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瘢痕(ハヤカワ・ミステリ文庫)

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紙の本

瘢痕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 トマス・エンゲル (著),公手 成幸 (訳)

公園にぽつんと張られた白いテント。昨日まではそこに無かったテントの中に、まさかあんなものが隠されていたとは―酸鼻をきわめる女子学生殺害事件の発生に、ネット新聞社は色めきた...

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瘢痕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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公園にぽつんと張られた白いテント。昨日まではそこに無かったテントの中に、まさかあんなものが隠されていたとは―酸鼻をきわめる女子学生殺害事件の発生に、ネット新聞社は色めきたった。どこよりも先に特ダネ記事をモノにするんだ!火災で一人息子を亡くし、心と体に虚無を抱えたまま復帰したばかりの事件記者ヘニングも取材に奔走するが…はたして事件の真相を暴けるか?英米でも絶賛された、北欧の新星登場。【「BOOK」データベースの商品解説】

酸鼻をきわめる女子学生殺害事件が発生。どこよりも先に特ダネ記事をモノにしようとネット新聞社は色めきたつ。火災で一人息子を亡くし、心と体に虚無を抱えたまま復帰したばかりの事件記者ヘニングも取材に奔走するが…。【「TRC MARC」の商品解説】

女学生惨殺事件の真相は? 心身に傷を負った事件記者は自らの復活をかけて真実を追う【商品解説】

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.4

評価内訳

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紙の本

次作を早くも楽しみです

2015/01/29 14:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

息子を火事で亡くしたトラウマにどっぷり浸かりつつ、別れた妻には未練たらたらと駄目男感ばかりが目立って、最初は読み進めるのが忍耐と葛藤を覚えた。
しかし、ある残虐な事件が起きてその事件を記者として関わることになってから、変貌ふりが凄かった。
水を得た魚のように、仕事はコツコツと地味ながら、視点がスタートから違っていて、冴え渡る勘とその明晰な頭脳は、天才がいるとしたらこういうものだと読者に思わせずにはおれないもので、ヘニングのもたらした情報は事件解決の進展に進ませることとなったが、犯人もまた最後まで正体が判明せず、読者を全く飽きさせず読み進ませる。
ヘニングと彼の持つ情報屋とのやり取りも面白く、またヘニングとは警察学校で一時的同期だったきりで今回事件で再会することになった女たらしの警部だが、今後は友情発展の付き合いとなっていくかも楽しみだ。

何故ヘニングを警察関係者ではなく記者に作者がしたのか、読んでいてちょっぴり残念に思ったが(警察官になろうとしたがなれなかった理由も本書には書かれているが)、組織の中には才能は相反するからやはりこれで良かったのだろうと納得した。

六部作構成で書かれたとのことで、本書は息子の死に初めて向き合い、死の究明を決意した所で終わっているが、早くも次作が楽しみである。

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2016/01/04 22:45

投稿元:ブクログ

西欧ミステリ地味に読んでるんだが『瘢痕』が読み辛い。事件の奇抜さから派生する事案がよく解らない。これが自分がノルウェーの背景を知らなさすぎるからなのか、単純に主人公の記者に感情移入がしにくいからか…火事で子供を失い自分も顔に瘢痕を負っている事に根ざすものが伝わってこないと言うか。
ラストで、彼が子供を失った後から精神が停止していた、と言う描写があり、ここから瘢痕を負った事から来る彼の葛藤はこれ以降の作品に描かれて行くのだろうが…ノルウェーの作品なのだが、日本と同じ様に「アメリカかぶれ」と言うか、アメリカの文化が普通に入って来ている国の様で、その点で「北欧」の作品を読み、北欧の国の文化に触れる、と言う鮮度があまり感じられなかった。

2015/02/25 08:03

投稿元:ブクログ

ノルウェーの作家のデビュー作。もともとは新聞社に勤めるジャーナリストだったそうだ。物語もオンライン新聞社が舞台。オンライン新聞ってよく知らないけど、神新聞よりはスピードとか目玉記事が必要とされるのだろう。ときには無茶な取材も行う主人公。「瘢痕」とは主人公の傷のことだ。次作につながるラストだったので、待ち遠しい。

2015/02/25 09:56

投稿元:ブクログ

舞台はノルウェー
主人公は息子を事故で亡くしたメディア記者
死体の状況は異常で登場人物があっちこっちから出てきて、エンディングまで引っ張り続けてあっさり終わる
普通の外国小説

2014/12/29 01:06

投稿元:ブクログ

公園のテントの中で見つかった女子学生の凄惨な死体。
火事で息子を失い、自らも重傷を負った事件記者ヘニングは仕事に復帰し取材に奔走する。

短い章立てで展開が早い。
現在進行形が多用されている地文は気になるほどではなかったけれど、その効果も感じられなかった。
570頁を超える「はじめまして」と言うところか。
評価は次作以降に持ち越し。

2015/06/11 00:40

投稿元:ブクログ

北欧ながら珍しくノルウェーが舞台。ただ他の北欧ものと同じく、映画や旅行ブックのイメージとは違ってなんともダークな雰囲気にはいつも驚かされる。憧れてるんだけど・・・。
ストーリーは記者が主人公とはいえ、事件の謎を追う正統派ハードボイルト調。そこに主人公の再生が横糸として描かれる。これまた北欧の他の小説と同じく犯行(の描写)が残酷なのにはいささか辟易させられることと、登場人物の名前が難しく覚えにくいのは残念(しっかり一覧はつけてくれてるが)。文章回しがすこし癖があって、話が見えにくい所もあるし、オチがスッキリしないのも残念。これがデビュー作だそうで、そういう意味では良くかけているし、次回作(の内容)を暗示するラストは面白そうだけど。
次の作品で真価が問われるかな?

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