紙の本
悩めるサラリーマンは是非お読み下さい
2015/09/20 00:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KU - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の言いたいことは、そもそも出世する人は、社内での評価も超越しているから人事評価を気にしない、というような事ではありません。悩めるサラリーマン諸氏、是非ご一読を。
紙の本
とても参考になりました
2015/02/04 00:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社の中での人事評価がどんなものなのかということがよく分かりました。大企業と零細企業との差はあると思いますが、どういう働き方によってどう評価されるのかというところが参考になりました。パーツとして働く人とパーツをどう効率的に働かすのかという考え方は非常に腑に落ちるところでした。卒業基準と入学基準の違いを念頭に置いて仕事をして行こうと思いました。それとところどころ出てくる金剛さんの物語のシチュエーションが変わっていてとても面白かったです。
紙の本
タイトル以上の中身があります
2017/05/31 12:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
評価制度についてよくわかります。特に、ただの管理職と部長以上との違いについては、この本を読んで「なるほど」と思うことが何度もありました。お勧めです。
投稿元:
レビューを見る
出世のために人事評価を気にしない、
という言葉にとらわれてはいけない。
破天荒であればよいとかそういうものではない。
本当の目的に向かって何をすべきかを見つめた上で、
自分の強みをみがき、
時には(短期的な)評価に繋がらなくても信念に基づいて行動する。
管理職前の人にとってもひとつ考える材料になるとともに、
人事、評価者側も一度人事制度であったり、
それを受けた運用をみなおしてみるのによいきっかけだと思う。
投稿元:
レビューを見る
知ってそうで意外と知らないことも多かった。
意識するのと、しないのではオジサマになったとき大きな差になりそう。知れてよかった。
会社の人事制度このまんまだし。
評価する側の視点を知ることは価値がある。
合間に載ってる小説のような話がおもしろい。
投稿元:
レビューを見る
出世する基準は決まっているという。出世しなくても、年齢を重ねていく中での働き方を示してくれているのではないかと思う。読んでいくと、会社に評価されるとはこういうことかと仕組みがわかって割りきれる部分もあるし、会社に過度な期待をせずに自分の中で芯をしっかりもっていれば大丈夫なんだと組織の中で働くということがもっと楽になるのではないだろうかと思える1冊。なかなか今までに読んだことのない視点の話だったので新鮮だったしためになっておもしろかった。
投稿元:
レビューを見る
出世の典型的なプロセスを知ることができた。曖昧な印象をもつ企業の評価基準もある程度書かれていて、意外と有用だと思った。役職定年という概念は初めて知った。
投稿元:
レビューを見る
出世に関する裏事情がわかる。「管理職以上への昇進からは評価基準が変わる」など、今まで知らなかったことを知ることができたが、かと言って「人事評価を気にしない」とまで思えるかというと、それは難しいと感じる。
投稿元:
レビューを見る
大阪市の人事担当特別参与も務める著者が、人事コンサルの目線で会社における選抜の仕組み、ゲームのルールを語ったもの。
30代半ばの課長世代がターゲットのようで、課長手前までの選抜ルールは卒業資格、部長以上の選抜ルールは入学資格、という違いを主題に「だからゲームのルールを知って戦略を変えろ」と訴えかけています。
余談ではありますが、著者の好みか、「ストレスは変化から起きるので、最初から"平日は家でメシを食わない"と決めてしまえばストレスは発生しない」などハードワーク礼賛の風がありますが、同じロジックで定時帰宅派の理論を裏付けることもできるので多様な読み方ができます。
同じ論法で定時帰宅派ならば、「残業はしない」「飲み会には行かない」と決めてしまうことで同調圧力や判断コストから解放されます。
以下、本文より。
○もしあなたが20代で何の役職にも就いていない状況であれば、私はあなたに人事評価制度を理解して行動することをお勧めする。…人事評価制度とは、ビジネスというゲームのルールだからだ。ルールを熟知して使いこなせば、もちろんゲームで勝利しやすくなる。
○「使われる側」で評価されるスキルと、「使う側」に必要な能力は全くの別物
○優秀なパーツであり続けることが、出世の条件じゃない。
○上から見ればいい駒なんだな、お前は。駒は飼いならして乗りこなすもんだ。でも、駒と横に並びたいとは思わないもんさ。出世したければ、駒じゃなくて乗り手であることを見せなきゃな。
○振り返ってみれば、今までは自分の評価を高めるためだけに行動していたように思う。だから周囲が見えず、周りにどう思われているのかに気づいていなかった。扶桑が言うように、たしかに以前の自分がもし部長になっていたら、他の営業課長たちは誰も言うことを聞かなかっただろう。
○アセスメント基準
◇経営層への昇進基準
・ビジョン
・戦略性
・勝利へのこだわり
・ビジネスモデリング
・人材マネジメント
◇管理職への昇進基準(経営層への昇進基準に比べて限定的かつレベル感が異なる)
・課題認識
・目標達成
・数値管理
・部下育成
投稿元:
レビューを見る
昇任の際に考慮される卒業条件と入学条件のメタファーは理解しやすかった。つながりと質問を意識して勤めたい。
投稿元:
レビューを見る
「使われる側」から「使う側」への変化について書かれているが、私はまだまだ使われる側だと思う。
どうしても細部にこだわり過ぎて大局感が備わっていない気がする。
作中のドラマ仕立ての内容には、興味をそそられました。
投稿元:
レビューを見る
人にあまり聞く事の出来なかった評価制度がわかった。今、自分が何を準備しなければいけないのかを、把握できた。
投稿元:
レビューを見る
気恥ずかしいタイトルだけど中身は結構まとも。ここでの「人事評価」とは「使われる側」としての評価のこと。係長・課長まではそれまでの成績で選ばれる(卒業基準)。しかし、それ以上への役職には、その職務にふさわしい能力があるかどうかで選ばれる(入学基準)。「ある時点で「選ばれるルール」は変わるんですよ。そこを意識して自分の仕事を考えましょうね」、という本。「ルールに従う側」から「ルールを作る側」に。それはマネジメントを目指す人だけでなく専門職の道を進む人であっても同じ。「プロフェッショナルとは、明確な専門性があることに加えて、具体的な収益価値を生み出す職種である」という指摘に納得です。
投稿元:
レビューを見る
課長までとそれ以降の出世の仕組みには違うものがあることが分かる。
課長までは自分の仕事を結果として残すことが大切だけど、部長から上は組織がどこへ向かっていくかを常に意識し、上を見つめて仕事ができる人が出世していくことが分かった。
とてもいい本だった。
投稿元:
レビューを見る
社内の人事評価と昇進についてすっきりした
考課はある時期で基準が変わる!
・平社員・主任・係長(企業によっては課長)まで
卒業基準=一定レベルに仕事が達しているか。
査定内容=期日を守る、高品質なアウトプット
・部長、役員
入学基準=ポジションの職務を運営できるか
査定内容=経営的な素質があるか、高所からの運営
社員側と運営側では求められることが異なるので、平社員で低い人事評価のものでも運営側に抜擢される!
そんなこと、会社に入った時の考課制度として教えてもらわなかったよ~