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商品説明
どんな言葉を選びとるのか自らに問いかけないと文学を構築できない時代に、そのことを自覚し執筆したフローベール。残された草稿類を参照しながら、20世紀文学の先駆者としてのフローベール作品の構造分析と肖像を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
「19世紀半ばに普遍的なものの規範が崩壊し、作家はどんな言葉を選びとるのか自らに問いかけないと文学を構築できない中で、フローベールは最初にそのことを自覚し、執筆していった」と著者は言う。作家の精神的現れである形式(フォルム)を読み取ることが構造を読み解くことという立場を守り、残された草稿類を参照しながら、20世紀文学の先駆者としてのフローベール作品の構造分析と肖像を探る。【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部
- 第1章 『ボヴァリー夫人』における鏡像
- シャルルが見る鏡
- エンマが見る鏡
- ロドルフ、レオンが見る鏡
- オメーが見る鏡
- 第2章 『サラムボー』における時間
- 小説全体の時間の枠組み
- 各章における時間の枠組み
- 日付や月名をめぐる問題
著者紹介
金崎 春幸
- 略歴
- 〈金崎春幸〉1952年生まれ。大阪大学文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。大阪大学大学院言語文化研究科教授。共編著に「言語文化学への招待」「エクリチュールの冒険」がある。
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