「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
清冽 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫)
著者 後藤 正治 (著)
【桑原武夫学芸賞(第14回)】詩集「倚りかからず」などで広く知られる詩人・茨木のり子。日常的な言葉を使いながら、烈しさを内包する詩はどのように生まれたのか。彼女の生涯と、...
清冽 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【桑原武夫学芸賞(第14回)】詩集「倚りかからず」などで広く知られる詩人・茨木のり子。日常的な言葉を使いながら、烈しさを内包する詩はどのように生まれたのか。彼女の生涯と、数々の詩を生み出した清冽なる精神に迫るノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
このタイトルの、なんと的確なことか
2019/06/18 21:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
茨木のり子には、その詩に出合う前に、ローティーンの頃、『うたの心に生きた人々』という著書で出合っています。
この本で私は山之口貘という沖縄詩人に出合いました。
茨木のり子自身の詩は『自分の感受性くらい』や谷川俊太郎選の『茨木のり子詩集』(岩波文庫)を読んだぐらいで、あまり熱心な読者ではありませんでした。
後藤正治の『清冽 詩人茨木のり子の肖像』を読むと、もっともっと長生きして詩作を発表してほしかったと思います。
この評伝の「清冽」というタイトルの、なんと的確なことか。
沖縄の雨に濡れて波打った文庫本を、帰りの飛行機の座席で開き、読み終えるのを惜しむようにしてゆっくりページをめくりました。
あとがきから解説まであますことなく読みました。
そして、『茨木のり子詩集』をじっくり読み直そうと思いました。