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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/19
  • 出版社: 双葉社
  • サイズ:19cm/359p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-575-23873-0

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どうしてこんなところに

著者 桜井 鈴茂 (著)

東京の郊外で暮らす、しがないサラリーマン久保田輝之は、ある晩、人を殺めてしまう。自首するべきか?自殺するべきか?いや、しかし、でも…。結局はどちらも選べないまま、逃亡生活...

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商品説明

東京の郊外で暮らす、しがないサラリーマン久保田輝之は、ある晩、人を殺めてしまう。自首するべきか?自殺するべきか?いや、しかし、でも…。結局はどちらも選べないまま、逃亡生活を送ることに。はたして、輝之は彷徨の果てに何を見るのか?そして、最後に下した決断とは―。日本全国津々浦々を彷徨い続けること、二年四か月。魂のクライム・ロードノヴェル。【「BOOK」データベースの商品解説】

東京の郊外で暮らす、しがないサラリーマン久保田輝之は、ある晩、人を殺めてしまう。自首するべきか、自殺するべきか。結局はどちらも選べないまま、逃亡生活を送ることに…。『カラフル』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

桜井 鈴茂

略歴
〈桜井鈴茂〉1968年北海道生まれ。同志社大学大学院商学研究科中退。2002年「アレルヤ」で朝日新人文学賞を受賞。ほかの著書に「終わりまであとどれくらいだろう」「女たち」など。

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評価内訳

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2015/07/06 23:51

投稿元:ブクログ

読み始めたら気になって仕方なくて、一気に読んでしまった。
妻を殺した男が逃げまわる話…なのはすぐにわかるものの、他者の回想で語られる人間像とのすり合わせみたいなところでどういうことだろう?と感じたのか、読まずにはいられなかった。
底辺で様々な人に出会い、考えたり考え方が変わったり、全く明るい話ではないのだが、そういう中での”優しさ”があった。

2014/10/11 22:10

投稿元:ブクログ

【Entertainment】どうしてこんなところに/桜井鈴茂/20141011(75/249)
◆きっかけ
日経広告

◆感想
・単なる逃亡劇ではなく、それを続けるか否か含めた主人公の葛藤がリアルで面白かった。しかし、結局は逃亡の果てに疲れた、といことか。主人公の言葉を借りれば、もうケリをつけるときがきた。のたうちまわるのではなく、法の裁きをきちんと受けようと。根は真面目。当方も読了後ほっとした。これが普通の人間の感情なのだと。
・主人公が常に移動し続ける、という点では、「極北」、「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」にも通じるところが。当方はこの種の物語が好きなのだなとも認識。しかし、そのエンディングはあまりに違いがあるが。。。
・人間はほんの些細なことをきっかけに自らと周囲の人生を破滅に導くこともあるのだろう。しかし、逆もしかりか。

◆引用
・だらしなく生きるのはできない。だって、生きていくためには、ご飯を食べる必要があり、ゆえに稼がなければなりませんから。でも一方で、だらしなくても生きていればいいや、とでも考えないと、しんどくて身が持ちません。
・日本にいると人生がつまらないものに思える。せっかくの高揚が解かれてしまう。私は、高揚の中でしか生きられない。高揚がわたしの人生を前に進めてくれる。
・自分では最悪と思ってたときだって、じつはそれなりにハッピーだったかもしれない。自分の人生や世の中に悪態をついていられる、そのこと自体ハッピーなことなのかもしれない。
・無為な時間を過ごすうちに重苦しかった心身が軽くなっていくのを感じた。だからこそ、自分の未し方を虚心に振り返ることができた。行く末を冷静に見据えることができた。
・以下日経
どうしてこんなところに 桜井鈴茂著 純文学・エンタメの領域を超越
2014/9/3付日本経済新聞 夕刊
 主人公の久保田輝之は、妻を殺してしまった。妻や娘に生活の苦労をかけないよう、久保田は所属していた劇団をやめて仕事に就いた。だが夫婦関係は冷え切っていた。妻にはヤクの密売をする執念深い愛人がいた。
 輝之は日本各地を転々とする。東京を離れ、新潟、青森、函館、札幌、稚内と北に流れ、石巻、仙台を経て、四国、近畿、九州、そして沖縄へと逃亡する。「逃亡」というよりも、延々と移動している感じだ。
 自殺しようとした。だが果たせなかった。行く先々で希薄だが他人とのつながりもできる。2年と4カ月。輝之はなぜ移動するのか。はっきりとした理由はない。
 それほど恵まれた人生ではない。だが悲惨な暮らしというわけでもない。輝之の内面は綴(つづ)られてはいるけれども、犯罪者の心理に迫るといった筆致でもない。
 そう考えてくると、著者の桜井がやろうとしていることが見えてくる。つまり、人間の内面を掘り下げる「純文学」を目指しているのでもなければ、逃亡生活をスリリングに描く「エンタメ」を書きたいのでもない。それらのカヴァーしていない領域に踏み込んでいる。
(批評家 陣野俊史)

2015/09/23 17:01

投稿元:ブクログ

妻を殺した主人公。
自首するか自殺するか。
決心がつかないまま、全国各地をさまよって色んな人に出会って…

主人公と関わる人、それぞれに(当然ながら)物語があって
サイドストーリー的なものも読みたいなと思いました。

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