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21世紀の資本
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/12/09
  • 出版社: みすず書房
  • サイズ:22cm/608,98p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-622-07876-0

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紙の本

21世紀の資本

著者 トマ・ピケティ (著),山形 浩生 (訳),守岡 桜 (訳),森本 正史 (訳)

民間財産に基づく市場経済は、放置するなら、強力な収斂の力を持っている。だが一方で、格差拡大の強力な力もそこにはある−。18世紀以来の富と所得の分配動学をめぐる歴史的知識の...

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商品説明

民間財産に基づく市場経済は、放置するなら、強力な収斂の力を持っている。だが一方で、格差拡大の強力な力もそこにはある−。18世紀以来の富と所得の分配動学をめぐる歴史的知識の現状を明らかにし、今後の教訓を示す。【「TRC MARC」の商品解説】

格差は長期的にはどのように変化してきたのか? 資本の蓄積と分配は何によって決定づけられているのか? 所得格差と経済成長は、今後どうなるのか? 決定的に重要なこれらの問題を、18世紀にまでさかのぼる詳細なデータと、明晰な理論によって解き明かす。格差をめぐる議論に大変革をもたらしつつある、世界的ベストセラー。「本書は……この十年で、最も重要な経済学書になるといっても過言ではない」ポール・クルーグマン。【商品解説】

著者紹介

トマ・ピケティ

略歴
〈トマ・ピケティ〉1971年フランス生まれ。社会科学高等研究院(EHESS)およびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得。パリ経済学校経済学教授。EHESS経済学教授。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店三宮店

経済学ぬきの快楽

ジュンク堂書店三宮店さん

 私がこの本を読もうと思ったきっかけは、あまり自慢できない。まずフランス人が書いた経済学の本であること。勝手な偏見だが、フランス語で書かれた場合、何となく明晰で軽やかな気がする。次にアメリカで発売後半年で50万部を超えるベストセラーになっていること。ここまで売れる、ということはきっと何かある。そして最も恥ずかしいのは、これってマルクスの『資本論』を皮肉った一種のサブカルチャー的パロディ小説じゃないのか、と思っていたことだ。このような事情からして、画期的な経済学の理論など到底分かるはずもなく、小説しか読んでない私にとって唯一の手がかりは文学的アプローチ(しかない)であり、以下の内容は小説『21世紀の資本』の妄想的レビューである。
 <はじめに>
 「本書でこれから展開されるのは、つまるところその歴史的経験の物語となる」開始早々、こんなうれしい表現に当たる。「つまるところ」「歴史的経験の物語」なのですね。じゃあ文学的アプローチというのも、悪くないかも知れませんね。しかし次の章からは過去の経済学者の理論や歴史的展開、についての簡潔な説明、そして早ばやとギリシャ文字を使った数式が。でも驚きませんよ、ピケティ教授。現代文学ではそれくらいは常識ですからね。我慢して読んでればまた面白い所が出て来るはず・・・なになに、「『経済学については何も知らない』(中略)人々には特に読んでほしい」「本書は経済学の本であるのと同じくらい歴史研究でもある」・・・分かりました、ピケティ教授。
 ・・・ここから本文に入る。19世紀はじめの経済状況を説明する史料の代わりに、小説家の文章が引き合いに出される。ピケティ教授はことのほかバルザックの『ゴリオ爺さん』がお気に入りのようで、引用を超えてゴリオ爺さんに感情移入しているような所もある。そして解説された経済用語や数式を基に、「所得」と「富」をめぐる長い長~い物語が幕をあける。実際には18世紀(1701年)から21世紀(2100年)にわたる歴史的スパンと、主要先進国と新興国20ヶ国に及ぶ空間的拡がりを持った、折れ線グラフと図表による徹底した実証と比較なのだが。
 <アメリカのデモクラシー>
 『ゴリオ爺さん』刊行と同じ1835年、フランスの歴史思想家アレクシス・ド・トクヴィルは『アメリカのデモクラシー』第一巻を出版した。建国間もない、「若いアメリカ」の、地方を中心とした自治制度、人口密度や土地の状況、経済制度や税制について過去の膨大なデータを検証し、いかにアメリカの政治経済状況が理想的であるかを、憧れを伴ったまなざしで展望している。後年出版された第二巻では、国民の境遇の平等を訴え、平等化が進んだ民主的国家にこそ専制的権力が生まれる可能性を指摘し、それをコントロールする政策を模索した。
 ピケティとトクヴィル、経済と政治、分野の違いこそあれ、目線の先には同じ物があるのではないか。(本書でもピケティは『アメリカのデモクラシー』を引用している。)第Ⅱ部から第Ⅲ部にかけて、「すばらしい新世界」から「スーパー経営者社会」へと変貌したアメリカの実態が描かれる。ガルシア=マルケス風に言えば、「無垢な労働者と無情な経営者の信じがたい格差の物語」だ。
 <富と格差と小説家たち>
 第Ⅲ部の残りでは、格差の構造が語られる。ここは本来(経済学)の意味において最も重要な部分だ。先ほどの『ゴリオ爺さん』が再登場する。ゴリオ爺さんが老後隠棲した安アパートの住人で、いわく付きの人物ヴォートランが将来有望な若者ラスティニャックに諭した処世術。絶え間ない勉学と骨折りの末出世したとしても、得られる財産はたかが知れている。それよりも金持ちの娘と結婚して資産を相続する方が断然効率が良いというのだ。そこからピケティは当時の所得の格差、資産所有の格差そして相続の実態へと踏み込んでゆく。また前述のアメリカの「スーパー経営者」の台頭にも触れながら、上位10パーセント、1パーセント、さらには「大金持ち」0.1パーセントの世界を克明に描き出す。
 ピケティは現代文学の状況にも触れ、現代では登場人物を位置付けるのは専ら仕事、賃金、技能であり、金銭への明確な言及は文学から消えてしまい、資産や富が主なプロットの中に描き込まれることはない、と断言する。
 ここでひと言物申す。教授と同じフランスの現代作家、ミシェル・ウェルベックの『地図と領域』は如何でしょう?2010年に発表され、その年のゴンクール賞を獲った本作をお読みになっていないのでは?現代アートの業界を流通の段階から描き出し、知名度のある人物群を実名で登場させ、資本主義社会を諧謔と憐憫を込めて批判し、明るくも暗くもないうすぼんやりした未来社会を見すえた、あなたの予測する中位シナリオにきわめて近い世界を「小説」で表現した、この作品を?
 興奮するのはやめよう。でもウェルベックは本当に21世紀的でもあり、19世紀的でもある作家だ。『地図と領域』で、ウェルベックは作中に「作家ウェルベック」を登場させ、前述のトクヴィルを絶賛させている。「『アメリカのデモクラシー』は傑作です。とてつもないヴィジョンの力を秘めた書物、絶対的な、そしてあらゆる領域における革新の書です。おそらく政治についてこれまでに書かれた最も知的な本でしょう。」
 ピケティとバルザック、そしてウェルベックとトクヴィル。彼ら2組を結ぶ直線が描くX字形は、未知の事物を表す「x」に見えてくる。私たちに突きつけられた問題の解を表す「x」に・・・
 <21世紀の資本と21世紀の文学>
 第Ⅳ部では未来に向けて提言が行われる。すなわち資本への累進的な課税と、保健医療と教育の充実である。前者に関しては国際的な資産・金融情報の透明性が不可欠であるし、後者には今後最も人口が増えると予測されるインドやアフリカ諸国の政策がきわめて重要だ。最後にもくり返しピケティ教授は社会科学諸分野の協力の必要性を説く。「分野同士の戦争や縄張り争いは、ほとんど何の意義もない」と。

 さて、『21世紀の資本』は「文学」と言えるのだろうか? やっぱり程遠いと思う。経済書の中でも比喩や寓話のたぐいは少ない方だろうし、抽象的な推論は皆無といってよい。本書はデータと数値が全てなのだ。だからといってそれは文学ではない、と言い切れるだろうか。むしろ「21世紀の文学」ではそういったものがベースになっていくのではないか? ・・・あてもなく思いふけっているうちに、こんなにも色々と考えさせてくれたこの本に愛着が湧いてくるのを感じる。「資本主義」という言葉が何やら文学用語のように思えてしまうのだ。「象徴主義」や「マジック・リアリズム」と同じ仲間のように。

ジュンク堂書店大阪本店

ピケティ、待望の邦訳

ジュンク堂書店大阪本店さん

今年身の周りで一番話題になった本を挙げるとしたら、やはりこの本ではないでしょうか。

本書はフランスの経済学者トマ・ピケティによって書かれ、2013年に出版。14年初めに英訳が出ると欧米を中心に話題の書となり、ちょっとしたピケティブームを巻き起こしています。日本でもビジネス雑誌が特集を組むなどして注目を集めており、邦訳がでるのを楽しみにしていた方も多いかと思います。

しかし、この本の何がそれ程話題を呼んでいるのでしょうか?
ピケティの主張を簡単に言ってしまうと、「資本主義のもとでは経済成長率よりも資本収益率の伸びが大きい。そしてこの差は際限なく開いていく」となるのではないでしょうか。つまり資本を持っている人がより多くのお金を稼ぎ、労働者との格差がどんどん開いていってしまうという事です。

「お金持ちがよりお金を稼ぎ、格差が広がる」という主張は決して新しいものではありません。しかし彼が凄いのは、18世紀に遡り様々な国の経済データを分析しこの主張を実証しようと試みた点です。こうした研究から、18世紀から資本家と普通の人々との格差は一定で広がり続け、2度の世界大戦によりその格差が一時的に縮まったものの1980年代以降現在に至るまで格差がまた拡大していること彼は示しています。

豊かだった先進国内での格差の拡大が問題になっています。「1%の大金持ちVS99%の我々の戦い」と銘打ったオキュパイ運動がアメリカで盛り上がったのは記憶に新しいところです。特にアメリカで本書が大きな話題となったのは、こうした問題の議論に一石を投じる内容だったからではないでしょうか。勿論欧米先進国だけでなく日本でも格差の問題はますます重要となっています。この本は日本でも新たな議論をもたらすのではないでしょうか。格差が広がり続けることが資本主義そのものの性質だとすれば、これから先この問題にどう対処すべきなのか。21世紀に生きる我々が21世紀の資本とどう向き合うかが問われているのかもしれません。

ピケティは格差是正の策として、資本そのものへの累進課税を挙げています。しかし彼自身が指摘しているように、この案は高度な国家間の協調を必要とするため実現は容易ではありません。このように解決策も議論の余地がありますが、そもそも彼の実証の前提や解釈の仕方等についても批判・疑問の声は多くあります。それだけ話題になっているという事でしょう。賛成から反対まで様々な意見を著名な学者たちも述べており、こうした議論も併せて読むとより一層本書を楽しめるのではないでしょうか。

みんなのレビュー86件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

マットウな経済学の本

2016/02/22 16:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ITオンチのじいさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私の若かった時は、たぶん資本論の1巻さえ通読しなかったであろう若き自称革命的マルクス主義者たちが行き詰まって、サムエルソンの経済学が一世を風靡しようとしていた頃である.
 そして新古典派?新自由主義?…金融工学たら、米国(米国の新自由主義者)中心の「経済(学)」が今日まで流行している.
 (その昔)経済「学」は多かれ少なかれ『公』の概念を含み、その『正義』の概念を含む『経綸の学』であった.その意味では時代の政治が達成しようとする目標に左右されるイデオロギーを含まざるを得ない(中立を標榜することが、そもそも現状多数派…多数派が実際に人的に多数というよりは多数の権力を支配している人たちの集合…の前提条件を肯定しているのだから).いかにも物理理論のように××工学等と呼んでみてもなんらそのイデオロギーから自由にはなれない.
 社会のきわめて一部分(ではないかもしれないが、だったら尚更悪質な問題ではないだろうか?.古来より…歴史的には圧倒的に永い間…様々な共同体において隣人から利子を取り、抜け駆けて利を得ることは「反共同体的行為」として、戒められていたのだ.なぜ戒められていたかといえば、戒められなければならぬ人たちが居たからに違いないが、現今では戒められもしない.利が正義に逆転したのである.)の人たちの、金を儲けるという投機(ギャンブル)に奉仕するのは経済学だろうか?
 ……と考えてみると、『21世紀の資本』は30~40年忘れられていた?マットウな経済学の本である.

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紙の本

21世紀の本

2015/09/25 11:33

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tyokoya - この投稿者のレビュー一覧を見る

一大ブームを作り出した経済・社会学書です。読み応え満載で、知的好奇心に旺盛な方は時間とお金をかけて読まれたらよろしいかと思います。ただし、現在の政府が行おうとしている経済政策とは相容れないところもあります。その点は注意が必要でしょう。
 r>g
で示される、資本収益率と経済成長率とバランスを証明するために多くの紙面をとっています。読者は何をすべきか考えて深読みすると楽しめます。
 経済学などに詳しくなければ、解説本を利用されてはいかがでしょうか。きっと理解に役立つものと想像します。私は読みませんでしたので、論評は控えます。
 これを読んでから資本論を再読しました。社会に投げかける本の力の観点から、21世紀における資本論と位置づけて評価して然るべき書物だと感想を持ちました。

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商学部経済学部レベル

2015/02/13 15:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:篠山蕪村 - この投稿者のレビュー一覧を見る

世の中の経済活動に即して、解説しているのでわかりやすいと思う。
歴史的背景を考察しているのも実に興味深い。
二次世界大戦以降に唱えられた経済理論を的確に批評し、何故に其の様に考えられたかも的確に解説しているので、読み進むと戦後経済の成り立ちが理解できる。

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評価は特5!

2016/01/21 19:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たくみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

700ページの大著。平易な文だが目から鱗の知識の宝庫。人力ビッグデータに圧倒される。経済学の素人でも、腰を据えて読めば、十分に理解・納得させてくれる。マーカー片手に、余白にメモを書き込みつつ、勉強しているという意識をせずに歴史書のような経済書を堪能できた。

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分厚かったけれど・・・

2015/01/31 19:10

11人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書への評判は様々だが、経済的格差問題を歴史的データを利用して持論を唱えているところはご苦労さま、といったところ。結果として貧困差が拡大したことを解決するために累進課税と資産課税を強化しましょうと、自分なりの解決案も提案しているのだから、実現の可能性云々は別として一応評価できる。また、累進課税の強化のしすぎは高報酬のために頑張る者のインセンティブを阻害することも理解しているようだ。政治問題か制度問題かの議論があるが、悔しかったらルールを変えられる立場になって、理想論を唱えるべき、と99%サイドの私はそう思う。

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読み応え

2015/11/12 12:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほし☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

話題の本であり、家族が読みたいというので購入しました。翻訳ものなので値段は高めですが、それにみあった読み応えのある内容だったようです。

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紙の本

待望の「グラン・セオリー」

2016/07/13 22:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おらのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

経済学理論としては、待望の「グラン・セオリー」の登場。
「新自由主義経済」が跋扈する昨今、もうそろそろ取って代わる
経済学があってもいいのにと、切歯する方々もいたことでしょう。
私もその一人でした。

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紙の本

言いたいことは、シンプル。

2015/08/31 00:30

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:s03e827 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本で伝えたいことは、非常にシンプルであり結論に到達するまでに無駄な構成が多いと感じました。
特に目新しいとも感じず、当たり前のことを伝えているだけで新たな価値が示されているわけではないです。
少なくとも全部を読む必要は全くないですが、持っていても損な本ではないです。

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紙の本

なんとか読み終えた

2015/07/24 17:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさひろお父さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

相当厚く、相当高い本ですが、なんとか時間を掛けて
読むことが出来ました。素人の自分のレベルでは
兎にも角にも「r>g」だけが主題で、それ以上でも、
以下でもないと思いました。
後半に欧州債務危機について書かれていて、タイミング
的にあっていたのでそこはとても興味深く読むことが出来
ました。
余談ですが、リベラシオン紙にコラムを持つピケティ氏は、
フランス社会党に影響を与える人と思われます。今回の
ギリシャ問題ではオランド大統領に助言したかもしれま
せん。著作の主張とオランドさんの行動が合致している
様に思えました。

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紙の本

21世紀の資本

2016/01/18 18:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る

昨年のベストセラー第一位だろう、発行部数は13万部と言われる。(2015年1月現在)
1年前のベストセラーで今更、経済学者でもなければ経済について相応の勉強した訳でもないがどうしてそんなにこんなに分厚い本が売れたのか、分らない。
流行とはそういうものだろう。

読んだ限りでは先ず、訳がウマいと思う。
翻訳書特有の堅苦しく、分り難い日本語になっていなくて読むことが出来る。
そうでなければ到底3日ぐらいで読める本ではないだろうと思う。
読み出した時には1週間ぐらい掛かるのを覚悟したが読み易かったのは訳の良さにも依ると思う。

で、書評と言うにはおこがましいが書くなら非常に分り易い。
図表が豊富で理解し易いのもあるし、著者のピケティは相当に書くのに時間を要したと思うが経済書なんだが学術書に近い。

昨年、よく言われるようになった r>g と言う不等式で説明される式の説明のための1冊とも言えると思うが様々な話題や小説など引用しながら読めることは間違いない。
高校生なら充分、理解可能な範囲で(経済専門用語が頻出するが)読解できると思うのでこれがベストセラーになった遠因でもあろう。

最後に出て来る「世界資本税の導入」などを提起し、中々納得させるものには仕上がっていると思うが個人的には先月読んだ『21世紀の不平等』と甲乙つけがたいと思う。
ピケティの指摘は今更ながらに真新しいものとも言い難く、過去のデータを解読して出て来るものでその労苦は認めるが斬新とも思えない。

フランスでは過去2世紀に亘っての様々なデータが揃っているから所得に税や資本との関係などを解析できるが他国ではそれが難しいだろう。
単純に2世紀と言うが日本で200年前は江戸時代の最中であって、数字は残っていたとしても政治体制が違い過ぎるし、税制も異なるレベルで済まないから参考になり難い。
この点はフランスと言う国、現EUでもイギリス同様にデータが揃っていてその比較を含め分析が容易だ。

アメリカは日本の範たる国のように捉えられ、様々な部分で参考にしているが政治は新しいし奴隷制度など他国にない制度が途中にあって簡単に参考に出来ない。
チョンマゲに刀を差した日本の武士の文化の時代にアメリカでは奴隷制度の名の元、様々な現在では非合法とも言える制度が実在していた。

その点、英仏両国の歴史とデータは揃っているからこその著作であろう。
但し、随所に散見されるが英米のアングロサクソンに対してフランス人たる筆者、ピケティの評は手厳しいから人によっては違和感があるもかもしれないと察する。

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紙の本

定期的に現れる「あなたが貧しいのは他の人のせいだ教」向の本

2015/04/21 06:41

5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やぶけん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ピケティにかぎらず、マクロ系の本を読むときには
マクロモデルとは、
世の中にある無数の変数の中からほとんどを無視し、
(提唱者の都合の良いように動く前提)つくられた方程式であり
株や債権という限られた分野どころか
変数が圧倒的に少ないスポーツの勝敗さえ予想出来ないものである。
という前提を了解する事が必要。

経済学の短い歴史をみても
一つの方程式が提唱され、実社会で上手く働かず新しい方程式が提唱される
という事の繰り返しである。

さて内容についてですが、

「ピケティの主張の矛盾」
で検索するだけで様々な反論が出てきますし
書籍もでていますから、あわせて読まれる事をおすすめします。


彼は自分の提唱するモデルに矛盾する動きについて
いくつも「これは例外」と主張しています。
モデルとは全てを包括するからモデル足るわけですから
これは明らかにおかしな主張なわけです。

ここからわかるのは
ピケティが、結論有りきでモデルを組み立て
更に単純化する為に矛盾する動きを例外認定し
特定の人達へ向けた理屈をつくりあげたといえます。

要するにこれは
ピケティ教
あるいはピケティ r>g教
だといっていいと思います、
彼はこの宗教を布教し、
信者から高額の講演料などという形でお布施を貰い、
「メチャクチャ働く事で!」お金持ちになるでしょう。

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紙の本

お守り本

2015/02/17 01:57

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TAKE - この投稿者のレビュー一覧を見る

まだレビュー記せるほど読み進めてはいないが、今後読んでいくことが愉しめる予感を感じる本。

根拠はまだあるわけないが、そんな気がする。

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2016/04/28 16:14

投稿元:ブクログ

2016年4月28日読了。ブームとなったピケティ本。事前に「よく分かる『21世紀の資本』」的な本を数冊読んでいたので理解できたが、内容は欧州の税収などの推移や歴史の話などがほとんどで、それはそれで面白いが「膨大なデータをインプットして『r>g』の法則を導き出した」ことが最初に頭に入っていないと読んでもなかなかピンと来ないのでは・・・?という気もする。分析して「だから格差はなくならないのだ」と言いっ放すのではなく、後半で累進資本税という提案を詳細に述べているのは著者の誠実さでもあるだろうが、それこそ世界大戦でも起こらないと世界が大きく変化することはないのだろうか・・・。

2015/01/26 00:50

投稿元:ブクログ

話題の本。結構厚いが書きぶりは平易で読みやすい。
著者が主張するような資本課税による格差解消の手段が政策として行なわれない場合、日本に住む次の世代の選択肢は成長率(g)の高い国に移るか相続を受けるか、しかないのだろうか。

・かつての農耕による時代は成長率gが低いため、r-g が大きく、富は非常に集中していた。その結果であるベルエポック期の極めて大きな格差は第一次・二次世界大戦によって資本が破壊されたことによって低下した。しかし1950年以降再び格差が開いてきており、ベルエポック期に近くなりつつある。富裕層の中でもよる富めるものとそれほどでもない者の間の格差が拡大している。
人口増加が大きいと(相続が分割されて相続財産の重要性が低下するので)格差は縮小する。成長率が高い時も(gが高いので)格差はあまり拡大しない。が、今後はこうした効果も期待できないだろう。
実際、国民所得における富裕層の資本所得、労働所得、相続財産の全ての比率が上昇してきている。この傾向が拡大して不満がたまっても革命が起きないようにするためにはなんらかの弾圧システムや説得装置が必要になるが、それは難しいので格差を縮小していくべき。

国家の税収は1900年ころまでは国民所得の10%以下であったが、この程度では君主的役割以上のものを国が果たすのは難しい。2000年には30-50%程度になっている。所得、資本への課税率が高いので、格差が無秩序に拡大することへの歯止めになっている。所得税は第二次世界大戦直後は90%近い最高税率の国もあったのに、税率が低下し、超高額な給与をとるスーパー経営者の時代を招いた。高給取りは(経済学者もこの範疇に入る)既得権を守ろうとして累進課税に反対しているが、そもそも80%の税率をかけても対象となる者が少ないため税収としてはあまり大きくない。国家の税収のためではなく、格差の拡大を止めるために累進課税が必要。
また、今後は世界的な資本課税も必要になるだろう。資本は国境を超えることもあり、国際協調による資本課税が必要。

・教育は上方に平行移動しただけである。大学卒の者は多くなったが、富裕層は大学院に進んで学位を取るのが普通になっている。

・r>g なので、年金もペイゴー方式よりは積立方式(資本所得を得る)のほうがよい。ただし、資本所得は賃金上昇よりも変動が大きいことと、切り替えのためには丸々一世代、年金がもらえない世代がでるのでこれをどう解決するかが問題。

・ジニ係数は、労働所得が0.2-0.4、資本所得が0.6-0.9、総所得は0.3-0.5で、労働所得は比較的平等

・資本よりも技能が要求されるようになると格差はより能力主義的なものになり、固定されたものではなくなる。(が、これには否定的。資本の重要性は歴史的に変化していない)

・資本と労働の分配率は労働が2、資本が1と言われてきたが、時代とともに変わってきている。サッチャー、レーガンの登場に伴い資本の取り分が上昇してきた

・資本の様態自体もかつては資本といえば土地であったのが、21世紀には工業資本と金融資本になった。

・GDPから生産に使用した財の減価償却��引いたものが国内生産。国内生産はGDPの9割程度になる。植民地などのように、外国にこれが搾取されていないのであれば国内生産は国民所得(所得の合計)に等しく、多くの国で両者は1-2%程度しか乖離していない。
国民所得は資本所得+労働所得
本書では資本というときに人的資本は含まない
第一法則
α=rXβ
国民所得における資本のシェア(α)は資本収益率(r)と国富が国民所得の何倍か(β)の積になる。β:600%、r:5%、α:30%がだいたいの値

資本/所得比をみると、ヨーロッパは戦争で資本が破壊されたのに対し、米国ではずっと安定した比率であった。米国は植民地も持たなかったため、外国資本も重要ではなかった

農耕社会では資本の追加に対する弾性値が1を切っていた。すなわち、βが増えた時、rが大幅に減るため、αは減少していた。
現代社会では資本の新たな、有効な使い道がいくらでもみつかるので弾性値は1を超える。βが増えた時、rも減るが、その減り方は小さいためαは増える。

第二法則
β=s/g
資本/所得比率βは、貯蓄率s、成長率gと上のような関係がある
毎年国民所得の12%を蓄え、国民所得の成長率が2%の国では、長期的には資本/所得比率は600%になる。つまり国民所得6年分の資本を蓄積することになる。

ゆっくり成長する国(停滞した国)では、所得に比べて大きな資本の蓄積が行なわれるため、過去の資本の蓄積が大きな意味をもつ。ただし、この法則がなりたつまでにはかなりの年月がかかる(貯蓄一年分を蓄えても資本はあまり増えない)。第一法則はいつも成り立つ

2015/03/16 17:28

投稿元:ブクログ

昔読んでいたマルクスを思い起こしながら読み終えた。
21世紀の資本論 の書名が相応しい気がする。

資本・労働・利潤・地代・利子、資本家・労働者・経営者、について 18世紀以降のヨーロッパ・アメリカの入手可能な限りのデータにより分析が続く。



21世紀の資本主義社会では富の集中、格差の拡大は不可避であり、国際的な累進的な資本税必要性を主張、

もちろん、容易なことではないと、断りながら・・・

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