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統治新論 民主主義のマネジメント (atプラス叢書)
国家といかにつきあうか。主権を超えていく統治、主権概念の起源とその問題、立憲主義と民主主義再考などをテーマに、近代主権国家とその統治のあり方を、歴史および思想史の観点から...
統治新論 民主主義のマネジメント (atプラス叢書)
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商品説明
国家といかにつきあうか。主権を超えていく統治、主権概念の起源とその問題、立憲主義と民主主義再考などをテーマに、近代主権国家とその統治のあり方を、歴史および思想史の観点から語り合う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大竹 弘二
- 略歴
- 〈大竹弘二〉1974年生まれ。南山大学外国語学部准教授。専門は政治思想史。著書に「正戦と内戦」など。
〈國分功一郎〉1974年生まれ。高崎経済大学経済学部准教授。専攻は哲学。著書に「スピノザの方法」など。
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『統治新論』
2016/05/31 18:44
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投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る
副題に「民主主義のマネジメント」とある。
筆者の2人は共に1974年生まれ、片や政治思想史を専門とし片方は哲学を専門にする。
現代の政治が混迷を深めている中でいかにあるべきか?を問う2人の対談である。
話は広範に及ぶが要は主権、憲法、民主主義、新自由主義を民主的な根源から問い直す二十一世紀の政治哲学と、帯にある通りだと思う。
「民主主義なき立憲主義は空虚であり、立憲主義なき民主主義は盲目である」と言う大竹氏の発言があるがこの言葉が全てを集約しているように思える。
20世紀の各国の政治体制を見ながらその理念や範とする法律などに依拠してこれからの問題点を指摘している。
様々な立場を踏まえて、何がベストかと言うよりはモア・ベターであるかを探る2人の話は非常に興味深い。