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スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/09/25
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:19cm/445p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-209477-3
  • 国内送料無料

紙の本

スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学

著者 デイヴィッド・エプスタイン (著),福 典之 (監修),川又 政治 (訳)

スポーツにおける強さの源は、遺伝か環境か。陸上競技などさまざまな種目を検証。多くのオリンピック・メダリストや研究者を取材し、アスリートの肉体の秘密に迫る。スポーツ科学の最...

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スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学

2,268(税込)

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商品説明

スポーツにおける強さの源は、遺伝か環境か。陸上競技などさまざまな種目を検証。多くのオリンピック・メダリストや研究者を取材し、アスリートの肉体の秘密に迫る。スポーツ科学の最先端を紹介するノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

勝つために必要なのは「遺伝」か「環境」か? 古くて新しいこの問いに気鋭のジャーナリストが挑む。ウサイン・ボルトはなぜ強い? 「1万時間の法則」は本当か? 日本版だけの特別序文を収録。【商品解説】

著者紹介

デイヴィッド・エプスタイン

略歴
〈デイヴィッド・エプスタイン〉コロンビア大学大学院修士課程修了(環境科学、ジャーナリズム)。アメリカのジャーナリスト。ネットメディア『プロパブリカ』記者。

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みんなのレビュー12件

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評価内訳

  • 星 5 (4件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2015/02/22 22:52

投稿元:ブクログ

部屋が狭いせいものあって、紙の書籍を読んだ後は誰かにあげてしまうことが多いけれど、久々に小さい書棚に入れることになった作品です。スポーツに関わる書籍は数多く読んできたけど、本当に素晴らしい

本書はスポーツにおける遺伝子の役割に関して、今の段階で分かっていることが丁寧にまとめられています。なぜケニアの選手はマラソンで強いのか、短距離で驚異的な速さを誇る選手がなぜジャマイカばかりから出てくるのか。スポーツの結果は「遺伝子x環境x練習量」で決まるわけですが、その因数分解を科学的に迫っていきます。

神様が決めた太刀打ちできない部分ももちろんあるし、でもそれ以外の面でなんとかできることもある。スポーツの奥深さを改めて教えてくれます。ちなみに著者のエプスタインのTED Talkを見るとその一端が分かるので、翻訳本は苦手だよという方はまずそちらから♪(2015.1.30ごろ読了)

2015/05/05 20:29

投稿元:ブクログ

遺伝子は、アスリートのパフォーマンスにどのような影響を与えるかについて、様々なスポーツ(特に身体能力が測定しやすい陸上競技が多い)を取り上げ、競技の内容によって体型・骨格・筋肉の違いや、そこに遺伝子がどのように関与しているか、最新の遺伝学の研究成果を踏まえて考察する。例えば、ジャマイカの選手が短距離に強く、ケニアの選手が長距離に強いのは何故か、メジャーリーグの選手が女子ソフトボールの投手の球を打てないのは何故かなど、興味深い多くのテーマや実例を挙げて解説しており、大変面白く読めた。
アスリートのパフォーマンスは、「遺伝子X練習環境X時間」で決まるというのが著者の主張で、どれかが欠けると一流レベルに達するのは難しい。また、アスリートは自分の資質に適したスポーツを見つけることも重要で、他のスポーツに転向した途端に一流レベルに達する選手もいる。紹介されているアスリート達の人生や競技生活も様々で、成功(或いは挫折)に至るまでの彼等の努力や生き方はとても参考になる。
スポーツ観戦では、試合展開やチームの勝ち負け、勝負を分けたプレー等を気にして見ることが多いが、一流アスリートは普通のアスリートとは何が違うのかという観点で見ると、また別の楽しみ方ができると思う。

2015/03/16 05:00

投稿元:ブクログ

「1万時間でエキスパート」論が人口に膾炙したタイミングでこういった正反対に近い研究が出てくるのは、その分野が健全に発展している証と言えるだろう。現代アスリートには遺伝子の素質とたゆまない努力の双方が求められるということ。本気で勝ちに行くなら国家レベルでの選抜・支援が必要だということ。「1万時間」はチェス、音楽、プログラミングには当てはまるかもしれないがスポーツには当てはまらない部分が大きいということだ。
「1万時間」の否定は、女子体操などのごく少数の例外種目を除いて10代半頃までは色々な種目を経験することが大事、という非常に重要な指摘をしており、早々に一つの種目に特化させてそれ以外の活動を認めない、日本の部活のあり方には大きな疑問を感じる。
遺伝による掛け合わせについては、有効であると判明しているのだから、アラブの金持ちや中国がそれを実行しないわけは無い。

2015/02/24 07:48

投稿元:ブクログ

スポーツの勝利者となるためのキーは、遺伝的形質か、それとも練習時間の長さか、または、専門的な訓練か?といったいくつかのアプローチから、様々なスポーツ、チェス、楽器演奏から犬ぞり犬に至るまでの広範な実例を分析している。
分析内容について触れることは、読む方の興味をそいでしまう可能性があるので控えるが、様々なエピソードはどれもへぇ~というそこそこの面白さ保証。
でも、この本を読んだからといって、オリンピックに出られるわけではありません。

2015/05/31 15:21

投稿元:ブクログ

野口みずき選手の「走った距離は裏切らない」を素晴らしい名言であると称賛していたわたしとしては、目から鱗が落ちる本でした。練習と持って生まれた遺伝子の特性の両方をうまく見極めることも大事であり、特に長距離走におけるケニアのカレンジン族の優位性の話は面白かったです。「ランニングエコノミー」(ランナーがあるペースで走るときに消費する酸素量を図る尺度)の考え方からも「遠位重量」が少ないほど、つまり手足の端が細い方が、消費酸素量が少なくてすむため、カレンジン族の体型は有利でした。

2015/05/22 13:32

投稿元:ブクログ

2015年4月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
通常の配架場所: 開架図書(2階)
請求記号: 780.19//E66

【選書理由・おすすめコメント】
私はスポーツをやっていました。しかし、負けてばかりだったので才能がないからと決めつけていました。だけどこの本をみて、勝てるようにしたいと考えたからです
(薬学科、1年)

2016/08/18 14:13

投稿元:ブクログ

「努力は裏切らない」「努力は報われる」と言うフレーズは美しい。希望があり、心の支えになり得る。
しかしどうもそうでもないようだと、皆薄々思っているのではないか。
どんなに練習しても限界がある人がいる一方、そこまで練習しているようでもないのに記録の伸びる人もいる。同じ練習量でも、結果には差が出る。トップアスリートの世界は、もちろん才能だけでどうにかなるほど甘いものではないが、誰でも練習や努力をすれば報われるというのは、幻想に近いのではないか。。。

持って生まれた適性の上に適切な努力、どちらが欠けてもよい成績とはならない。どちらも必須である。

2016/01/03 09:36

投稿元:ブクログ

遺伝子はスポーツ選手のパフォーマンスにどの程度影響を与えているのか、という積年の疑問を
生理学的、文化的アプローチにより丁寧に解き明かした一冊。

2015/03/11 21:26

投稿元:ブクログ

努力か才能か?という究極の答えに対し現在わかっていることをわかりやすくまとめた本。答えは両方である。とくにトップアスリートは結果としてレアなそのスポーツに適合した遺伝子が多くの場合で見られる。
走るのはシンプルで特に遺伝子の影響が色濃く出るようだ。短距離走は西アフリカ勢(Inclジャマイカ)、長距離走は東アフリカ(特にほとんどがカレンジン族)で占められているのは遺伝子のなせる技である。スポーツの特性に合わせた体型や呼吸機能が重要となり、万能の人物はあり得ない。短距離走は身長が高いことが重要だが、長距離であれば小さいほうが有利(熱の放射が表面積が相対的に大きくなり有利)な部分もあるし、パワーよりもランニングエコノミーの高い体型がより有利。
またよく言われる練習量1万時間はバラツキが大きく、体の体質によりトレーニングへの反応も大きく違う。高校生が数年でオリンピック選手になり何万時間も練習した選手を破ることもよくある。
一方球技のようなやり方がより重要なスポーツではどれだけ練習したがソフトウェアの出来栄えがより重要になってくる。なので、ソフトボールと野球は似ているようで実は適合するには時間がかかる。のでMJは野球でうまくいかなかった。
また遺伝子はやる気などにも左右する。いつまでも走り続けても苦にならないのも天賦の才である。

2015/07/15 19:25

投稿元:ブクログ

http://dentlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?lang=0&amode=11&bibid=1000071239&srvce=1

2015/07/01 14:27

投稿元:ブクログ

相原コージの4コマ漫画に,店先で「安いよ,安いよ」と叫んでいる小太りでパーマ頭のいかにもな容貌の八百屋のオバチャンが実は物理学の天才で,もしその道に進んでいたらノーベル賞も取れていたのだ…という作品がある。人は何かしらの才能をもって生まれてくるが,それに気がつかなければ宝の持ち腐れだというオチなのだが,ハイレベルなスポーツの世界はまさにそんな話の宝庫である。ずっと芽の出なかった三流選手が別の競技の目利きのコーチに発掘されて,練習などしていないのに,いきなり世界記録を塗り替えたという話も少なくない。そこに介在するのはどのような才能だろう。よく「あの人は運動神経がいい」などと十把一絡げな言い方をするが,競技によって重要な資質は様々である。一口に目がいいと言っても,野球では視力が重要だったり,バレーボールではコントラストに対する反応性が決め手だったり,バスケでは手足の長さが大切であるのに対して,水泳では逆に手足が短く胴が長い方が有利だったり…。才能のない一般人の私たちは,遺伝的な資質よりトレーニングの量と質だろうと思いたいところだが,トレーニングに耐える性格もまた遺伝的に規定される才能だと言われると,なかなかつらい(苦笑)。しかし,現代はパーソナルゲノムの時代だ。近所の子に誘われただけの理由で自分に向いていないサッカーをして挫折したかもしれない子供が,遺伝子検査で適性を発掘されてカヤックで金メダリストを目指すことができるのなら,そんな愉快なことはない。でも,あのオバチャンがこれからの時代に生まれてきても,八百屋でなくノーベル物理学賞をもらえる人生を選べるってことはないかなあ(笑)。
(mak)

本館3階東閲覧室(人文系)
請求記号:780.19||Ep 資料ID:214002667

蔵本2階中央閲覧室
請求記号:780.19||Ep 資料ID:314001703

2015/07/06 13:16

投稿元:ブクログ

真壁和裕先生(総合科学部環境共生コース)ご推薦

小太りでパーマ頭の八百屋のオバチャンが実は物理学の天才で,もしその道に進んでいたらノーベル賞も取れていたのだ…という相原コージの4コマ漫画がある。人は何かしらの才能をもって生まれてくるが,それに気がつかなければ宝の持ち腐れだというオチなのだが,ハイレベルなスポーツの世界はまさにそんな話の宝庫である。ずっと芽の出なかった三流選手が別の競技の目利きのコーチに発掘されて,練習などしていないのにいきなり世界記録を塗り替えたという話も少なくないが,競技によって重要な資質は様々である。野球では視力が重要だったり,バレーボールではコントラストに対する反応性が決め手だったり,バスケでは手足の長さが大切であるのに,水泳では胴が長い方が有利だったり…。一般人の私たちは,トレーニングの量と質の方が…と思いたいところだが,トレーニングに耐える性格もまた遺伝的な才能だと言われると,なかなかつらい(苦笑)。しかし,サッカーを選んだら挫折したかもしれない子供が,遺伝子検査でカヤックを選んで金メダリストを目指せるなら,そんな愉快なことはない。

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