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紙の本
誰かが足りない (双葉文庫)
著者 宮下 奈都 (著)
おいしいと評判のレストラン「ハライ」に、同じ時に訪れた6組の客の物語。仕事に納得がいっていない。認知症の症状がではじめた。ビデオを撮っていないと部屋の外に出られない。人の...
誰かが足りない (双葉文庫)
誰かが足りない
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商品説明
おいしいと評判のレストラン「ハライ」に、同じ時に訪れた6組の客の物語。仕事に納得がいっていない。認知症の症状がではじめた。ビデオを撮っていないと部屋の外に出られない。人の失敗の匂いをかぎとってしまう―「足りない」を抱える事情はさまざまだが、前を向いて一歩踏み出そうとする時、おいしい料理とともに始めたい。決心までの心の裡を丁寧に掬いあげ、本屋大賞にノミネートされた感動作。【「BOOK」データベースの商品解説】
レストラン「ハライ」に、同じ時に訪れた6組の客。仕事に納得いかない、認知症の症状がではじめた…。事情はさまざまだが、前を向いて踏みだそうとする時、おいしい料理とともにはじめたい−。決心までの心の裡を丁寧に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
集まってきた人たちには悲壮感はない、何とか希望を見つけ出して先に進もうとしている
2021/05/27 23:27
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
予約1の「僕」は完膚なきまでに彼女に振られた、それもよりによって彼が大嫌いな男と結婚するという、予約2の「私」はおばあさん、いろんなことを忘れてしまう、亡父のことも、予約3の「私」は尻拭い要因として係長に任命されて、予約4の「僕」はビデオ越しにしか人と接することができない、予約5の「俺」は常連客の女においしいオムレツを作るが、「できそこない」と突き返される、予約6の「私」は人の失敗を匂いとして感じてしまう、こう書き並べるとなんて不幸な人たちがよりによってレストラン「ハライ」に同日同時刻に集まったものかと思うかもしれないが、集まってきた人たちには悲壮感はない、何とか希望を見つけ出して先に進もうとしている
紙の本
食べいますか?
2016/06/27 16:55
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投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
丁寧なお料理を食べていく事は、生きて行く自分を作ってくれます。おろそかにしないで大切に食事をしたくなります。
紙の本
ひとりよがりになってる夜に
2017/02/17 10:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レストランを訪れる人、しかも予約をして訪れる人は、ことのほか幸せそうに思える。その日が、その人にとって、人生の数少ない「ハレの日」だったとしても、なぜかしらその人の人生は、いつの時も輝いているような、そんな羨望感を覚える。自分が悩んだり、落ち込んでいるときなら、なおさらそうだ。
一見、どんなに幸せそうに見えても、人は誰しも、それぞれに何かしらの満たされない思いを抱えて生きている。その当たり前のことを、きちんと思い出させてくれる物語。
落ち込んで、ひとりよがりになっている夜にこそ、ぜひ読みたい本である。
紙の本
レストラン・ハライ周辺の物語
2022/11/04 11:47
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気のレストラン「ハライ」をキーに、誰かの喪失感に苦しむ人々を描く6編の短編集。喪失感の対象は様々。どれもが印象深いが、4章の引き篭もり兄および友人への妹が見せる優しさが最も素敵だと思う。時折、足を止めることがあっても、いつかは歩みを再開しなければならない。本書では、ハライで美味しい食事をしようというもの。ある意味、生き物の本能に起因するだけに、もう歩みを止めることも無いんだろうと思わせる。とっても優しくて素敵な読後感につつまれました。
紙の本
レストランを予約する
2018/02/18 10:05
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
レストランを予約するって特別感がありますね。そこが美味しいと評判の予約の取りにくいお店ならなおさら。
名店『ハライ』に予約を入れた6組のお客さんの背景が描かれてます。
喪失感を抱いてる人達が、現状でなんとかしようと直向きに努力をしている姿が静かに沁みます。
『ハライ』は象徴的な存在で料理などの描写はあまりないです。それだけに想像力が掻き立てられる。
紙の本
うーん、個人的には消化不良の読後感です。
2020/12/15 13:24
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
上手くいかない人生を生きているような人々が、同じ日、美味しくて人気のレストランに予約を入れる。...さてどうなる?と思って読み進むが、実は、そこが問題ではなかったみたい。それぞれのうまくいかない人生にどう気持ちの折り合いをつけてゆくかの心象風景を描いた連作短編集でありました。その描き様は秀逸。しかし、レストラン「ハライ」にわざわざ同じ日に予約を入れた件。物語のオチとしてちゃんと描いてほしかったです。ちょっと消化不良の読後感。
電子書籍
なんなんだろー、
2017/02/24 22:38
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投稿者:haruki - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくわからない内容