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紙の本
蛇変化の淫 (講談社文庫 素浪人半四郎百鬼夜行)
著者 芝村 凉也 (著)
江戸に怪蛇が出没。老人・聊異斎は来る大きな変異の兆しだと仄めかす。男を殺して逃げた女が身を隠した奥山の見世物小屋では、大蛇を抱えた妖艶な巫女の舞が催されていた。女の不幸な...
蛇変化の淫 (講談社文庫 素浪人半四郎百鬼夜行)
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商品説明
江戸に怪蛇が出没。老人・聊異斎は来る大きな変異の兆しだと仄めかす。男を殺して逃げた女が身を隠した奥山の見世物小屋では、大蛇を抱えた妖艶な巫女の舞が催されていた。女の不幸な境遇を透視できるという巫女・斎姫女。複雑怪奇な「蛇」の謎が次第に露わになる。半四郎の妖刀が火を噴く!【「BOOK」データベースの商品解説】
江戸に怪蛇が出没。老人・聊異斎は来る大きな変異の兆しだと仄めかす。男を殺して逃げた女が身を隠した奥山の見世物小屋では、大蛇を抱えた妖艶な巫女の舞が催されていた。複雑怪奇な「蛇」の謎が次第に露わになり…。【「TRC MARC」の商品解説】
2015年版「この時代小説がすごい!」(宝島社)書下ろし部門第5位
妖艶な蛇踊りの裏に怪異がひそむ。江戸の怪異退治隊(ゴーストバスターズ)出陣!
丹精かつ美しい筆致と、背筋が凍るほどの恐怖。―末國善己(文芸評論家)
藩を首になった素浪人の榊半四郎、謎の老人・聊異斎と小僧・捨吉。江戸の怪異に立ち向かう好評シリーズ第三弾。
出会い茶屋で商人風の男が殺された。下手人のお哉(かな)は長屋に亭主を置いて姿をくらます。浅草寺境内の芝居小屋で踊り子として紛れ込んだ女の悲惨な末路―「蛇髪変容」
突然店の主が何者かに取り憑かれ、修験者と半四郎でその遣わすモノを探る―「土瓶(トウビョウ)遣い」
女に誑かされた末帰らない跡取り息子を心配する主をも惑乱させる土瓶遣いが暗躍する―「龍女狂乱」
蛇の化身”カカ様”とその娘、蛇巫女の正体が露わになる―「炎龍飛翔」
市井の時代小説の味わいを保ちつつ、江戸を襲う幽玄かつ壮大な伝奇世界が展開する!【商品解説】
目次
- 序
- 蛇髪変容
- 土瓶(とうびょう)遣い
- 龍女狂乱
- 炎龍飛翔
- 解説―末國善己
収録作品一覧
蛇髪変容 | 18−93 | |
---|---|---|
土瓶遣い | 94−151 | |
龍女狂乱 | 152−238 |
著者紹介
芝村 凉也
- 略歴
- 1961年、宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代は映画サークルでシナリオ作成に熱中、二十数年のサラリーマン生活を経験した後、2011年『返り忠兵衛 江戸見聞 春嵐立つ』(双葉社)でデビュー。「返り忠兵衛」シリーズは好評を博し第15巻『天風遙に』で堂々の完結。確かな筆力と個性的な人物造形で今後の活躍が期待される時代小説作家の超新星。
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