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陰陽師 螢火ノ巻
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/11/15
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/246p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390159-6
  • 国内送料無料

紙の本

陰陽師 螢火ノ巻 (「陰陽師」シリーズ)

著者 夢枕 獏 (著)

「闇は我が褥、地獄の獄卒は我が同胞よ」琵琶と共に山中を彷徨う女。その腰にある瓢の酒に目をつけた道満は…。【「BOOK」データベースの商品解説】清明の好敵手にして、酒をこよ...

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陰陽師 螢火ノ巻 (「陰陽師」シリーズ)

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陰陽師 螢火ノ巻

1,200(税込)

陰陽師 螢火ノ巻

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商品説明

「闇は我が褥、地獄の獄卒は我が同胞よ」琵琶と共に山中を彷徨う女。その腰にある瓢の酒に目をつけた道満は…。【「BOOK」データベースの商品解説】

清明の好敵手にして、酒をこよなく愛する法師陰陽師・蘆屋道満。琵琶と共に山中を彷徨う女の腰にある瓢の酒に目をつけた道満は…。「山神の贄」「花の下に立つ女」など全9編を収録。『オール讀物』ほか掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

稀代の陰陽師・安部晴明と心優しき笛の名手・源博雅が活躍する600万部超の人気時代小説の第14巻。今回は、晴明の好敵手にして、酒をこよなく愛する法師陰陽師・蘆屋道満の、人間味あふれる意外な活躍にも注目のシリーズ最新作。
大地震の後に、主上の御加減がすぐれぬという。博雅は晴明に内裏に上がるように呼びに来たものの、晴明は主上を見ると、すぐに外へと出かけてゆく(「双子針」)
星を仰ぎ見るのが好きな中納言は、口にしたものがすべて現(うつつ)となるという。ある日、戯れに不幸を予言したところ、予言が当たりよからぬ噂となり。(『仰ぎ中納言』)
常陸の山中で、道満は山賊に囲まれた女を助けるが、女は余計なことと口にする。聞けば、去年の今、女の夫がここで命を落としたという。(「山神の贄」)
摂津は箕面の滝で、酒を前に泣く男を見つけた道満。哀しくて泣いているのかと聞けば、えらい上人と御仏の使いの邂逅を見て、うれし泣きをしていたという。(「筏往生」)
五日前に、突然亡くなった膳広国を、焼かず、埋めず、寝かせておけと命じた晴明の真意を知りたく、博雅は晴明に訊ねるが、そこへ広国が蘇生したと知らせが。(「度南国往来」)
六年前、右目が痛むという柏木季正の元に播磨の法師陰陽師が訪れ治癒したが、今度は、別のところの痛みがやまなくなり……。(「むばら目中納言」)
六条河原院の美しい桜の下で、物言わず悲しげな美しい姫を見たという博雅。その話を聞いた晴明は、桜を見に行くと言うが。(「花の下に立つ女」)
一双の屏風を手に入れた摂政・兼家は、表具を代えようと唐の国より来た単先生に修理を頼むが、単先生は、絵を見ると落涙して絵のなかへと入ってしまった。(「屏風同時」)
諏訪から京へと向かう女は山道を迷い、大磐にあった供え物と竹筒の酒を口にするが、里の者に知られ、代わりに山神の贄として供えられそうになり……(「産養の磐」)【商品解説】

収録作品一覧

双子針 5−26
仰ぎ中納言 27−63
山神の贄 65−100

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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (5件)
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  • 星 3 (7件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

電子書籍

ほっとする

2016/09/02 22:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bookworm - この投稿者のレビュー一覧を見る

陰陽師のシリーズで、都以外の物語もたくさん収録されている。どこかで聞いたようで懐かしいような、でもはらはらして続きをワクワクと読んでしまった。読んでいてなんだかほっとした。

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紙の本

夜のイメージが漂う。

2016/07/01 19:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

星を見るのが好きで好きでたまらない中納言の巻き起こす出来事を描いた「仰ぎ中納言」、蘆屋道満がメインの「山神の贄」「筏往生」のせいか、タイトルのせいか、夜のイメージが漂う。

一番印象に残ったのは「花の下に立つ女」。短いがうまい。

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2014/12/11 08:29

投稿元:ブクログ

今回は、蘆屋道満が晴明たちとかかわらず、ひとり主役をはる話が多い。
舞台も京の都以外で、新鮮な面白味がある。
今回は、わりといい人な蘆屋道満。
晴明と博雅について語るところが、心に残る。
晴明と博雅の日々は、変わらず、安定した陰陽師ワールドで楽しかった。

2015/01/03 17:24

投稿元:ブクログ

珍しく道満がメインのエピソードの多い一冊。
なんのかんの言って「実はイイヒト」な道満。
本人は不本意じゃないのかなぁ、とかおもってしまうが、本当の道満のことは誰も知らないのだった。

2015/02/08 13:16

投稿元:ブクログ

今回、しっかり酒を傍らに用意して読了!

俳句の季語のように、季節の描写がすごくお気に入りのこのシリーズ。
今の季節に応じてふさわしい短編を選んで読むのも面白そうなだと思い立ち、清明宅の庭で博雅と清明が飲んでいるシーンから始まる短編には、季節を備忘として書くことにした。
備忘がないのは芦屋道満が主役の話。私はこのシリーズの芦屋道満が結構好き。最初はもう人としての道を外れた無情な清明の敵役というイメージだったけど、夢枕さんが描く道満は、この世ではない世界にどっぷりと浸りながらも、人情や優しさを残していて、悪とは言い切れない。
今回はそんな道満の人間っぽさが垣間見えるところが切なく、寂しく、愛おしく感じられる話が多かった。
あとがきに書いてあった『陰陽師』の姉妹編『おにのさうし』も読んでみよう。

二子針 *桜が満開の春*
都と天皇は一心同体。

仰ぎ中納言 *梅雨の合間*
井戸に映った星を飲んでしまうなんて!
摩訶不思議だけど素敵な話。

山神の贄 
道満だけでなく、理不尽と思っていた山神が意外にも人間の情を理解してくれたところが嬉しく、心震える。
悲しいけど、良かったのかなと思える結末。

筏往生 
人間は欲深く。神は時に無情であるかな。

度南往来 *秋と冬の合間*
地獄の閻魔大王のもとへ行って無事に帰ってきた男の話
。よくある説話集の展開。信心を忘れないことが肝心である。的な。
淡々と描かれているが、頭で映像化が耐えられない(笑)
痛や、痛や。。。

むばら目中納言 *春の雪の日*
最初と最後の清明と博雅の会話が好き。
人が生きていくのは難しい。

花の下に立つ女 *桜散る春*
この話が一番好き。
またしても人非ざるものにもモテモテな博雅殿。

屏風道士 *桜が終わり芽吹いた青葉が見える春*
この話も好き。切ない話だけど、結末が風流だなぁと
その良さを理解して喜んだ藤原兼家にも好感。

産養の磐 
道満の心の弱い部分が見えた気がした。

2014/12/15 07:29

投稿元:ブクログ

生命ではなく,道満が出てくる話が三つ~地震の後,帝の具合が悪く,清明は地に8尺の錫杖を立て,紫宸殿の太い柱に8寸の釘を打って,都と帝は双子なので鍼を打ったと云う。星を飲んでしまった中納言は未来を見通す力を得て,狢がそれを悪用しようとするのを阻止。相撲取りを東北で集めた美声の持ち主が青い大猪の眷属とされ,妻も道満に勧められるままに琵琶を弾き,夫と再会した後,撥で喉を掻き斬り,山神の眷属となった。山寺の和尚が松の木の上で極楽行きの筏を待つと聞いた猟師も翌年自分も乗せて貰おうとしたが,樹から落ちて死んだ。それを見殺しにした和尚も極楽へは行けなかった。膳弘国が亡くなって清明も葬式に出たが,観音経を置いて埋葬するなと云ってきたが,果たして広国は復活し,妻と父に会って,戻る時に童子に助けられたと云うが,それは観音経の化身だった。中納言柏木季正は破れ寺に住む四徳法師が孔雀明王に祈って悪い部分を直すと云うが,怪しく,雪に残った足跡を辿ると,筺からされこうべを取り出していたが,それは前世,山中で亡くなった比叡山の僧のものだった。博雅が桜樹の下で笛を吹くと現れる姫は悲しい顔をしていて,清明が出掛けた後,桜が切り倒されが事を知って悲しむが,清明は枝を貰い受け,根が付いて,博雅の庭に女童が出現した。兼家が手に入れた屏風絵を修復しようと唐渡りの道士を招くと,扉を書いて絵の中に閉じこもってしまい,清明は窓を書いて博雅と酒を持って話をしに行き,連れ戻して絵を完成させることが出来た。諏訪から腹の子の父を慕って上京しようとする若い女は大磐のしたで餅と酒を貰ってしまい,狼への供物と知って生け贄にされそうになるが,道満が救ってくれ,竹串で左目を潰して撃退する~ 田舎の話を入れようとするが,清明と博雅を旅に出すのが面倒で,道満を登場させる

2015/12/13 12:24

投稿元:ブクログ

蘆屋道満がよく出る巻でした。
旅先に出れば、道満あり。
山神の贄の話が印象に強く残っている。
まるで蟲師だ。

晴明と博雅の仲良しっぷりは相変わらず読んでいて、にまにまさせられました。
晴明がもっと活躍する話が読みたい。

2015/07/18 00:21

投稿元:ブクログ

毎度おなじみ、晴明と博雅と四季折々、諸行無常、いちゃいちゃ。
安定の面白さ。
今作は珍しく、芦屋道満が好きになるシリーズあり。
あとがきにて、このシリーズももう30年近く続けられていると知る・・・凄いな。
博雅の「季節が過ぎるたびひとつ歳をとる・・・」みたいな台詞がゲシュタルト崩壊するからっ!

2015/05/29 11:40

投稿元:ブクログ

陰陽師 蛍火の巻。

蘆屋道満が登場する話が多かった。
京の都以外の場所を舞台にした話を書きたくて、とのこと。
実は結構、道満、好き。
ある意味、ツンデレなところが。
これで見目麗しいおじさまだったら、道満ファンになるところ。
「仏のするところじゃからな・・・」は好きな場面の一つだ。
そして、相変わらずの清明と博雅のイチャイチャぶりが、とても良い。
博雅の言葉にはにかむ清明とか、ね。

変わらず、ずっと続いて欲しいシリーズです。

2015/02/13 14:18

投稿元:ブクログ

不動の安定感!しかも今回はベーコンレタス臭まで濃厚に漂ってるし(笑)獏ちゃんののりのり感がたまらないww

2015/04/01 07:31

投稿元:ブクログ

うーん。全体的に小粒な感じがした。
今回は蘆屋道満が主人公の話が多かったのだが、
個人的には博雅が主人公の話が好きなので
そのせいかもしれない。

2015/09/17 09:57

投稿元:ブクログ

陰陽師シリーズ。

長寿シリーズだけど、最初から全然雰囲気が変わらないのってすごい。晴明と博雅のやり取りから始まるのもいつものことだけど、マンネリで飽きたと思わず、むしろ冒頭のその場面を期待を込めて待ち構えているほど。そんな中、今作は道満が主役の話も目立った。後で作者のあとがきを読むと、なるほどなぁって感じ。晴明、博雅が大好きなのはもちろんだけど、このシリーズの道満の立ち位置、本当に大好き。完全なる正義ではないけど、悪でもない。単なる酒好き?このシリーズを読むまでの道満のイメージを良い意味で見事に覆してくれた。
お話としては「仰ぎ中納言」が一番好み。素敵過ぎな展開だった。

2014/12/30 23:16

投稿元:ブクログ

『陰陽師』シリーズも14冊目か…。
足かけ30年書き続けられているんだそうですが、自分自身、30年間読み続けている作家さんはこの人くらいかも知れません。
いつもの晴明・博雅コンビもいいけれど、今回は蘆屋道満がいい活躍をしていました。
あまりマンネリ感も無く、面白く読むことができました。

2016/05/21 09:16

投稿元:ブクログ

2013〜14年に「オール讀物」に掲載された7話の単行本化で、シリーズ13作目。

珍しく清明も雅博もも登場せず、都以外で蘆屋道満が人を助ける話が多い。

「山上の贄」常陸と陸奥の境の焼山の関で命を落とした夫に会うため都から一人で来た女の危機を救い、夫に会わせるために山の神である大青猪子の青物主を呼び出して眷属となっている夫の霊に会わせるが、夜が明けて夫が去ると女は命を絶ち、青物主は女も眷属に加える。不思議と心に残る話。

「花の下に立つ女」雅博が六条河原院の桜の前で笛を吹いていると毎夜女が悲しそうにただ立っていた。その桜が切られることになったと雅博が晴明のもとを訪れると、晴明は桜の枝を庭に挿しており、根がついて雅博の屋敷に移して花をつけて、笛を吹くと童女が現れて頭を下げて微笑した。

2015/01/31 21:09

投稿元:ブクログ

相変わらずの安定感ではあるが、物語の前後関係が全く分からず、いったい何度の桜の花をめでるシーンがあるのだろうと思われるが、主人公たちが年を経た感もないので、ここまで来ると、もはやサザエさん状態なので、どこまで続くかわからないが、他のシリーズとは違って完結しない物語として、ゆるゆると書き続けていただきたい。最後までお付き合いしたい。