石川智健〉1985年神奈川県生まれ。医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む。「グレイメン」で2011年に国際的小説アワード「ゴールデン・エレファント賞」第2回大賞を受賞。
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書店員レビュー
警察の不祥事をもみ消す民間企業!?
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
警察小説といっても扱う組織や主人公の立場などによっていろいろなものがある。『エウレカの確率』という作品では連続殺人事件の探偵役に行動経済学者をもってきた著者であったが、この作品では警察と契約を結んだ民間企業の活躍(!?)を描いている。またひとつ新しいタイプの警察小説の登場である。
不祥事が絶えることの無い警察組織。本来は不正を監視する側である監察官までもが不祥事を起こす事態に直面し、警察庁のトップはその監視の目としてアメリカ生まれの民間の諜報企業・リスクヘッジ社と契約を結んだ。膨大な量のデータを集積しスーパーコンピューターを駆使して分析するシステムを持ち、不祥事をすみやかに察知してこれに対処するというリスクヘッジ社。実はこの組織に与えられた本当の役目は秘密裡に不祥事をもみ消すということであった。
リスクヘッジ社の行動は諜報機関や特殊部隊のそれであり、時には非合法な手段でも証拠を残さずにやってのけるが、契約の進め方や仕事の評価は民間企業のそれであって興味深い。不祥事を発見し、それが明るみに出ないようすみやかにもみ消して実績をあげ始めるが、その動きを察知し阻止しようとする監察官も現れる。リスクヘッジ社を指揮する近衛怜良と、監察官の責務に燃えて不正を糾弾しようとする和久井。それぞれの持てる情報網や知力を尽くして相手に対して先手を打とうと繰り広げられる争いが面白い。
紙の本
共感できず楽しめなかった。
2016/02/25 22:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ai - この投稿者のレビュー一覧を見る
話がカッコよくもなく、入り込めないうちに読み終わった。
他の某有名サイトのレビューでやたらに評価が良かったのが納得がいかないです。