「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
猫の手、貸します (集英社文庫 猫の手屋繁盛記)
著者 かたやま 和華 (著)
旗本の跡取りだが、ある事情で白猫の姿になってしまった宗太郎(通称:猫太郎)。善行を積んで元の人の姿に戻るため、裏長屋でよろず請け負い家業「猫の手屋」を営んでいる。同じ長屋...
猫の手、貸します (集英社文庫 猫の手屋繁盛記)
猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:50,072円(455pt)
- 発送可能日:購入できません
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
旗本の跡取りだが、ある事情で白猫の姿になってしまった宗太郎(通称:猫太郎)。善行を積んで元の人の姿に戻るため、裏長屋でよろず請け負い家業「猫の手屋」を営んでいる。同じ長屋に暮らす賑やかな面々と日々を過ごす彼のもとには、鼠退治から果ては幽霊供養まで、様々な依頼が舞い込んで…。奇妙奇天烈な猫のサムライが活躍する、泣いて笑えるあやかし人情時代劇、開幕。文庫書き下ろし。【「BOOK」データベースの商品解説】
旗本の跡取りだが、ある事情で白猫の姿になってしまった宗太郎は、善行を積んで元の人の姿に戻るため、よろず請け負い家業「猫の手屋」を営んでいる。彼のもとには、鼠退治から果ては幽霊供養まで、様々な依頼が舞い込んで…。【「TRC MARC」の商品解説】
ある事情で猫の姿になってしまった浪人・宗太郎(通称、猫太郎)。裏長屋で便利屋「猫の手屋」を営む彼の元には、人々の相談が舞い込んで……。奇妙奇天烈な猫のサムライが大活躍するあやかし時代劇!
【商品解説】
収録作品一覧
迷子地蔵 | 7−95 | |
---|---|---|
鳴かぬ蛍 | 97−176 | |
思案橋から | 177−270 |
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
猫好きの方にオススメ
2016/12/22 06:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エージェントイチロー - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代劇が苦手な私にも楽しく読めた作品です。
ある事情で白猫になってしまった旗本の跡取りの近山宗太郎。長屋でよろず請け負い家業「猫の手屋」を営んでいます。現在ならばこの長屋の住人のように白猫の宗太郎をすんなりと受け入れることが出来るとは思えません。
彼らだからこそ「猫先生」と呼んで親しく交流できるのではないでしょうか?
猫先生は生真面目で意外と若いんです。
いつか人間に戻れる日まで、宗太郎の活躍は続きます。
紙の本
完全なるジャケ買い
2015/08/26 22:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
後ろ足?で直立する猫の姿に目を奪われ思わず手に取った一冊。見かけ倒しでなく、楽しく読むことができた。本人(本猫)は人間に戻るために頑張っているのかもしれないが、主人公(主猫公)にはずっとこの姿でいてもらいたいものだ。空前の江戸猫ブーム到来。
紙の本
猫ではなく、人として
2018/09/10 16:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫又の祟りで、人から白猫(人の大きさ、二足歩行、着物を着て刀をさす猫侍)
になった宗太郎(周りの人たちからは猫先生、猫太郎などと呼ばる)の話。
時代劇調だけど読みやすく、スラスラと読めて面白い。
姿は大きな白猫だけど、残念ながら猫たちちとは話ができない。(ニャーとしか聞こえない)
猫ではなく、人として成り立っているかららしい。(会話できないのがちょっと残念)
3話目の「思案橋から」は完璧な白猫になり猫の世界を垣間見る話で楽しめた。
猫から猫太郎へ戻った後、猫たちと話せなくなりちょっと切ない思いをした猫太郎に共感し、
人として暮らしていく猫太郎をまだまだ見つめて(読んで)いきたいと思いました。
紙の本
ふんわり楽しめる明るい時代小説
2015/11/02 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は白猫の姿の武士・宗太郎。白猫が化けているのではなく、元は人間だったのが仮に猫の姿になっている。突飛な設定だが、その設定以外はわりと普通の時代小説。長屋の皆がおおらかに主人公の姿を受け入れていて「猫先生」などと呼んでいたり、主人公が必死に猫である自分を否定しつつも煮干しを好んで食べていたりするところが楽しい。
最後の話でついに猫の姿になった理由が明らかになるが…、そんな理由で!?という気もした。それだけでこんな目に遭うとは…気の毒な猫先生、いや宗太郎。