電子書籍
外国でも日本でも
2023/10/18 12:54
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投稿者:ももも - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅行ましてや海外旅行にはあまり行かない身としては、楽しめるか元がとれるか等自分で旅行のハードルを上げてしまう悪い癖がある。
本書では、旅先の空港に着いてからその国の経済状況や現地の日常生活がいかに刺激的であるか著者のアンテナが様々なことに向かっていて読み応えがあった。
日本と比較する描写もあり、日本での日常でも色々なことに敏感に過ごしているのだろう、感心しました。
紙の本
世界を歩いてわかった事、感じた事
2015/09/27 23:36
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投稿者:Michiyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
「自分のアタマで考えよう」以来ちきりん氏の著書に注目している。今回は自身が様々な国を訪れた体験を元にした内容。アジア各国から崩壊前の共産圏、中東など本当に世界各国様々な場所へ足を運んだのだと感心する。
自分自身も外国を訪れた際、その国の文化や風習、社会制度など様々な事柄を目の当たりにするし、日本と比較することがある。そこから日本の良い所を再認識することもあれば見習うべきことを思ったりする。自身の中の常識がかき乱される感覚だ。
著者は数多くの国を訪れそのような体験をたくさんしている。実体験から得られた知見や意見は大変貴重だと思う。一つ一つのエピソードと著者ならではの切り口で迫った分析に新鮮な驚きや共感を覚えながら読んだ。
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社会派ブロガー、ちきりんによる旅行エッセイ集。氏の視点、切り口の豊富さを、これから旅行する上で新しい視座につながるきっかけに。
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30年で50カ国を巡った社会派ブロガーちきりんこと伊賀泰代氏の旅行レポート兼考察。
テーマ毎に国や施設場所の背景や多角的な分析しながら、自身の経験談を交え、面白おかしく紹介している。
旅の経験から考察している「日本との比較」は非常に興味深く、ちきりん氏らしい、そういう視点もあるのかと参考になった。
個人的に印象に残っているのは、イタリアのプンタデラドガーナと各国の旅行に対する概念。
豪奢な歴史的な建造物が多いイタリアで温故知新とも呼べる古い建造物✖︎現代アートの妙と、その周りをベネチアの運河に囲まれた立地から見ることの出来る情景は是非とも体験したいと感じた。
旅行者比率を比較した図より、経済的に充足しているが、自国には無い魅力を求め旅に出るそれらの国民と、現代の日本の旅離れの共通性を見出す分析力や表現力は感心した。
旅に興味が無くとも、ちきりん氏の体験を通して各国の魅力や世界情勢とその変化に触れる事の出来る一冊だった。
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旅の素晴らしさを教えてくれます。押し付けがましくもなく、淡々と世界の国々の様子を教えてくれます。著者の視点が鋭いため、読み手に様々なことを気付かせてくれます。きっとこの本を読んだら、世界の国々を旅したくなることでしょう。
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まさに一気読み。その地を旅したことがなくても、情景を思い浮かべることができました。それでいてサラリとしたライトな文体です。著者の目と思考を通してではありますが、世界旅行をして帰ってきたような気分になれます。同じ場所を自分自身が訪れていたとなると、思いもひとしおです。
強く感じたのは、著者のように(それは到底無理だろうが)考えながら海外を旅しているのかということ。ともすれば、徹夜でパッキングをし、移動中は睡眠に充てる…なんて私のスタイルは、何ともったいないのだろうと( -_-)ショゲ …改めます。
やはり旅はいいですね。
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人気社会派ブロガーちきりんが世界を歩いて考えたこと。
実際に世界に出て、自分で見て考えることで、世界を、日本を見る目が変わる。行かないとわからないことが、世界にはたくさんあるのだ。
日本にいる私たちの当たり前が、海を渡れば当たり前ではなくなる。安全で豊かだということを、実感をもって知る。
家にいたら、分からないことがいっぱいある。
ちきりんの旅行記を見ていたら、いろんな場所に行きたくなる。アクティブに色んな街に行きたいな。まず、行動!
東浩紀の『弱いつながり』も似た感じの本だけど、私はこっちの方が好き。飾らない感じで沢山の情報が書いてあって、面白い。
☆あらすじ☆
学校からも仕事からも得られなかった、「全く違う視点からモノを見る」という貴重な経験は、自分の足で世界を歩くことによって獲得できた!豊かさとはなにか、自由とはなにか、希望とはなにか―。崩壊前のソ連など世界50ヵ国を歩き続けて、自分のアタマで考えたこと。世界はいま、どこに向かおうとしているのかを問う!
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海外旅行は怖くてニガテだけど、美術館の展示の違いは興味深かったし、ちょっといってみたくなっちゃった(*^_^*)
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世界はテレビのニュースだけでは分からないことが多い。昔のベトナムのように1000万人逃げ出すニュースが流れていても、実は豊かな国もある。
だれも働かない「共産主義のなれの果て」や、アフリカのサバンナで感じた「今日、生きるために、生きています」。
そういうことが旅行することで現地で感じられる。
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台湾旅行中、移動時間等に読了。数えるほどしか海外経験はないのですが、何となく感じた疑問を明快に解説してもらったような気がして、とにかく楽しく読むことができました。
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自分の価値観、日本人の価値観は、外国の価値観と異なる事が多々ある。どちらが良いとか悪いというのはなく、自分でしっかりと考える事が大事。色々な国に旅をしたくなる本。
以下、引用。
ミャンマーでは、無理矢理七万円を両替させられる。しかし、物価が日本より格段にやすいミャンマーでは、全然使いきらない。お金があることの価値が違う。あっても意味ないという。
自国通過より、ドルで受けとりたい国がたくさんある。
自国通過円の価値を一度も疑ったことはないでしょう。
ビーチリゾートが成功する秘訣は、お金持ちの国を次々と追いかけ続けること。一国に頼るのはダメ。浮き沈みある。
寄付は任意のはず、という認識が崩れる。富の再分配が国として機能していないと、直接施しを与えることが機能として確立される。
旅で騙されないためのルール
①自分から話しかけた人しか信じない。旅の途中で話しかけられたら、その人は悪人である可能性が高い。
②偶然再会する、はありえない。待ち伏せされている。
海外旅行中の日本人は、自分が思っている以上にお金持ちでお人好しに見えている。
行きたくなった場所。
イースター島。片道2日かかる。。。
アフリカサファリ。弱肉強食。弱いものを助けようという概念が自然界にはない。今日生きる為に生きる。何のために生きるのか?シンプルに生きたい。
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世界を見れば日本と言う国がいかに恵まれているかが分かる。そんな当たり前のことすら通用しない国もたくさんあることを知った。
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海外旅行での着眼点が面白い。
ただただタメになったし、旅のアドバイス的なのも勉強になる。
うすっぺらい旅行記ではないので、社会派な旅行エッセイを求めている人はおすすめの一冊。
おすすめの美術館に行きたくなった。
ちなみに私は海外から帰って、日本最高だなって思えるひとつひとつの瞬間が好きです。
※おにぎりひとつとっても美味しい、店員の接客、電車で席詰めてくれるとか、ちょっとした思いやりに。
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時代の変わり目にその国を旅行してみたい!という発想がカッコいいなぁ。
日本は恵まれているというのを、再確認しました。
ウイグルのミイラ、私も見てみたい!
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非日常的な世界を見て何を感じるか、また何を思うか。日頃からアンテナをはらないと同じモノを見ても感じることは様々だし、得られるものも様々。日頃から考える癖があればこそ、出てくる感想もある。自分も漠然と日々を過ごすことなく、日常から考える習慣づけをしていきたい。