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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2014/10/24
- 出版社: ぷねうま舎
- サイズ:22cm/645,89p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-906791-38-5
- 国内送料無料
紙の本
マルブランシュ 認識をめぐる争いと光の形而上学
著者 依田 義右 (著)
「知性的世界の偉大なガリレオ」と称えられるマルブランシュ。彼が自らの思想、見解をはじめて世に問うたときの語り出し方は奇妙なものだった。その謎を解き、それを突破口とし、マル...
マルブランシュ 認識をめぐる争いと光の形而上学
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商品説明
「知性的世界の偉大なガリレオ」と称えられるマルブランシュ。彼が自らの思想、見解をはじめて世に問うたときの語り出し方は奇妙なものだった。その謎を解き、それを突破口とし、マルブランシュの思想の全体像に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
時代は西欧17世紀、近代のとば口に立って、科学・数学を支える新しい自然認識論と、信仰および光の形而上学とを融合させようとした思想的苦闘の全貌を描き出す。
アウグスティヌスに、あたかも乳母の乳のように養われ、かつその思想を会得したオラトリオ修道会の神父にして数学者・形而上学者、のちにデカルトの思想に共鳴し、「機会原因論」という独自の立場を構想した認識の哲学者──デカルト哲学を梃子として、中世的自然観から離脱した近代認識論という簡明な図式からはこぼれ落ちてしまう、理性と信仰、合理と非合理をめぐる、多様にして奥行きの深い知の闘いがここにはあった。
デカルト哲学を継承する同じ立場に立ちながらの、アントワーヌ・アルノーとの論争、イギリス経験論の大立者、ジョン・ロックとの認識をめぐる対決──精細に再現された、三つどもえの火花をちらす「争い」の中から、科学革命に向かう西欧近代が何を乗り越え、かつ何を切り捨てなければならなかったのかが具体的に見えてくる。
「神の内にすべてを見る」という認識論の意義と、それを根底で支えた光の形而上学とを明るみに出し、日本における哲学史・思想史の欠を埋める、初の思想評伝。
【商品解説】
目次
- 序論
- 第一部 枚挙の完全性の意味
- 第一章 枚挙の重視
- 第二章 枚挙の意味
- 第三章 枚挙の完全性は証明されるべきものか
- 第四章 枚挙は完全であるべきか
- 第二部 「枚挙の完全性」へのマルブランシュの姿勢
- 第一章 「神の内に見ること」の証明にかかわる「枚挙の完全性」へのマルブランシュの確信
- 第二章 「神の内に見ること」の証明にかかわる「枚挙の完全性」を疑わせるマルブランシュの言説
- 第三部 「神の内に見ること」の証明にかかわる「枚挙の完全性」の検証
著者紹介
依田 義右
- 略歴
- 〈依田義右〉1941年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科西洋近世哲学史博士課程単位取得認定退学。大阪芸術大学名誉教授。京都大学博士(文学)。専門は17世紀フランス哲学。
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