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古代エジプト 失われた世界の解読 （講談社学術文庫）
著者 笈川 博一 （著）
古代エジプトには、どのような人々がどのように暮らしていたのか。ヒエログリフなどの古代エジプト文字で刻まれ、王族らの墓に残されて、こんにちまで永らえた資料を解読。その宗教、...
古代エジプト 失われた世界の解読 （講談社学術文庫）
古代エジプト 失われた世界の解読
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商品説明
古代エジプトには、どのような人々がどのように暮らしていたのか。ヒエログリフなどの古代エジプト文字で刻まれ、王族らの墓に残されて、こんにちまで永らえた資料を解読。その宗教、死生観、言語と文字、文化などを概観する。〔中央公論社 １９９０年刊の改訂増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
ヒエログリフ（神聖文字）、スフィンクス、死者の書…。本書一冊で古代エジプトがわかる、概説書の決定版。どのような国土にどのような人々が、どのように暮らしていたのか。紀元前三〇〇〇年あたりからアレクサンドロス大王に征服されるまでの二七〇〇年余り、三十一王朝の歴史をひもとき、数少ない資料を丹念に解読し、その宗教、死生観、言語と文字、文化などを概観する。
ヒエログリフ（神聖文字）、スフィンクス、死者の書…。
本書一冊で古代エジプトがわかる、概説書の決定版。
どのような国土にどのような人々が、どのように暮らしていたのか。紀元前三〇〇〇年あたりからアレクサンドロス大王に征服されるまでの二七〇〇年余り、三十一王朝の歴史をひもとき、数少ない資料を丹念に解読し、その宗教、死生観、言語と文字、文化などを概観する。【商品解説】
目次
- 第一章 古代エジプトの国土と人々
- 第二章 古代エジプトの歴史
- 第三章 宗教と神話
- 第四章 死と来世
- 第五章 言葉と文字
- 第六章 文学作品
- 第七章 王の王、ラアメス二世
著者紹介
笈川 博一
- 略歴
- 1942年東京生まれ。1970年，東京教育大学文学部大学院修士課程修了。専門は古代エジプト言語学，現代中東学。イスラエルに25年間在住。ヘブライ大学，時事通信社勤務を経て杏林大学教授。著書に，『物語エルサレムの歴史』（中公新書）など。
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紙の本
古代エジプトに生きた人々の信仰や死生観がよく分かります！
2020/03/09 10:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、古代エジプトにおいて、どのような人々が、どのように生活していたのか、また紀元前3000年頃からアレクサンドロス大王に征服されるまでの31代に及ぶ王朝はどのようであったか、といったことを史料を丁寧に解読しながら明らかにしてくれる一冊です。同書を読むことで、古代エジプトに生きていた人々の信仰や死生観、使われていた言語や文字などががよく分かるようになります。内容も、「第１章 古代エジプトの国土と人々」、「第２章 古代エジプトの歴史」、「第３章 宗教と神話」、「第４章 死と来世」、「第５章 言葉と文字」、「第６章 文学作品」、「第７章 王の王、ラアメス二世」と興味深いテーマとなっています！
紙の本
一冊でエジプトを概観するのは難しい。
2016/06/12 23:54
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
概観ですら、長い歴史を持つエジプトでは、一冊ではできないのだと感じた。エジプト史の本はたくさんあるのだが、内容の重複や、死者の書に代表される死生感や宗教感に焦点を絞ったものなど、広いが深まらない印象が強い。本書は言語の問題にやや詳しいが、そのため、他の書籍と人名や固有名詞に著しい差異が生じ、やはり知識の深まりに繋がっていかない点が残念。
