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商品説明
「論壇」「文壇」とは何か。「批評」はいかにして可能か。日本の言論を支えてきたインフラやシステムの生成過程に立ちかえり、論壇時評、座談会、人物批評など各種フォーマットの来歴の精緻な総括に批評再生のヒントを探る。〔「定本批評メディア論」(岩波現代文庫 2024年刊)に改題改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大澤 聡
- 略歴
- 〈大澤聡〉1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。近畿大学文芸学部講師。専門はメディア史。各種媒体にジャーナリズムや文芸に関する批評・論文を発表。
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書店員レビュー
人文書書評
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
「ヂャーナリズム」「文壇」の勃興期であった戦前日本に立ち返り、批評とは何か、何であったかを徹底的に論証する。
三木清『批評の生理と病理』から、「精神のオートマティズム」という言葉が引用されているくだりにはっとさせられる。
主体をメディアにあけ渡して思考のマニュアルになり下がった批評のありように警鐘を鳴らし、インターフェイスのむこう側への想像力を喚起する一冊。