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紙の本
砂の粒/孤独な場所で 金井美恵子自選短篇集 (講談社文芸文庫)
著者 金井 美恵子 (著)
一筆ずつ塗り重ねられる精緻な絵画のように、あるいは一針ずつ施される絢爛たる刺繍のように―一語一語選び抜かれた言葉は、思わぬつながりを持つ次の言葉を連れてきて、夢中でそれら...
砂の粒/孤独な場所で 金井美恵子自選短篇集 (講談社文芸文庫)
砂の粒/孤独な場所で 金井美恵子自選短篇集
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商品説明
一筆ずつ塗り重ねられる精緻な絵画のように、あるいは一針ずつ施される絢爛たる刺繍のように―一語一語選び抜かれた言葉は、思わぬつながりを持つ次の言葉を連れてきて、夢中でそれらを追ううちに思いもよらない地平に連れ去られていく。時空間も記憶も等質な粒子となって混じり合い、拡散し、迷宮のような読書体験をもたらす、著者初の自選短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】
一語一語選び抜かれた言葉は、思わぬつながりを持つ次の言葉を連れてきて、夢中でそれらを追ううちに思いもよらない地平に連れ去られていく−。「曖昧な出発」「もう一つの薔薇」「沈む街」など全16編を収録した自選短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】
リリシズムとリアリズムの奇跡的な調合。小説を読む快楽を存分に味わえる、著者自ら選び抜いた初の自選短篇集。【商品解説】
目次
- 日記
- 曖昧な出発
- フィクション
- 声
- 境界線
- 花嫁たち
- もう一つの薔薇
- 調理場芝居
- 春の声
- 沈む街
収録作品一覧
日記 | 7−23 | |
---|---|---|
曖昧な出発 | 24−38 | |
フィクション | 39−55 |
著者紹介
金井 美恵子
- 略歴
- 金井美恵子(1947.11.3~) 小説家、評論家、エッセイスト。1967年「愛の生活」が第三回太宰治賞次席となり小説家デビュー。同年、第8回現代詩手帖賞受賞。小説に「プラトン的恋愛」(第7回泉鏡花文学賞)、『文章教室』、『タマや』(第27回女流文学賞)、『小春日和』、『道化師の恋』、『恋愛太平記』、『噂の娘』、エッセイに『目白雑録』『昔のミセス』など。
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