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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/11/18
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/454p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-327517-6
紙の本
波の音が消えるまで 上
著者 沢木 耕太郎 (著)
老人が遺した一冊のノート。たった一行だけ書かれた、「波の音が消えるまで」という言葉。1997年6月30日。香港返還の前日に偶然立ち寄ったマカオで、28歳の伊津航平は博打の...
波の音が消えるまで 上
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商品説明
老人が遺した一冊のノート。たった一行だけ書かれた、「波の音が消えるまで」という言葉。1997年6月30日。香港返還の前日に偶然立ち寄ったマカオで、28歳の伊津航平は博打の熱に浮かされる。まるで「運命」に抗うかのように、偶然が支配するバカラに必然を見出そうともがく航平。謎の老人との出会いが、彼をさらなる深みへと誘っていき…。緑の海のようなバカラ台には、人生の極北があった。生きることの最も純粋な形を求めて、その海に男は溺れる。【「BOOK」データベースの商品解説】
香港返還の前日に立ち寄ったマカオで、航平はバカラの熱に浮かされる。まるで「運命」に抗うかのように、偶然が支配するバカラに必然を見出そうともがく。謎の老人との出会いが、彼をさらなる深みへと誘っていき…。【「TRC MARC」の商品解説】
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書店員レビュー
波の音が消えるまで
ジュンク堂書店新潟店さん
著者の代表作のひとつ「深夜特急」を読んだ方なら、バカラとマカオが舞台になると「おっ」となる方も多いでしょう。
私もその一人です。
波をキーワードに話は展開します。ギャンブルに絶対の勝ちはないわかっていながらも、バカラの本質を探して、少しずつバカラの波にのみこまれていく。その様はとても冷静に描かれていると感じます。この冷静さが沢木耕太郎さんの文章なのだろうと思い、読み終えました。