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九年前の祈り
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/12/16
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/221p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-219292-7

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紙の本

九年前の祈り

著者 小野 正嗣 (著)

三十五歳になるシングルマザーのさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。何かのスイッチが入ると引きちぎられたミミズのようにのたうちまわり大騒ぎする...

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九年前の祈り

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商品説明

三十五歳になるシングルマザーのさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。何かのスイッチが入ると引きちぎられたミミズのようにのたうちまわり大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった。表題作「九年前の祈り」他、四作を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

35歳になるシングルマザーのさなえは、幼い息子をつれて、海辺の小さな集落に戻ってきた。息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、9年前の「みっちゃん姉」の言葉だった…。表題作など全4作を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

「握っていなければならぬ貴重な手がふと離れてしまうとき、あたりにたちこめるとりとめのない時間は、甘美な苛酷さへとまがまがしく変容する。その一瞬に立ちあった者の心の乱れは、容易にはおさまるまい。『九年前の祈り』は傑作である。」─蓮實重彦氏
「彼女が水辺で、異次元に生きているかのようにも思われる息子と、突然に手をつなぐ。その電撃的な清冽さによって、この小説は尊い。」──朝日新聞・片山杜秀氏

「『現代』と『神話』の同居しているところに作品の愉悦がある」──毎日新聞・田中和生氏

「最も力のある作品」「悲しみに折れない人間の手応えが伝わってくる」──東京新聞・沼野充義氏

「すべてのものを飲み込んでしまうおおらかなたゆたいの中で、小さな粒を、一つのメルヘンとも呼べる澄んだ真珠に育て上げた。」──読売新聞・待田晋哉氏


など、各紙文芸時評で絶賛された傑作!


三十五になるさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。希敏の父、カナダ人のフレデリックは希敏が一歳になる頃、美しい顔立ちだけを息子に残し、母子の前から姿を消してしまったのだ。何かのスイッチが入ると引きちぎられたミミズのようにのたうちまわり大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった──。
九年の時を経て重なり合う二人の女性の思い。痛みと優しさに満ちた〈母と子〉の物語。【商品解説】

収録作品一覧

九年前の祈り 9−114
ウミガメの夜 115−148
お見舞い 149−197

著者紹介

小野 正嗣

略歴
〈小野正嗣〉1970年生まれ。大分県出身。パリ第8大学Ph.D。立教大学文学部文学科文芸思想専修准教授。「水に埋もれる墓」で朝日新人文学賞、「にぎやかな湾に背負われた船」で三島由紀夫賞受賞。

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みんなのレビュー70件

みんなの評価2.9

評価内訳

紙の本

この人の今後は?

2015/10/23 16:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞受賞作で、新聞各紙では文芸評論家が絶賛、となれば読まぬわけにいかないが、現代と神話がリンクしたり、やたら比喩が多かったりで、やや凝り過ぎかなという感じ。異性からみたシングルマザー、それだけでも十分に成り立つ話と思ってしまうのは、凡人だからか。

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2015/04/23 08:13

投稿元:ブクログ

わたしは女の人がかいたお話じゃないと理解できないのか、と思うくらいさなえには共感しないけど、「手を放したらいけんかったのに!」はよかったな。

2015/05/16 18:03

投稿元:ブクログ

常に思うのが芥川賞受賞作品の読解の難解さである。
四つの話は「祈り」というキーワードで九年という時を経て繋がっている。
多くの哀しみや苦しみの中で生命に対する祈りはその都度、輝きを放っているように思う。
優しさや愛情と同じくらい、心の痛みや苦しみもあって、その中で淡々と生きる大変さに息苦しささえ感じた。

2015/11/02 10:55

投稿元:ブクログ

日本の田舎を舞台にしているが、自然に外国が出てくるのが国際化の時代を象徴している、そして土地の力(日本の田舎の)を感じる、という触れ込みに魅かれて読んでみた。確かにその通り。するするっと読めるが、けっこうあっさりで印象が薄かったかも。

2015/07/03 14:25

投稿元:ブクログ

152回芥川賞受賞作。文章表現が綺麗だと思ったり分からなくてモヤモヤしたり。九年前の祈りより、他の短編の方が読みやすいかも。田舎の感じは分かる。あるある。

2015/10/13 22:26

投稿元:ブクログ

海辺の小さな集落に住む人々をめぐるお話。
第152回芥川賞受賞作品。

実は、ちょっとだけ苦手な部類の作品。
風景とか心理とか、素晴らしい描写力で、引き込まれる。
・・・のだが。
底なし沼にハマったような気分になっちゃうんだよね。
その理由としては、田舎の持つ、あの独特の雰囲気を知ってるから、かも。
暖かさ、閉塞感、ねっとり感、息苦しいからこその安心感、そういうなんとも言えない感じを、自分は知っているから。
そこからの脱却を試みた過去があるからだと思う。
だからこそ、登場人物が身近に思えて、苦手なんだと思う。
そういうものを表現してる、という意味では素晴らしい作品なんだろう。
あとは好みの問題。

登場する人々、みんなちょっとづつ不幸せで、でも、その哀しみが人の人生なんじゃないかな。

表題作「九年前祈り」のさなえとみっちゃん姉、二人の母親の神聖な祈りが印象的。

2015/06/11 10:52

投稿元:ブクログ

芥川賞受賞作品。病気のお兄さんに向けて書いた作品だそうだ。
大分県佐伯市が舞台で、「九年前の祈り」の他、「ウミガメの夜」「お見舞い」「悪の花」の三篇。少しわかりにくかったが、みっちゃん姉の祈りは心に残った。

2015/03/26 13:42

投稿元:ブクログ

読みにくくはなったけれど、これで終わり?
解決されないままの病気やら母親との関係やら子どものことやら純文学だからこれでいいのか・・・

2015/08/14 12:32

投稿元:ブクログ

小さな漁村の人々の悩みや想いについての作品。
独特の空気や色でおおわれた田舎ならではの人間関係を描く。

過去を思いだし、いつまでも同じ想いから抜け出せない人の常を時系列を行きつ戻りつ難しく書かれていた。

主題は見えにくい作品

2015/05/17 14:59

投稿元:ブクログ

本書は、表題の「九年前の祈り」から始まり、「ウミガメの夜」「お見舞い」「悪の花」という構成で、独立した物語のように思えるが、それぞれの物語が交錯している。
しかし、書下ろしではないので、短編として読むことも可能と言いうことだろうか。

淡水の中をたゆたっているような、朧げなそして頼りなさげな印象で、私の好みではなかった。
文章も少し説明し過ぎな感じがして、神経質な印象を受けた。

ただ、舞台となっている大分県佐伯市は素敵なところなんだろうなと思った。

今の私にはしっくりこなかった。

2015/06/20 14:21

投稿元:ブクログ

芥川賞受賞作。
国際結婚して産んだ美しい息子が発達障害児だった早苗。
離婚して小さな漁村に戻ってきた。

その小さな漁村で暮らす人々の連作短編集。
閉鎖的で人間関係も濃く息詰まるような感じ。
なんとも重苦しい話が多かった。

2015/03/16 13:34

投稿元:ブクログ

日本の母、カナダの父
間に生まれし希敏(ケビン)はハーフである
父の美貌を受け継いでいて、多くの人に愛される
だが、みんななんにもわかっていない
ケビンはその内面に、荒ぶるミミズを宿しており
これがひとたび暴れだすと、手のつけようがないのだった
父はそんなケビンを見捨てて、いずこかへ蒸発する
母と、母方の祖父母は途方にくれるしかなかった
経済的にはなんとかなるにしても
はたして、自分たちはこんな子供をきちんと育てていけるのか
一見あったかく見える社会だが
その実、異物にはひどく冷淡
それどころか、ちょっとした周囲との差異をとらまえて
異物のレッテルを貼り付けることに、喜びすら覚えてしまう
そういうサディスティックな本性について
彼女たちは無自覚ではない
そんな中で、老人の心と身体はどこまで持つだろう
自分たちがいなくなったら
この子はひとりで生きていけるのだろうか?
将来的に希望は薄い
ただ今は、背後に立つ悲しみの囁きに耳をふさいで
なんとかやりすごすだけである
そうしていれば、時にはケビンが天使に見えることもある
それだけが慰めだ

むかし一緒にカナダを旅した「みっちゃん姉」もまた
やはり発育の遅れがちな息子を抱えておろおろしていた
たまたま入ったカナダの教会で
信徒でもないくせに異国の神を熱心に拝むみっちゃん姉が
聖母の姿にでも重なったのだろうか
両親や、地域住民との関係性にうんざりしていた主人公が
外国の男に救いを見出した、そのことに理由があるとするなら
そのときの体験がもとになっているのかもしれない
…それは、かつてグローバルに憧れた日本人の
ひとつの末路であった
世間体に支配される世の中で、押さえ込まれた心のやり場のなさ
一口に言えば閉塞感
それによってギリギリまで追い込まれた人の選択を
しかし、安易と責めることはできない
ミレニアムの前後
誰もが自由主義に夢を見た時代というのが、確かにあった
しかしそれが「無責任」と表裏一体のものだったなんて
親切に教えてくれるほど自由の使徒は甘くない
つまり食い物にされたのである
せっぱつまった心、そして無知につけ込まれたのだ
そんな現実に対して、文学にできることは限られている
あえて安易な救済を持ち出すことなく
時に寄り添うようにして見守ることだけ
ここでの文学は「悲しみ」にほかならないのだった

またこれは
ガルシア=マルケス「予告された殺人の記録」との相似において
語りうる作品でもあるだろう

2015/06/22 10:59

投稿元:ブクログ

標題作の中編1編、他短編3編。
大分県の忘れられたような過疎の漁村を舞台に、少しずつ人物も重複しながら、現在と過去をごちゃ混ぜにした、どうかすると妄想も混じっての心象小説。とにかく暗い気分が全体に漂うが、どこかに静謐な光を感じさせる。まあ、芥川賞らしい小説とは言える。

2015/06/20 14:08

投稿元:ブクログ

表題は芥川賞受賞作。

あたしの中では、
円城塔さんと同じカテゴリー。

「掴みにくい文章と苦手な不思議感」

無礼千万だな、オレ。

でも、表題作の過去と現在が繋がる感じは嫌ではなかったし、小さな希望に光を感じられた事が嬉しい。

2015/02/23 13:17

投稿元:ブクログ

芥川賞らしいといえばらしいのだが、読み手によって持つ感想は様々であろうこの作品。
第152回芥川賞受賞作。
初見です、小澤さん。
読みにくいわけではないのに、難解なのは物語の繋ぎ方かな。
シングルマザーのさなえとカナダ人との間にできた息子、希敏(けびん)。
泣いて騒ぎたてる希敏をミミズに例えた表現、わたしは好きですねー意地が悪い感じが
読後があまり心地よくなくて結果として好みではなかったです。